「芸術は爆発だ!!」といった芸術家は?という問いにほとんどの人が答えられると思います。その芸術家の代表的な作品は?ということにもほとんどの人が答えられると思います。
そう,岡本太郎。そして太陽の塔です。この太陽の塔なのですが,万博のときに一番目に付いた一番面白いものでした。
この,太陽の塔の作品の概念とは何なのでしょうか。
岡本太郎はこの作品を依頼されたとき,世界にあっと驚く衝撃的な作品を作ろうと思ったようです。あと,もうひとつ「自分は日本人なんだ」ということ。見に来た日本人に未来だけを見るのではなく,自分たちは日本人なんだということを気づかせることに力を入れたようです。そのため,日本でもっとも古い芸術作品を万博で並べようと思ったようです。
日本のもっとも古い芸術作品「それはハニワである」そう,太陽の塔はハニワなのです。万博の時太陽の塔の中には,ハニワを並べました。それが,岡本太郎のメッセージだったのです。
初めて,このことを知ったとき驚きました。自分も芸術はヨーロッパやアメリカなどの最先端の芸術が一番と思っていました。しかし,自分は,日本人なんだ。その原点に返ったとき,日本的な絵を描こう。いや,もっとシュールに徳島,阿波の絵を描こうと思うようになりました。そして今日,「阿波の里」などの日本的な絵をなんとかできないか試行錯誤しているのです。
まだまだ,探し始めたばかりで見つけていませんが,阿波のいいところを探していくのも心によいことだと思います。みなさんの感じる「阿波」を表現していきませんか。
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今年は,例年になく大型台風に見舞われ大変な被害が出ている。我が家の何十年もなる柿の木も台風が来るたび倒されまいと庭でいっしょうけんめいがんばっているが,柿の葉はみごとに吹き飛ばされ数枚,柿の実は思ったより多く残っている。そんな風に耐えている柿の古木を見ていて子どもの頃に祖父が話してくれた「木守り柿」のことを思い出した。
柿の実の収穫に際し
「じいちゃん柿まだ残っとう」
「みんな採ったらいかん。『木守り』といって,最後の一つ,二つは必ず取り残すんだよ」
「どうして?」
「ほれはな,今年豊かに実をつけてくれたことへの感謝と来年もたくさん実をつけてほしいと祈りが込められているだよ。小鳥や虫類へのおすそ分けといった意味もあるかもしれんけどな」とニコニコ話してくれた。
最近では収穫されない柿の実を多く目にする。我が家も同じで,ほとんどがカラスに突っつかれてしまっている。もっと自然の恵みに感謝し,先人の謙虚な心持ちに立ち戻り,自然とともに生きる術(すべ)を我が子にも伝えることのできるような生活を取り戻さなければいけないと柿の古木が教えてくれているように思えた。
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トイフェンの我が家(建って250年たつ農家)3年半の放浪生活後,スイスのアルプスの麓に居を定めて26年。この能力に乏しい弱い落ちこぼれの放浪青年が,外国で,娘3人の家族を曲がりなりにも今まで養ってこれたことは,けっして自分の力などではなく,私たちを無限の愛でつつみこむ大いなる存在です。勿論,里帰りのたびに暖かく迎えてくださる,級友の友情にどれほど励まされてきたか分かりません。まことに感謝です。楽しい同窓会には参加できなかった私ですが,この夏休み中,日本から英国時代の親友夫婦を迎え,山登りをしたり,旧交を暖めています。
また,明日は,折からスイス滞在中の故三浦綾子(作家)さんの夫君である三浦光世先生(80歳の高齢ながらも精力的に執筆そして講演活動をされています。)を,我が家にお迎えできることは誠に幸いなことで,同窓会に出席できなかったことの大いなる慰めでもあります。
どうか,級友のみなさんが生涯忘れなき善き交わりのときをお過ごしになられるよう心からお祈りしております。
この素晴らしい企画の実現の為に骨身惜しまず奔走してくださった芝山君はじめ徳島の級友に心から感謝しつつ……。
スイス アッペンツェルにて。
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次男(14歳)が中学校かどこかで,ダニに刺されて,40度の高熱が続き心臓の調子が悪くなり,救急車で搬送されました。
日本紅斑症と診断され,10日過ぎ,発病から3週間・・・命にかかわるかと思われたときは,涙が止まりませんでした。
しかし,有難い事に『助けてやるぞー』と神様に思っていただき,多くの方が守って下さいました。おかげさまで,もうすぐ退院です。本当に有難く,感謝の気持ちでいっぱいです。
全て身に起こることは,自分を育てる為に必要な出来事で,どんな事でも,必然的に用意されている事らしいのですが,この度の息子の病気は,またもや,至らない未熟な自分を反省するきっかけになりました。
たくさんの方にご心配していただき,温かい言葉をかけていただき,本当に有難いと存じます。
尚一層,受けたご恩に対して,お返しせよと,神様がおっしゃっているように思います。
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