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現代狂言
−狂言とコントが結婚したら−

2006年7月2日(日) 大槻能楽堂

−「挨拶」「萩大名」「萩代議」−


挨 拶

切戸口から黒の着物にグレーの袴姿の南原さんが登場。
「ようこそ現代狂言に」と言った後すぐにパラパラと拍手があり、「さすが大阪のお客さん、間を埋めてくれます」。
名乗った後に、マイクの電源が入っていないことに気付いて慌ててマイクの電源を入れる。
朝8:50発ののぞみに乗って大阪に向かい、そのまま大阪城をチラッと見ながら能楽堂に到着。
たこやきを買ってきてもらって食べ、「大阪の気持ちがここに(お腹を叩く)入っております」。
現代狂言の説明の後、「皆様は新しいジャンルの誕生を見届ける歴史の証人、コントと狂言が結婚して生まれる子供を取り上げる助産婦さんになるかもしれません」。
この後カミまくるが、「噛むのは私の芸」と開き直る。
「気楽に笑って頂ければ。笑うことは健康に良いと医学的に証明されています」と話し、「萩大名」と「萩代議」の説明。
「萩代議」の見所は、「ルー大柴に狂言が合うか」と「狂言と狂気」。
大阪はルーさんのホームグラウンドだそうで、「今年イチ押しのギャグを披露します」。
「連句」の見所は、「600年の歴史にウド、ウド鈴木が狂言に入っていいのか」。
現代狂言を取り上げたワイドショーを見た野村万蔵さんのお父上で人間国宝の野村萬氏が一言、「あの金髪の変なヤツは出るのか?」
訊かれた万蔵さんは、「はい、・・・多分」。
「最後まで暖かい目で見て頂ければ幸いです」と言って一礼。
切戸口から退場。



「萩大名」

大名野村万蔵
太郎冠者吉住講
茶屋小笠原匡
後見野村太一郎

(敬称略)

ある田舎大名が地元に帰ることになり、その前に太郎冠者と共に都見物をしようということになる。
萩の花で有名な茶屋があるので立ち寄ることにするが、茶屋の亭主は和歌が好きで客に必ず即席で和歌を詠ませる人物。
大名は和歌を全く詠めないために太郎冠者に和歌を教えてもらう。
なかなか覚えられない大名は、太郎冠者に仕草でヒントをもらって詠むことに。
茶屋を訪れた大名は打ち合わせ通りに太郎冠者の仕草を見ながら和歌を詠もうとするが、仕草が何を指す言葉か忘れてしまってしどろもどろな状態になってしまう。
呆れた太郎冠者は大名を置いて去って行ってしまう。



「萩代議」

代議士ルー大柴
秘書平子悟(エネルギー)
通人森一弥(エネルギー)
後見ドロンズ石本

(敬称略)

ある代議士が次の選挙を控え、秘書に選挙資金について尋ねる。
代議士の息子が詐欺と恐喝と暴行で訴えられたために相手との示談とマスコミの口封じに金を使い、娘が飲酒運転で人身事故をおこしたために相手との示談とマスコミの口封じに金を使い、妻がホストクラブに金を使い込み、資金は無いと答える秘書。
資金の調達について悩む代議士に、秘書は文化人の金満家がいると告げる。
その金満家は即席で和歌を詠むのを好むが、代議士は和歌など詠めない。
秘書は対立候補のコンピューターから盗んだ和歌を代議士に教える。
テキサス大卒としているものの実は学歴詐称の代議士は覚えられず、秘書の仕草をヒントにして覚えることに。
金満家の家を訪ねた代議士は、打ち合わせどおり秘書の仕草を見ながら和歌を詠もうとするが、昨日来た者が同じ和歌を詠んだことが判明。
逃げようとする代議士を呼び止め、金満家は和歌を詠むだけでなく、代議士はテキサス大卒だからと英語で和歌を作って詠むことを強要する。
代議士は松尾芭蕉の句を英語で詠むが敢え無く玉砕。
結局、代議士は土下座して金を無心するが断わられる。



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