川辺には、ジャリーが数匹群れをなし・・・
      「あれは家族だろうな。」      
「どうやら、アイツも親になったらしい。」
怯える子ジャリーをかばう、親ジャリー。
その腕には深緑の布が巻かれている。
「どうする? 湖に行く必要もなくなったが。」
川の向こうに渡る
湖の方に行ってみる
王国の夏、ある日のこと
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