東海道五十三次


伊 豆 國
(い ず の く に)


箱根西坂

「箱根峠」を越え、静岡県に入ったら、ハコネダケがこんなにきれいに整備されていた


国道1号線を横断して旧道に入ったら、あらま、こんな道だ!


と、思うと、明るいハイキング・コースといった感じになる


ゆったりした杉林の道を、しばらく歩いていくと・・・・・・・


なんと道は、民家の庭先に出てしまった!

「すみません、上から下だってきたらお宅に出ちゃって・・・。」
「な〜に、こちらが”道”のところに建ててるんで、かまわないって。」


さらに下っていくと、今度は・・・・・・・


「何を作ってるんですか?」 「いえ。」
「家ですか?」 「ウン、遊び小屋だよ」
「一人で作ってるんですか?」 「いや、二人で」
「何年計画ですか?」「まあ、一年だね。」

器用な人もいるもんです。


明治22年「東海道線」が御殿場回りで開通したため、徒歩でこの街道を歩く人がなくなり、
旅人相手に商売していた人は生活手段を失い、「西坂」の斜面を開拓して農業に転向した


「笹原一里塚」:片方だけ残っている


笹原新田


「売って貰えるの?」 「いいよ、最高にうまいよ!」
ほんとに、こんなに甘くて美味い人参は初めてだった


「錦田一里塚」:目前に北側一里塚、そして左端に南側一里塚
ここまで来れば、あと2kmゆるい下り坂を歩いて「三島宿」に着く


第十一次:三島宿
(静岡県三島市)

「朝霧」


さて、4月上旬「三嶋大社」:満開の桜!


三嶋大社は伊豆國一ノ宮で、源頼朝が源氏再興の祈願をした社。

「駿河國(一)」に続く

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