斉藤康彦

[ディスコグラフィー]
 *シングル*
「もどかしさもSOMETIME」   西村達郎/馬飼野康二/馬飼野康二
 C/W 「イニシャルS」   松本一起/馬飼野康二/馬飼野康二
   ビクター SV−7084 1981.
「 U 」   松田侑利子/馬飼野康二/馬飼野康二
 C/W 「かがやきハイ・ヌーン」   西村達郎/馬飼野康二/馬飼野康二
   ビクター SV−7127 1981.
 *アルバム*
『青春シャワー』
   ビクター SJX−30076 1981.07.05.

「新八」出身の人。実際の人気はあったのかなぁ、何だか盛り上がりに
作為的なものを感じますが、何故かたのきんに続き「ただいま放課後」
の主役に。ちなみにジャニーズではなく劇団若草所属です。「ただいま
〜」の方は主役がこの方なんで共演もショボいメンバー構成だったよう
な気がしますがなんとっ!私の大大大好きな青葉久美ちゃんが共演
してたのでした(といっても“その他の同級生C”くらいの役でしたが)。
シングルはどうもマッチを狙ってるような青春系マイナーアップテンポの
曲で、ドラマの主題歌だったデビュー曲は耳にした回数が一応多いので
聞き慣れてるといった感じ。セカンドは出だしがヘンな分だけその後の
普通なメロがつまんなさを倍増させてるかも。リフからのサビ展開の部
分はカッコいいです。1stB面の「イニシャルS」がちょっと気持ち悪い。
ロッカーにSのイニシャルが入ったタオルが入ってて、それは誰からの
プレゼントなのか?という歌なんだけど、イニシャルがSの女からだと思
いこんでるトコロが不思議。そりゃオマエのイニシャルじゃねーのか?
しかも思い浮かべるオンナの子の名前に「スージー」とか「セーラ」とか
いう名前が…外専なのかオマエは?夢みる少年ってステキ!

下山公介

[ディスコグラフィー]
 *シングル*
「裸足のソルジャー」   売野雅勇/井上大輔/鷺巣詩郎
 C/W 「男たちの地図」   売野雅勇/井上大輔/鷺巣詩郎
   東芝イーストワールド WTP−17711 1985.05.01.
「怪傑男伊達」   吉元由美/長沢ヒロ/入江純
 C/W 「バイクとルージュ」   橋本淳/筒美京平/瀬尾一三
   東芝イーストワールド  WTP−17786 1985.10.19.

下山クンは良かったね〜!殆ど歌うところは見られなかったけど。
デビュー曲はテレ東系アニメの『六三四の剣』主題歌。アニメ主題歌
らしい部分もあるけどこれはかなりデキた曲でお気に入り。彼の
歌い方はマッチというか山本陽一を思い出すようなガナリ系ですが、
山本クンの脳天気な感じはなく、やはりB級を自覚しているのかどこ
となく控えめな部分が好感持てます。ジャケットもド田舎から上京
したばっかの純朴青年という感じでナイス!リンゴほっぺですよぉ!
よくぞこの写真を選んだ、という感じですがさらにアニメの方を一応
裏ジャケ扱いしてるのには恐れ入った。アイドル人気の方を優先させ
たかったのでしょうか?だったらこの写真は使うべきではないかも。
その辺を反省したのかまさかのセカンドシングルでは豹変、というか
都会の蜜の味を知った純朴青年が足を踏み外した、といった感じに
仕上がっております。曲も前曲のストレートな部分は皆無のような
ヘナチョコソングに。でも結構好きなんですが。B級としてはトータル
にまとまってると思います。B面は円道一成のリメイク。円道ヴァー
ジョンは未聴なのですが、よく探してきたなという感じ。もうちょっと
ぶっきらぼうに歌ったほうがよかったかもしれません。
その後は「ポップマガジン」の司会をしてた所までは覚えてますが、
いつのまにか消滅。生粋のB級男性アイドルとして期待してたのですが
これくらいで止めといた方が本人の為には良かったんでしょうね。









宮田恭男

[ディスコグラフィー]
 *シングル*
「ガール」   岡本おさみ/財津和夫/船山基紀
 C/W 「眩しいSchool Days」   有川正沙子/財津和夫/飛沢宏元
   ビクター SV−7180 1981.
「バースデイ事件」   有川正沙子/田中弥生/新川博
 C/W 「青春の一番熱い日」   松井五郎/田中弥生/奥慶一
   ビクター SV−7206 1982.
 *アルバム*
『467−6812 YASUO』
   ビクター SJX−30317

何かのコマーシャルで一躍有名になったんですが、何のCMだったっけ?
お菓子だったのは憶えてるけど…、という位の印象の人で個人的には
興味は無かったのですが、聞き返してみるとなかなかいいかも。♪ガール
の音程のスゴさは当時でも話題になりましたが、通して聴くと本人の一生
懸命さは伝わってきますね。しょっぱなからオト外してるし聴き応えあります。
ジャケットの写真写りはまるで60年代のような古さですがこれは本人の
ルックスがそうだから仕方ない。逆にセカンドの目張りは如何なものか?
ドーランもばっちりで気持ち悪〜。曲は前曲で散々叩かれたので練習した
のでしょうがちょっと違う方向に行ってしまったような気がします。前半は
ブリッコ、後半にはヘンなこぶしも入ってしまって、それをマッチぽくまとめて
るのは許される歌唱法だったのでしょうか?スタッカートで歌うのは音程の
ゆらぎを止める為のものでしょうが異常さのほうが優先されてる気がします。
アルバムは残念ながら未聴、こんなんばっかりだったんでしょうか?それは
それで怖いもの聴きたさで一度くらいは挑戦してみたいかも。
シングル2枚・アルバム1枚でようやく歌手が合ってないことを自覚し、その
後は俳優に専念。今もいらっしゃると思います。俳優としてはいいモノを
もってたような気がしますので頑張ってください。

追記>CMは“S&B パフスティック”、「パフィじゃん!」とか云ってましたな。
俳優はやめられたそうで、その後実家を継いだあと、普通のリーマンになってるそうです。
あの人は今的番組に出てたそうですが、見たかったなぁ…
なお、アルバム画像はつば翔ん様よりご提供頂きました。






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