乗附勝也

[ディスコグラフィ]
  *シングル*
「君よ走れ 光のしぶきけちらして」 荒木とよひさ/佐藤準/佐藤準
 C/W 「限りなき愛の道を」 門谷憲二/福溜順一/小笠原寛
ビクター SV-6613 79.
「ハーフ&ハーフ」 三浦徳子/鈴木キサブロー/松井忠重
 C/W 「ワル」 荒木とよひさ/鈴木キサブロー/松井忠重
ビクター SV-6701 80.


『君こそスターだ!』第25代チャンピオン。チャンピオンになった時は
印象に残ってます。確かに上手いなぁって思ったもんね。
大物っぽさも感じられたし。
デビュー曲はその辺も考慮に入れた大仰なものですが、聞き手にすれば
単純に“4分22秒長すぎ!”って感じ。もう2年くらい早くデビューしてたら
違ったかもしれません。あくまで想像ですが。
2曲目の「ハーフ&ハーフ」の方が多少一般ウケする曲調で、
歌い方も秀樹みたいになっちゃってますが
その頃の月刊明星のその他アイドル紹介ページで、
この曲リリースを記念して勝也クンとの交換日記相手募集!って
書いてありました。
どこからそういう発想が来るのかは未だもって謎ですが、
それより彼と交換日記をしたい!なんていうレアなファンがいるのかな〜?と、
要らぬ心配をする私でした。
もし実際にやったという方がいらっしゃるようでしたら、
人格否定など致しませんので(笑)ご一報下さいませ。





田中浩二

[ディスコグラフィ]
  *シングル*
「0秒体験」 三浦徳子/加瀬邦彦/大村雅朗
 C/W 「スーパーむなしい夜」 三浦徳子/加瀬邦彦/大村雅朗
フィリップス 7PL-33 81.
「Bye Bye You」 つのだひろ/つのだひろ/松井忠重
 C/W 「裏切りLonely Night」 三浦徳子/中村金太郎/船山基紀
フィリップス 7PL-61 81.

『ゆうひが丘〜』とか、それ系の青春ドラマに欠かせない脇役。本人は主役やりたかったでしょうが
主役張るだけの華はなかったかな。カッコよかったんだけどね。歌手デビューは81年、ちょっと
遅いデビューなのも問題のひとつかもしれません。シングル2曲とも彼のイメージを踏襲したもの。
さすがに俳優として何年も活躍した後だったので表現力はありそうですが、同期の人に比べると
新鮮味には欠けてます。「0秒体験」でのアッアッ…という喘ぎは本物。「ByeByeYou」では
喘ぎ方がエスカレートしていてよろしい。つのだひろ氏は彼の利己主義ホストっぽいイメージを
把握していたのでしょう、遊び人にありがちな別れの理由付けでなかなかステキな歌詞です。
歌い方も年上の女性に甘える雄猫のような頼りないねちっこさで底が見えてるところが魅力。
B面はサビだけメジャー調になるのですがそこだけが80年代初期ぽくていい感じの曲でした。
このあとも俳優業は続けてたようで、2時間ドラマとかで犯人ぽいけど途中で殺されちゃう役とか
似合ってましたが今もいるのでしょうか?















東寿明

[ディスコグラフィ]
 *シングル*
「バニシング・ポイント」 山川啓介/田中稔泰・東寿明/大村雅朗
 C/W 「セクシー・キャット」 山川啓介/東寿明/大村雅朗
ワーナーパイオニア L-301W 79.03.
「マネキン・ドール」 森雪之丞/後藤次利/後藤次利
 C/W 「グッバイ・スージー」 森雪之丞/後藤次利/後藤次利
ワーナーパイオニア L-311W 79.07.25.
「セシル、君に」 麻生香太郎/尾関裕司/後藤次利
 C/W 「ゾクッ!」
 麻生香太郎/尾関裕司/後藤次利
ワーナーパイオニア L-321W 79.11.

「俺の詩」 伊藤アキラ/馬飼野康二/馬飼野康二
 C/W 「マガジン・ラッシュ」 伊藤アキラ/馬飼野康二/馬飼野康二
ワーナーパイオニア L-344W 80.05.25.
 *アルバム*
『アスファルト・モーニング』 L-10153 79.05.

能瀬慶子が優勝した第3回ホリプロTSCの特別賞がデビューのきっかけ。この頃は男もスカキャラ
出てたんですねぇ。当時人気のあった桑名正博・Charとかの路線で行きたかったのでしょう、
但し同期デビューに生え抜きのリューベン&カンパニーがいたのでその一角に食い込む事は
結局出来ませんでした(リューベン君すら不発でしたが)。
デビュー曲は意識しすぎてイマイチ、個人的には歌謡曲ぽさが加味された「マネキン・ドール」が
気に入ってます。ファルセットで陶酔気味になるのがポイントなのですが、1stみたいに
そればっかりよりはこの程度の方がソソります。「セシル、君に」はジャケ写はよいのですが
彼の歌とはとても思えない普通のミディアムポップス。最初のイメージはどこへ?もしかしたら
こちらの方が本来のやりたい世界だったりして。
その後東クンは同期だったポップコーンの加本ひろのクンらとAIRを結成します。
名前も「アヅマトシアキ」に改名(笑)。これがやりたかった世界なのでしょうか。
こちらも同系統のバンドがうじゃうじゃ出ててその中の1バンドと言う感じでした。
再デビューできただけでもよかったんだよね。

[追記]各方面より、東くんにはもう1枚シングルが存在する事をご指摘頂いておりましたが
やっと入手する事ができましたので、アルバムとともに追加させて頂きます。
ちなみに「俺の詩」はタイトルから想像する通りの歌でした。B面の方が詩がエゲツないだけ好き。
アルバムは…そのうち体力のある時にでも(苦笑)。




 AIR 「微熱の世代」▲ 
阿久悠/大野克夫/大野克夫&アヅマトシアキ
C/W 「スウィート・ペッパー」
※真ん中で寝そべってるのが東クン

                        
 







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