誕生日プレゼント     平 澄子

 一つ違いの姉とは誕生日になるといつもプレゼント交換をします。姉に「今年のプレゼントは何がいい?」と聞くと,“黒のサンダル”がほしいとの事! さっそく娘の見たててもらって買って来ました。もうすぐ誕生日なので姉の好きな“おかき”も添えて贈りたいと思います。


笛吹岩桐草

トルコの風      松林 幸二郎

 寒風が身に染むスイスをあとにして,低価格と高級ホテルの質の高いサービスで人気の南トルコで,一足さきに“初夏”を一週間すごす幸いをえました。ECの仲間入りを目指し,物議をかもしているトルコという国は,一週間という短期滞在でしたが,アジアでもない,しかしヨーロッパでもない,私たちのもつ物差しや価値観の通じぬ奇妙な国である印象をうけました。
 また,同時にトルコ自身が,身の置き様に戸惑っている感じがしました。日本人の口にあうトルコ料理,言語,DNAの点では,日本(人)とは共通点が多く,日本からほぼシルクロード沿いに,モンゴルを抜けてキリギスあたりを通り,トルコに至るまで,日本人と同じDNAを持った種族が細いせんを辿って繋がっているそうです。
 いま,人気のスポットのアンタリア市あたりでは凄まじいスピードで人口流入が続き,都市は急膨張を続けていますが,労働人口の6割が失業者ないし暮らしていけない収入だそうで,日本では昭和30年代ごろ姿を消したバタ屋さん,靴磨き,物乞いが健在しており,僅かな時間に釣り銭詐欺,パン売りを装ったスリにあったり(見事にすられた20ユーロは取り戻したけれど),外国人には外国人向けの価格があってボラれることおびただしく,市場にはブランド品のコピーが山積みされ,と言った具合で実に退屈させない国民性を体験したものでした。ときには“代償”を請求されはしますが,人は概して人なつっこく,親切で親日的とういうのは嘘ではありません。が,彼らのいうことがどこまで真実で信用できるか,嘘や方便,ほらふきが幅をきかす国民性故,保証の限りではありません。
 トルコ人の知人は少なくありませんが,彼らの国を訪れて文化的歴史的背景をしることによって,彼らを僅かでもより一層理解できることができたのは意義深い事であったとこの機会に感謝しました。

【 生涯安穏 】    小川 浩一

 人間は,生きていくにうえで色んなことがあると思います。最近特に思うのですが,「良い」とか「悪い」とかを思うのも,実は全部自分自身の心が作用しているのだと考えています。
 確かに,生きていく以上は「食べる」「寝る」ということを基本とし,当然のことながら体内に酸素を取り入れないとダメなわけなんですが。人間には「心」というものがあります。そして,俗に言う「バイオリズム」ってものがあります。皮肉なもので,心身のバランスが常に絶好調を保てるわけではありません。以前も記述したことがありますが,「病」と「病気」のお話しです。たとえ,治る病でも気持ちの中までが荒んでしまったら,どんな名医でも治すことなどできません。それだけ,私たちの「心」が受ける身体への作用は大きいということなのだと思います。
 さて,私も含め皆人間としてのスタートは「赤ちゃん」ですね。また,バカみたく当たり前のこといってますが・・・(笑)
 赤ちゃんって,お腹が空いたら泣き,眠ければ泣き,どこか痛くても泣き,オムツが濡れれば泣き,また,それらが克服されたり,あやされたりすると無邪気に笑いますよね。そして,充分に心身ともに満たされて,眠っちゃいます。実は,この自然の摂理に逆らわない“自然体”そのものが人間としての「原点」なのではないかと考えるのです。自分自身におき得ることすべてを,真正面からごくごく自然に受け入れる。そこには,迷わす「思考」もなにもない。なのに,特に私たち大人は,いつの日かこの「原点」を忘れ,森羅万象に対し右往左往してしまいます。何か自分に不都合が起きればそれを「不幸」だと勝手に思い込み,どうにかしてそこから抜け出そうと必至になったりします。「不幸だ」「悪いことだ」ともがけばもがくほど,“底なし沼”や“あり地獄”に陥ります。ただ,よくよく考えてみると,実は「自分自身の心」がありもしない“底なし沼”や“あり地獄”を創りだしているように思うのです。
 自分を含めた私たち人間などの森羅万象には,存在自体無駄なものなどなく,全てが意味することだと考えたいのです。ましてや,人間の心が創りあげている「妄想」などは,もともと存在しないもの。
 赤ちゃんのような人間としての「原点」が,生涯安穏の秘訣なのではないかと考える今日この頃なのです。

あ〜っ(@_@,)     出越 恵子

今日は残業・・・。
6:30まで仕事したっ(@_@;)
服を着替えて家に帰ると7:00を過ぎる(>_<)
ふと,携帯を見ると不在着信☆
親戚の人から電話があって
『帰りに天ぷら食べに来い〜』と☆
せっかくだけど,断った。
用事もあったし,疲れていたし・・・。
帰りがもうちょい早ければ行けたのだけど(>_<)
次の機会にお願いしますっ♪ってか☆
帰ったら,帰ったで,ばあちゃんが台所にいた☆
(ばぁちゃんは90歳をとっくに越してる☆)
疲れているのに・・・。
『そのズボン,汚い!』
『もっと,きれいな格好をしない』
『水屋の戸を閉めない』
2・3分おきに言われる(>_<)
『これは流行り』
『もともとこんな生地』と言い返す。
ご飯を食べているのにうるさくて・・・。
あ〜,疲れて帰ると誰ともしゃべりたくない・・・。
パワー切れなんだろうね(>_<)
声のトーンがきつめになってる(>_<)
わざわざ,疲れた日にしゃべりかけられて・・・(>_<)
がくっ(ー_ー)!!
家の人と外の人と同じじゃないといけないよ☆って。
その通り・・・。
でもhanaはついつい家の人にはきつくなってしまう(>_<)
あ〜,直さなくっちゃ(^^ゞ

 試されているのだろうかって思っちゃう今日この頃☆

 そう,試されて いると思う☆