トルマリンチューニング

 

トルマリンチューニングについて

アーシングを越える効果があると効くトルマリン。そもそもは別名「電気石」といわれるトルマリンにはどのような効果があるのでしょうか?

「それは何かと耳にするマイナスイオンを放出するということ。」

トルマリンは、振動などの運動エネルギーや気温変化などによる熱エネルギーを受けた際、マイナスイオンを放出するようです。とくにエンジンルームは走行時の振動、発生する熱エネルギーなどが多いため、トルマリンを生かすには絶好の場所と言えます。詳しい解説は色々なHPで紹介されていますので、それらをご参照頂くとして、ではなぜトルマリンでチューニングできるのか?

「それは燃料や燃焼空気をマイナスイオンにより燃えやすい状態にすること」

これも詳しい解説は特に行いませんが、エンジンにおいて行われる燃焼では、発生するエネルギーの一部がガソリンや酸素の分子分離に使われるためロスが発生しているようです。トルマリンのマイナスイオンによりこれら分子を、あらかじめ極小さい単位に分離することにより、燃焼時に発生するロスを抑え、その余ったエネルギーを有効に使おうというものです。

グランディスの場合、エンジン本体のメカニカルな部分に改造を行いパワーアップを目指すのには技術的な壁が多く、いままでにアーシングなどメカニカル以外のチューニングに頼らざる得ず、色々ためしてきました。実際のところ目に見えないレベルでの話しなので、はっきりいって私も半信半疑でチューニングを始めました。

「が、驚くべき結果が見られた」

そうなんです。アーシング以上に体感でき、かつ燃費も驚くほどよくなったのです。よって現在私が行っているトルマリンチューニングを作業風景を交えながらご説明したいと思います。

 

トルマリンによる効果

トルマリンによる効果ですが、特に自動車に関して見込まれる効果は以下の通りです。

1)吸気抵抗が軽減される。

どういった原理で?それはまだ何の実証データも上がっていませんが、色々なHPの情報を見る限り、どうやら吸気抵抗が軽減されるようです。理屈としては、マイナスイオンにより分子が整然となることにより、吸気抵抗特にインテークの蛇腹ホースや曲げ部分において流れやすくなるということのようです。

2)ファネル効果が発生する。

所謂オープンタイプのエアクリーナー(代表的なものとしてHKSのパワーフローなど)は、吸気口内側の形状などを工夫することにより吸い込み効果を高めています。
トルマリンを用いてもそのような効果が発生する可能性が考えられます。理屈は宇rの吸気抵抗が軽減されることに起因するのですが、ある区間(例えば10㎝と仮定)にトルマリンの装着量を替えて3箇所にセッティングしたとします。
入口側を最も効果が高い装着量にして、順に少なくします。入口側では空気の流れが非常によくなり、出口側に行くにつれ末広がりな吸気形状となります。となるとこの流速の変化により、いわゆる「吸い込み効果」が発生するというものです。
これは、逆に排気側に装着することにより、排ガスの抜けがよくなると言う効果も期待できるのではと思われます。

3)燃焼ロスが少なくなる。

あらかじめ燃えやすくすることにより、爆発時のエネルギーを効果的に生かせ、その結果として使用燃料が減少し燃費が向上するというものです。ということは今まで必要とした燃料当たりのエネルギーが増大するわけですから、パワーアップにつながるというものです。

 

自動車への応用

以上の通りトルマリンによる効果を理解した上で、実際に自動車に対し効果的に働きかけさせるには、何処に装着するべきなのでしょうか?

1)燃料パイプ・エアインテーク各所

直接燃料にマイナスイオン効果をもたらし、燃焼しやすい状態にする。吸気関係も同じコトが言えます。

2)マフラー

前述の吸い込み効果を利用し、排ガスの抜けをよくします。

3)ショックアブソーバ

マイナスイオンにより疲弊したショック内のオイルに働きかけ、劣化を防ぐと共になめらかにする効果によりショック本来の性能を出し切るというものです。

4)タイヤ

直接付けることが出来ませんが、アルミのリムなどに貼り付けることによりタイヤ内部の空気に働きかけ、乗り心地をマイルドにさせるというものです。

5)各種油脂類などの流体

自動車には様々な場所に油脂類が使用されています。例えばエンジンオイル、ATF、デフオイル、パワステオイル、ブレーキフルード・・・。油脂類とは異なりますがラジエータクーラントなどが挙げられます。これらに直接働きかけることで本来の性能を追求するというものです。

ほかには社内に取り付けることにより、リラクゼーションや社内の悪臭分解などの効果も得られるようです。上記効能については個人差や個体差によりまちまちでしょうが、ほぼ万人が体感できるものとしては、やはり吸排気計ではないかと思われます。

 

トルマリンの媒体

現在、巷には有りとあらゆるトルマリングッズが溢れかえっています。その中で自動車用に流用できるものとしては以下のものがあります。

1)トルマリンシート

いわゆる100円ショップで販売されているテレカ大のプラスチックシートです。樹脂にトルマリン粉体を織り交ぜることでマイナスイオン効果を持たせています。ただ最近はあまり販売されていないようで、こつこつと探す必要があります。

2)トルマリンパッチ

これも所謂100円ショップで販売されているもので健康グッズです。パッチタイプ(直径2cm程度)で、繊維にトルマリンを織り込ませています。

3)トルマリン生地

トルマリンパッチと同じく繊維に特殊加工を施しトルマリンを付着させているものです。ネット通販などで30cm角1,000円前後です。私が使用しているのは布団カバーに用いるもので、前述の市販品より大きい上に安価に入手することが出来ます。なおこのトルマリン生地ですが、通常なんらかのエネルギーを受けないとマイナスイオンを発生しにくいのですが、静止状態でも多量のマイナスイオンを放出する特殊加工が施されています。

4)セラミックボール・粉体

粉末化したトルマリン原石を粘土などに混ぜ焼き固めたものです。熱に強いため高温部に装着したり、また変質しにくいことから燃料タンクに投入したり出来ます。トルマリンはその一つ一つがいわゆる電池と同じものとなります。ですから粉砕することにより、より大きなエネルギーを得られるように工夫されています。

 

以上を踏まえ、実際に装着作業に入ります。といってもいつも通り、装着中の写真が限りなく少ないため、何処に取り付けたかを理解頂くための映像となります・・・・・すんません・・・・・

 

 


作業ページへ