国の政策に感謝!で,いいんですよね?  広永 敏巳

 携帯電話が鳴りました。
「ノートパソコン買ったのだけど電源が入らないのよ,なぜ?」
親戚の叔母からでした。
 とある郊外のショッピングセンターで激安の中古品を購入してきたようですが,マニュアルもついていないようです。機種がわかればある程度調べられるのですがそれもわからず,ふたを開けあちらこちらを探したり,ひっくり返したりでやっと機種を探し当てました。スイッチの位置はわかったのですが,それを押しても電源が入りません。電源供給は,きちんとコンセントからとられているようですが・・・。結局,仕事から帰って見に行ってあげることにしました。
 さてさて,おもしろいことに電源を供給しているコードをいじると,バッテリーランプがついたり,数秒後には切れたり,次はバッテリーフル充電の表示になったりと,まるで狐につままれたような状況でした。翌日,販売元へ連絡し状況を説明したところ,チェックするので宅配で送ってくれとのこと。とりあえず結果待ちとなりました。数日後,販売元から電話があり,別の機種に変更するので了承願いたいとのこと。動くパソコンなら当方に何の異存もありませんので了承することにしました。
 さて翌日,別のパソコンが到着。(したようで・・・)
「もしもし,電源スイッチがわからんのよ?!」
と,また携帯に電話です。もちろん今度もマニュアルはありません。再び機種探しからの繰り返し。でも,今度はスイッチを入れると,見事,「Windows」が画面に現れました。これで一安心です。パソコンの操作については,「国の手厚い,心のこもった政策のおかげで?」無料の講習会を受けており,なんとか大丈夫のようです。
 夜,仕事から帰ると,親戚へ遊びに行っていた母が,
「やっとパソコン動くようになったんやな。みんなでゲームして大騒ぎしとったよ!」
って,まっいいか・・・。

クリスマスの客 “韓国からの青年” その2
                               松林 幸二郎

 スイスのノイエ チューリヒヤー新聞に,日本における韓国のテレビドラマとそれが日本人に与えた影響について書かれている記事がありました。
 2002年の日本・韓国サッカー世界選手権大会が日本で韓国ブームを起こさせるきっかけとなったが,それを土壌として今回のテレビドラマの成功があったといえる。このドラマは日本で放映される前に中国,香港,台湾,遠くはヨルダンやエジプトでも放映されある程度の人気を呼んだが,その後日本で放映されて圧倒的なヒットとなった。
 その後はテレビドラマの成功だけでなく,韓国語を習う日本人,韓国へ旅行する日本人の数が急激に増し,文字通り韓国ブームという現象を引き起こしている。
 また特に日本の中年女性に人気を博している要因は,日本社会では薄れつつある家族の強い絆や,韓国人の愛情表現も含めて感情を素直に表現する自由さが,彼女たちに郷愁と憧れを感じさせる要因だろうとありました。
 韓国側はどのように反応しているかというと,かつての占領時代以来,韓国人は日本人に対して劣等感を抱いて生きなければならず,これまで何十年間何とか同等と認めてもらうために惜しみない努力をしてきたが,今回のドラマの大ヒットと韓国ブームでやっとその努力が報われたという安堵感もあるらしいと書かれていました。
 確かに私の少年時代は,朝鮮人=高利貸し,パチンコ,廃品回収,犯罪というイメージが強かった記憶があります。私自身,悪い経験はしたこともないし,放浪旅行の途中,韓国のかたにはいろいろ親切にしていただき,いまでも,ヨーロッパ各地で韓国の方をみると嬉しくなって近づいていきます。日本人だと警戒されるか,いやな顔をするのに,韓国の方は笑顔で応えてくださいますね。
 韓国は,クリスチャン人口がおびただしく多くて,ヨーロッパのクリスチャンは韓国のクリスチャンの真剣な生き方を見習えとよく聞かされますが,韓国では儒教の伝統と,クリスチャンの隣人愛がうまくミックスされていると,私たちの牧師がいっておりました。
 これを機会に,いまの歪んだ日本人の在り方や年長者への心構えを見直すことができれば…と願っています。

ハッピーバレンタイン      ベル ヒロエ

 こんにちわっ(*^_^*) ベルファミリーです!
 2月14日バレンタインディーでソフィアは5ヶ月になりました。
 アメリカのバレンタインは男の人から女の人にプレゼントをあげるっぽいです!
 ソフィアをベイビーシッターさんに預けて,スコットと私は豪華なレストランでディナーを楽しんできました(^_-)-☆ ソフィアが産まれてから久しぶりにゆっくりできました。
 これからは月に一度は夫婦でナイスな店でお食事や映画に行く予定です!!

 テーマは「旅立ち」  岡田 好史

 前回に引き続き,仔犬のお話しにしました(^o^)v 四国柴犬の「雪ちゃん」と雑種の間に産まれた3匹の子供達もようやく,しっかりと大地を踏み締め元気良く駆け回るようになりました。それもそのはず! 最初は10cmぐらいだったのが,今では倍以上の大きさに成長しています。生後一ヶ月半になり,ますますヤンチャ盛りです。今は親とも少しずつ離すようにして,離乳食代わりにミルクとドッグフードを与えています。また子供達の里親も見つかり良かったです。子供達も里親に可愛がられ立派な番犬になる事を願っています! また写真も掲載しているのでご覧下さい。