小高い丘の上の交差点。ここを下れば、グリーンゲイブルズだ。ここを右へ折れれば、キャヴェンディッシュビーチ。PEI
は 海岸の美しさでも有名だから、あとで行ってみよう。Post Office
も 物語から抜け出してきたように、可愛らしく佇んでいます。
とうとう来ちゃった!ここが夢にまで見た グリーンゲイブルズね。あーっ、この角度!あの本の写真そのままだ・・!なんてかわいいお家なんでしょう。でも、映画に出てきたグリーンゲイブルズとはちょっと違うなあ。この辺のいきさつは、日本-PEI
協会の 保田井さんにあとで教えてもらおうっと。
さてさて、玄関を入ると・・これがモンゴメリのおじいさんとおばあさんの写真か。ちょっと恐そうな感じだなあ。でも
おばあさんの方は、どことなくマリラのイメージ。
キッチンには、オーブンを兼ねたストーブが置かれています。そして
--- あったあった、イチゴ水。ダイアナに飲ませちゃって、大変なことになったんだっけ。他には応接間や、マシューの部屋が一階にあります。
二階へ上がると、あった、あこがれのアンの部屋!思ってたよりずっと狭いのね。窓際にある洋服ダンスには、マシューが買ってくれたお気に入りのパフスリーブのドレスが飾ってある。部屋の入り口には割れた石版が置いてあったりして、ちょっと
あれ?って感じもするけど、ここへ来る人にアンの世界を堪能してもらおうっていう心遣いで置いてくれてあるんだよね。
次はマリラの部屋。ここで探さなきゃいけないのは、当然紫水晶のブローチよね。うーん・・・あったあった、鏡台の上!
それにしてもアンの物語って、とっても不思議。こういう小物一つ一つに物語が詰まっていて、それを見た人はすぐにアンの世界へ入っていける。
文化や言葉が違っていても、みんな同じストーリーに入っていけるって、本当に素敵なことだと思う。きっと一つ一つのエピソードに愛情を込めながら物語を仕上げてくれた、モンゴメリのおかげよね。
こうしていると、アヴォンリーは本当にあったんだな、いいえ、今でもここがアヴォンリーなんだな、と実感します。モンゴメリを始め、アン・マシュー・マリラ・そして今ここで暮らしてる人達みんなが協力して、アヴォンリーの村を大切に守り続けているのね!
--- クールな私としたことが、少し興奮してしまったみたい。