神戸の「布引ハーブ園」に行こう(2003年 秋)


夢風船の中から


マリア・カラス


一面のセージ


芝生の広場へ至る階段


「ハーブ園へ行こう」、秋のお届けです。

いい気候です。 風になびくコスモスが見たくなって行って来ました。
折しもセージ・フェスティバルの最中で、園内は各種セージの花が見事に咲き誇っていました。 写真(左柱上)は夢風船の中から駅に到着直前を撮ったところ。
園内にはハロウィンのジャック・オー・ランタンも。

又会ったね、「マリア・カラス」。 素晴らしく美しいバラ。
他のバラと異なり、夏の疲れを感じさせず、花も見事な大輪。 まるでプライドの高い美女のよう。 今年の秋に見たバラの中でも最高に美しい。

今回初めて(!)ガラスの温室内にあるカフェテリアで一服してみました。
従業員一人きりの忙しそうな喫茶店でしたが、従業員の方は、ソツなく丁寧でとても好感度大。 クマンバチも飛び込んでくる、一寸スリリングで、山の中のしかもお洒落な喫茶店って、そうは無いもの。 今日のハーブティーは、レモンセイジスカッシュ400円。 ハー、すっきり。

一面のセージ。 ブルー系でまとめられていて、とても綺麗。 
花畑って、仕切る妖精が居るんじゃナイだろうか、といつも思う。 皆こっち向いて〜、背はこの位ね〜、いい?こっち少し赤み強くして!・・・なあんてね。

標高が高いということは、それだけお日様に近いんだなあ、等と漠然と思ったりする。
だって、吹きぬけてゆく風は冷たいのに、肌に当たる日の光は少し痛いほど。

愛の像の背景も、ベゴニアからカランコエに変更。 これから長く冷たい冬を越す為の準備だね。

でもまだまだ良い気候なものだから、ほら、エンジェルス・トランペットもごらんの通り。

さて、お目当てのコスモス。
恐らく本格的な見頃はこれからだと思います。 早生種ではないけれど、背も高すぎず、大輪で、揃い咲き。
風にそよぐあなた達を見ると優しい気持ちになるのはどうしてかな。
何故か頑張らなくちゃ、って思うのよね。 花言葉の「野生美」そのままの美しさだよね。

そして秋のこの時期、どこででも漂ってくるけど、嫌いな人は恐らく居ないだろう香りを提供してくれる金木犀。 
郷愁とセットになって、素晴らしい清涼感を与えてくれる。 その昔、密かにハンカチに忍ばせた子供の頃を思い出します。

恒例になった花文字のコーナー。 「SAGE FESTIVAL」と、あります。ジニア・プロフュージョンと、アキランサスとで綺麗に作ってありました。 手前のSAGEのEが判りますか?

風の丘公園駅の芝生の広場へ至る階段。 両脇にコスモス、青い空、美しい秋のハーブ園です。(写真:左柱一番下)

山から下りて、Oh Cafeで一休み。 (神戸で一休みのページを参照) オーダーした有名なビッグ・パフェ! 雪だるまさんコンニチハ。

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