旬の八千代市(文化を追って)

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7月    
幼稚園・保育園の七夕
 
 
 

やちよ幼稚園(04.07.08撮影)

 

大和田南・大和田保育園
(04.07.07撮影)

 

高津幼稚園
(04.07.08撮影)

七夕について
 現在の七夕は、いくつかの伝説や行事が複合されて出来上がったもので源流となったものは、
1.織女星と牽牛星の星伝説(中国からの輸入品)
2.女子の手芸上達を祈る乞巧奠の行事(中国からの輸入品)
3.祖霊を祭る「棚機つ女(たなばたつめ)」の行事(日本の国産品) と言われています。

 1の星伝説はあまりに有名で「天帝の娘、織女と牛飼の牽牛夫婦があまりに仲がよく、仕事をしなくなったので天の川で隔てて別居させ、年に1度だけあうことを許した」と言うもの。人(神)権蹂躙も甚だしい伝説ではあるが、地上の人間にとっては人ごとなので「美しい悲話」として受け入れられてきたようです。
 2に関しては、天上で機(はた)を織る織女は女子の手芸の神様でもあることから、これに祈ることで手芸(裁縫や習字、和歌なども含まれる)の上達を祈った行事で、織女星が昇るころ、供え物や和歌を詠んだ短冊などを捧げた行事と聞きます。
 3については、先祖の霊を祭るため、機織りをして織りあがった布を祖先の霊に捧げる行事が古来からあった。このとき先祖に捧げる布を織る女性を「棚機つ女」と読んだことから、「たなばた」の呼び名が生まれたと云われております。

 
雨乞い祈祷の絵馬(八千代市のインターネットより):緑が丘・八千代中央の「ばら」が雨乞いしている

印旛沼周辺には昔から水害が多くあり,そのため水神が各所に多く祀られ,また雨乞いの伝承なども多数みられます。この萱田の飯綱神社にある絵馬はその願いを表したものです。
手前に護摩壇で龍王に向かって祈祷する僧侶と,後方に祈願者である公家風の人物がそれぞれ色彩豊かに描かれています。
「今昔物語集」の中の, 日本国中が旱魃(かんばつ)のとき弘法大師が雨乞いのため請雨経の法を行っているうちに空が曇り,雨が降ってきたという話(「弘法大師修請雨経法降雨語」)を題材にしているのかもしれません。
 大きさは,縦112センチ, 横 167センチの大きさです。制作年代や作者は不明ですが, 江戸時代後期のものと推定されます。

     
8月
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海の日
 私たちの国は、四面を海に囲まれた海洋国で海に深くかかわってきました。昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活などの各分野にわたって海を考えずにはなりたちません。地球環境の保全という観点からも、海の役割が重要視され、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。
このような海の重要性にかんがみ、近年になって国民の祝日「海の日」を設けようとの国民運動が大いに盛り上がり、その結果、平成7年2月に国民の祝日に関する法律の一部改正が行われ、平成8年から7月20日が国民の祝日「海の日」として制定されました。まだ、8年と若い祝日です。
 平成13年6月の国民の祝日に関する一部改正により、平成15年から「海の日」が7月の第三月曜日にあらためられました。ちなみに平成15年の「海の日」は7月21日に、また、平成16年は7月19日になります。ところで「海の日」の旗って知ってますか?あるんだそうです。

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