冬季湛水水田に集まる「クモ」達紹介

 俺の冬期湛水水田に蠢く「クモ」達を紹介する。
 クモは害虫を捕食してくれるので、防虫剤を使わない無農薬水稲栽培に一役買ってくれている。クモの種類と数が多いほど防虫効果も大きいとのことだ。
 薬を撒けば害虫も減るが、クモも減る。クモが減ったら、天敵のいないのをいいことに、別の水田から侵入する害虫が大発生するだろう。ゆえに虫達のことは、虫達に解決してもらうのが一番なのかもしれない。
 見た目はアナーキーなクモ達だが、彼らも同じ冬期湛水水田の仲間達である。
 とりあえず俺はクモについては不勉強ゆえ、写真と名前だけ紹介します。

[名称] アゴブトグモ

[名称] ドヨウオニグモ

[名称] ハラビロアシナガグモ

[名称] キクヅキコモリグモ

[名称] キンバラコモリグモ

[名称] ナガコガネグモ

[名称] トガリアシナガグモ

[名称] ヨツボシアシナガグモ

クモ観察中の吉井調査員
 今回掲載した写真を撮影したのは、8月7日に俺の冬期湛水水田でクモ調査を行ってくれたNPO法人「メダカの学校」の二人のクモ専門家である。さすが専門家らしく、小さなクモも手ブレなく鮮明にレンズに捕らえているので感心した。
 お二人の今後の御活躍に期待します。
クモ記録中の新井調査員

 上記に掲載する生き物の解説は、既存の学術書を参考にしながらも可能な限り冬期湛水水田での観察結果に基づき記述しております。
 そのため通説とは相容れない部分や、解説の不足している部分、解釈の行き過ぎた部分もあるとは思いますが、自分の目で見た事実を感じたままに伝えるという本HPのコンセプトを重視した結果であるので、ご容赦願いたい・・・などと大上段に構えつつも、何かご指摘、御意見、御苦情、御助言、その他情報等ありましたら、今後の冬期湛水水田の営農方法を検討していくためにも大変参考となりますゆえ、下記メールまで投稿頂ければ幸いです。なお投稿いただきました情報につきましては本HPに掲載することもありますので、あらかじめご容赦願います。 


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