阿波の大神の生命を植え続ける旅
上一宮大粟神社 宮司 阿部 千二 先に,この誌面で私は,古代に阿波忌部一族が関東へ移り住み,千葉県の安房国を築いたと書きました。そして,その発展は千葉のみに止まらず,関東,東北いちえんへと次々と広がった足跡が見られるのです。 |
大神神社摂社 率川阿波神社
池田 朋以 前略 先日は折角,当社にお越しになられたにもかかわらず,私共の不勉強で十分な説明もできず,申し訳ございませんでした。 草々 御祭神は「阿波えびすさん」と一般からも親しまれている通り,阿波の国から来られた事代主神である。それについてはこんな社伝がある。 (大神神社史より)
率川神社社務所内 池田朋以 |
阿波の鳴門(七) 野口 一夫
先日,古事記に書かれる「千引の岩」看板が,那賀町(旧相生町)内山に設置され,その除幕式に参列しました。挨拶を頼まれていたのですが,雨の降る鳴門から上勝を通り,イザナギの辿った道を行ったため,少し遅れ三村さんに代行していただきました。天羽会長も仰っていましたが天気予報は雨で,心配していましたが祭典が終了するまで,きっちりと止んでいました。祭典は蛭子社の宮司さんの祭典報告祝詞に始まり,玉串奉奠,祝詞奏上等りっぱに挙行されました。その他,オカリナ演奏・言霊の歌・阿南二中のブラスバンド演奏等心温まる催しもの,御神酒,桃まんじゅうも振る舞われました。厳粛且つ,賑々しくもあり大変良かったと思います。
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