自作アーシング再検討
自作アーシングについて |
いま、密かに流行しているアーシング。オーディオの音質がよくなったり、加速性能などエンジン性能が向上したり、また燃費がよくなったりと、いろいろ朗報を聞きます。 なにを隠そう私も、当時このコードを取り付け、気持ち加速がよくなったような気がしていました。 最近では自動車雑誌などで、基本的なアーシングの考え方と作業方法が解説されるようになり、また業者が積極的にアーシングをうたい文句にチューニングするほど人気のチューンアップ法になってきました。 なお当初は、アーシング実施による抵抗値の変化を測定し、数値的に検証を進めることで考えていましたが、現在測定方法などを検証中であり、データ収集が完了次第、またアップしたいと思います。 |
アーシングとは? |
読んで字のごとく、アースすると言うことです。現在の自動車は、様々な回路が複雑に絡み合っており、ハーネス類も膨大な量になっています。経費削減ではないのでしょうが、そのあたりをシンプルにするためにボディーをマイナス側つまりアースとして使用し、これ配線類の少量化を実現しているようです。 アーシングはこのボディー側の電気的抵抗をさけるため、特に要領の大きいところ(プラグなど)、電子制御系(インジェクター、スロットルなど)の誤作動を防ぐ必要があるところを重点的に、電気の流れをよくする作業を言います。 |
グランディスの既存アースについて |
グランディスでは、調べてみた限り助手席側バッテリー付近に 1本、エンジンブロックとボディに1本、コードが設置されています。ほかにも各回路から何本かはきていると思いますが・・・・調べた限りでは、エンジンブロックから直接バッテリーのマイナス端子へアースされていませんでした。 今回、アーシングで強化したいと考えたのは以下のポイントです。 |
1)オルタネーター |
グラの中で唯一の発電場所。ここから直接バッテリーへ引くことにより、より効率的な充電ができるかな? |
2)インジェクター |
燃料噴射装置といえば、直接燃焼に関わる部分なのでエラーが出ないように、安定した電力供給をしたい。 |
3)左右ストラットタワー |
雑誌などのアーシングレポートなどで、ここから取ることを推奨していたので。特に助手席側にはインジェクタードライバーがあったので、そこからへの電源供給安定を考えました。 |
4)エンジンブロック |
プラグ 4本から取りたいと思いましたが、ダイレクトイグニッションであるため、そこまでこだわらなくてもいいかなと思い、プラグ付近から以前取り付けたコード以外に1本引くことにしました。 |
5)ボディーアース |
エンジンブロックからボディーにつながれている配線、左右のボディーアース端子の合計 3本に取り付けることにしました。 |
以上の 8カ所のポイントから配線を回り、アース強化を図ることにしました。ちなみにこれだけの配線を1点に纏めてバッテリー端子に固定するのは結構面倒です。今回は、社外品のターミナルアダプター(別付け配線をボルトで固定するタイプ。結構拡張性があり便利)を用い、バッテリー側の配線を見栄えよくしてみようと思います。 |
実作業に当たって |
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アーシングで用意する材料及び工具類は以下の通りです。
以上のアーシング用材料は、すべて電気材料店でそろいます。私の場合、トータルで 4,000円前後でした。必要分だけ購入すればもう少しやすくなると思います。では、用意ができましたので、アーシング作業に入りたいと思います。 |
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