東海道五十三次


近 江 國 (一)
(お う み の く に)

第四十九次:土山宿
(滋賀県甲賀市土山)


鈴鹿峠を下り、1号線と合流。 いよいよ滋賀県である。
日本橋から434km、よく歩いてきた。 あと70km程で京三条大橋だ!


すぐまた旧道に入る。



11:00〜11:15 国道脇に新しい小さな休憩所があった。
ベンチに座り、チョコレートを食べる。


また国道を歩き始める。 ああ、あの辺りが土山宿か・・・。



「春之雨」

「坂は照るてる 鈴鹿はくもる あいの土山 雨が降る」 鈴鹿馬子歌


12:10 土山宿に入る。 茶畑は意外であった。



地蔵堂


宿場内の各家は、このように色んな”屋号”が付いている。


こじんまりした宿場で、とても静か。


白川神社


青空に白壁、残り柿


旧宿場内には当然食堂は無く、1号線に出て探す。
本日は、少々ボリューム不足の感あり。12:45


再び宿場に戻る。 「大黒屋本陣跡」


松尾川(野洲川):白川橋上
野洲川は鈴鹿山脈に源を発する。


土山町前野:大根を干している。 


瀧樹神社を過ぎたあたり、今度は柿だ。


1:55 地安禅寺:すっかり秋の空だ!


反野畷:土山町市場



野洲川:土山町市場から大野に入ってすぐの辺り


国道1号の「大野」交差点を斜めに横切り、再び旧道に。


3:05 旧東海道をずっと歩いていて、初めて同好の士とすれ違う。 
お二人は”東海自然歩道”を歩き終わり、今度は京三条大橋から江戸日本橋のコース。
お互いの無事と達成を祈って、袂を分かつ。


そして、すぐ、「どこから来た?」「平塚です。」
「おお、わしは兵隊で神奈川県に行ってよく知っとる。
横浜、横須賀、鎌倉、秦野、厚木、藤沢、伊勢原、小田原・・・・・」
ほんとによくご存知でした。


国道1号「大野西」交差点。
ここで土山とお別れし、水口に向かう。


「近江國(二)」に続く

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