周易(しゅうえき)は楽しい           貴田 収

 中国五千年の歴史の中で生まれた「易」。
 古典五経のひとつ易経。年若い頃はさっぱり解らなかったのが六十歳を過ぎた頃から少しずつ理解できるようになり,今日この頃は毎日易で占い,何事をするにも何事が起きても安心して行い過ごすことが出来るようになった。
 易占いは,自然農と共に私の最も大事にしているものです。最近になって知人や友人の占いをしていますが,よく当たる,納得できると言ってくれます。
 お訪ね下さり共に易を玩(もてあそ)び楽しみませんか。

やさしい冬               姫田 和幸

 気がつけば12月。
 皆様,いかがお過ごしでしょうか。風が身にしみる季節です。この季節がきますと,日本海側の,あの何ともいえない鉛色をした,重たい空を思い出します。
 とはいっても,九州の日本海側ですが。九州ですから,東北・甲信越へと場所を移すともっと厳しい空を見つめることになるのでしょうが。
 この冬が,「やさしい冬」であって欲しい。

 後のまつり          徳島市 相原 史朗

 最近は,ばたばたした日々を送っております。これが出るのが12月・・・「師走」だけに更にばたばたする事は間違いなさそうな感じです。
 さて,祭(犬飼農村舞台)の方ですけど,父親曰く,かなりの大盛況だったようで,両親が手伝っていたバザーの方も,初めて以来初の完売御礼だったそうです。
 僕の方はこの日も仕事で,仕事に出る頃までは露天の用意をしていたのですが,帰り着いた頃には,祭の気配はすっかり無くなっておりました。
 そんなところからも祭が終わった後は,何か寂しいものを感じたりします。

大分県 中津からの発信 兎洞 正和

 ここ中津市は,一万円札で有名な福沢諭吉の故郷。そして,慶応義塾大学の創設者です。
 もう1人,中津でもその存在をほとんど知られていないマイナーな広池千九郎という人物をご存知でしょうか?
 麗澤大学という大学の創設者でモラロジーという学問を創設された方です。現在大学は千葉県の柏市にあります。そんな,郷土の先人にもスポットをあてて見たいと思いました。
 台風で,木々は倒れて無残な状態ですが,未だに生家は残っています。亡くなって70年近くなる人物ですが,未だに永添(ながぞえ)の広池さんと言われる人物。一度のぞいてみては如何でしょうか。