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その他の男性アイドル

SHYナ・ガール   長江健次
   湯川れい子/鈴木キサブロー/大谷和夫
C/W 心のノックは5回まで   戸沢暢子/国吉良一/国吉良一
     ポリスター 7P-87


年末のベストテンで久々に彼を見て、ソロ以降の彼の鼻につく部分がかなり改善
されていたので(というかとりあえずまだ芸能界にいるのね)登場して頂く事に
しました。イモ欽トリオで人気を得た後突然の番組降板→掟破りの復帰はまぁ
いろいろあるんでしょうから気にしてませんが、ソロデビュー曲となるこのシングルで
新たな可能性を見せておいてその後が「2度目のサヨナラ」…。全ては過去の事
なのね。「SHYナ・ガール」はイモ欽時代の曲にも引けを取らないイカした曲です。
彼の持ち味である掠れ気味の声もいい方向に出ていていつ聴いてもウキウキ感を
味わえます。こんなにイカした曲なんですもの、せめてこの曲を後藤正クンに
歌ってほしかったなぁ(オイオイ)。関係ないけど後藤クン、イモ欽卒業後にドラマ
に出てたような気がするけど俳優続けてたのかなぁ。

明日にONE WAY   中山秀征
   秋元康/高橋研/鷺巣詩郎
C/W 背中ごしのGood−Bye   高橋研/高橋研/鷺巣詩郎
     キャニオン 7A0641


確か当時の相方・松野大介クンもシングルをリリースしてたと思うけどゴメンよ。
当時からソロでの活動が目立っており、というかソロで活動をするためにコンビ
を組んだのではないかという疑惑すら感じさせるヒデちゃん。このデビュー曲で
アイドル界に殴り込み…になるわけもなく、現在の中庸タレント代表を決定づける
ような中途半端な歌でした。この人の場合、きっとおなかの中はかなりドロドロした
野望をお持ちなんだろうなぁ(芸能人なら当たり前なんだけど)という部分を隠せ
ないようで、その部分と、それが結果に結びつかないところに好感が持てます。
今の位置で満足してるのならそれもよし。頑張ってください。セカンドシングルでは
チェッカーズみたいな事をしてたような気もしますが、このシングル聴いたんだから
これ以上はご勘弁を。

横須賀不良時代   野々村誠
   大津あきら/熊谷安廣/馬飼野康二
C/W 涙のリフレイン   榊杏/馬飼野康二/大谷和夫
     RVC RHS-233


いいとも青年隊で終わってしまうのかと思ったら、「純情時代」で何とかソロ
デビュー。セカンド「倶楽部メリハリ」に続いてこの曲がサード=ラストシングルと
なります。彼には“坂上とし恵のダンナ”という以外の興味は無いのですが、
この曲はちょっと素敵。つーか曲自体はニガテ系なのですが、ナンとこの曲、
ドラマ『ポニーテイルは振り向かない』の挿入歌だったんですねぇ。かとうゆかり
や岡田奈々にシングルリリースのチャンスを与えたこのドラマ、でもまさか
野々村クンまで歌うとは思いませんでした。これでバンドとしてビッグになろうと
するドラマ、果たして成り立ってたのかしら?その負い目もあってか、盤には
挿入歌の表記はありませんでした。そんな謙虚な野々村クン、最近見ないけど
夫婦仲良く頑張ってね。

And I Love Her   野村宏伸
   
松本隆/南佳孝/白井良明
C/W ウインク・キラー   松本隆/和泉宏隆/大村雅朗
     CBSソニー 07SH2002


正直云って殆ど興味ありません。確かに美形だし、映画とかに出てもサマになると
思うし、中期のコミカル路線でもうまくボウヤぽさを出しててウマイなぁとは感じます
が、それだけ。きっと彼の中にある甘え体質っぽさが受け入れられないのかもとは
思います。なもんでこれがデビュー曲だったかどうか調べてもいないし、その後
結構シングルをリリースしてるんですが全然追ってないのでした。この曲はAクラス
の作家陣が作ってメディアでも結構流れていたけど(曲自体は好きなんですが)
彼が歌う必要性が感じられないんですね。どうせならその甘え声を最大に生かした
じゅくじゅくした曲を出してほしかったです。今からでも遅くない!
   

アマンにもなれない   花三郎
   ちあき哲也/うすいよしのり/渡辺博也
C/W ジェラシー東京
   ちあき哲也/うすいよしのり/渡辺博也
     クラウン CW-1897


うふふ。久々の大ヒット…ってこんなんばっか(笑)。79年末から80年頭にかけての
曲のようです。アゴの割れ方とうなじのホクロがセクシーだったので(ぷぷ)買って
みたのですが、ジャケから想像される堀江淳ぽい感じではなく、作家陣を見て
おわかりのぬぷぬぷの泥歌謡なのでした。それだけならともかく、B面の「ジェラシー
東京」に至ってはサンバですよ、しかもおげふぃんな女声コーラスとのかけあいも
バッチリ決まっており流石この異様な芸名を名乗るだけはあります。彼自身は
魅力的な声といやみにならないヨガリ歌唱の持ち主で他の曲も聴きたくさせる
感じ。但し、実際にリリースされていたこの次のシングルは店頭で見かけましたが
惜しくも断念。やはりルックス勝負ですものね。

秋風が吹く頃   平田祐一
   荒木とよひさ/三木たかし/林有三
C/W バンサンカン25歳   荒木とよひさ/三木たかし/林有三
     キング 064R10076


うふふ。久々の大ヒット。どういった経緯で彼がデビューできたのか、きっと聞いては
イケナイはず。このルックス、髪型、衣裳、そして眉のメイクに至るまで完璧です。
どうせ曲は演歌だろ、と思ってるでしょそこのアンタ。違うわよ、シティポップスって
云うの?後期美木良介とかの世界。さすが荒木×三木の黄金コンビ、どこに出し
ても恥ずかしくない大人のポップスを作ってくれました。それを歌う平田クンは、
コブシのかわりにヨガリまくってくれててプロっぽくない歌い方が好感度極大!!
B面なんてきっと泣いてるわよ彼。私生活での哭き方も想(略)。まさか他にシングル
が出てるとは思えませんが(いや、ママ若しくはパパの力次第か)是非ともアルバム
なんて聴いてみたいと無いものねだりをしてみたくなる逸材です。
まだ現役だったらゴメンね。