「イソップ物語」 高野浩和
森雪之丞/芹澤廣明/川上了
C/W 「卒業デート」 徳間ジャパン 7JAS−25
『スクールウォーズ』で一躍脚光を浴びたイソップ君。もうちょっとデビューが早かったら
売れてたかもしれませんが、それにしてもこの歌唱力は…やっぱ歌わないほうが
良かったかもね。個人的には大好きです。ありがちなデビュー曲路線のA面よりは
B面の軽さの方が彼に合ってると思いますが、なにしろ忘れかけてた頃のデビュー
だったのでしょうがないか。アルバム『HIROKAZU』(なんと出ているのです)
に収録されている「NEXT PAGE」がベストかな?これくらいのヘタッピさが
メイルアイドルの醍醐味ですね。勿論アルバムを新譜で買った私にも問題が。
「もっとDream Up!」 白龍光洋
森浩美/瀬井広明/林有三
C/W 「舞…紀…行」 ビクター SV−9161
チビッコ玉三郎だった方。当時13歳でした。まぁ人気はあったのでデビューするのは
分かるんですが、ファン層を考えると不思議なデビュー曲。ちょっと違いますが
吉川晃司とかの世界を狙ったのでしょうか?しかも衣裳が異常なもので、襟と袖に
フリルのついた王子様のようなもの。本人の趣味なのでしょうか?かなりブキミ
でした。歌い方も思い切りナルが入ってて気持ち悪〜、そこが魅力なんですが。
なんとこの2年後にクラウンに移籍して「過ぎゆくものに…」というシングルを出して
ます。人気もそれほどではなくなってたと思うのですが、やはり年配ファン層の
おかげだったのか?
「ハード・レイン」 巽大輔
売野雅勇/芹澤廣明/馬飼野康二
C/W 「シティ・ボクサー」 VAP 10070−07
83年組になる彼、できたばかりのVAPからのデビューだったのでラジオでは
割と流れてたような気がします。但し何者かは全く不明。俳優さんとかなんで
しょうか?曲は寺尾聰とか稲垣潤一とかのシティポップス路線ですが、
なにしろ歌唱力がアイドル並みなのでなんだか変な感じに。B面なんか
パロディかと思うくらいです。曲自体はまぁまぁなんですけど。井浦秀知の
先駆者と思えばよいのかな?
「興奮ハート・ビート」 伊達勇介
国木田亜子・TAKE/タケカワユキヒデ/タケカワユキヒデ
C/W 「危険なゲーム」 テイチクユニオン UE−566
本名トニー・シュルツェン。何処の国の人かは不明ですが出生地は東京と
記載されてます。明治「アーモンドスティック」CMソングということですが
残念ながら記憶はなし。不思議なメロディーラインにのせて、というかメロの
パターンが2種類しかないのにこれだけの曲が作れるとは、タケカワさん
流石です。いきなり始まる前サビもブキミでなかなかよろしい。B面の出だし
は、音程があるのかどうか分からなくなるのが素敵です。しかし、なんで
デビューできるんでしょうか。モデルとかだったのかな?
「TSU・RA・I」 摩訶不思議
夏冬春秋/大津ヤスヒロ/岩田光司
C/W 「Keep on Dreamin’」 キング 064R10120
89年11月発売。時代錯誤でも幕末塾でもありません。ついでに右端の人は
そのまんま東でもありません。一見地方都市のホストクラブのダンサーの
方々といった感じですが、ファンクラブが名古屋という事であり得そうな話かも。
曲も幕末塾とかそういう路線で、出来はかなりいいのではないのでしょうか?
年季の入ったダンスとか披露してくれそうな感じで、これぞマイナーの極み。
90年代の人ですがSPUNKYとかを髣髴とさせてくれます。曲はいいんですが
なにしろこのジャケットは…どうしたらいいんでしょうか?ホント摩訶不思議な
シングルです。