心頭滅却すれば火もまたすずし  幸治 泰代

 心頭滅却すれば火もまたすずしという言葉も何処へやら・・・。毎日,うだる暑さの中みなさまごくろうさまです。
 「あづ〜いあづ〜い」と言うのが口癖のようになっています。
 でも,地球温暖化防止の為少しでもクーラーをつける時間は少なめにしたいものです(希望)。
 さて,夏休みに突入して,あちこちからお母さんの嘆きの声が聞こえてきそうですが・・・。
 一緒に宿題をしたり,自分も創作意欲が沸いてきたりしませんか?
 昨日は,長男が手縫いで雑巾を縫っていました。それに触発されて,2年生の長女も「雑巾縫いたい!」と縫っていました。
 なかなかの腕前。
 長男は・・・(^^;)でっかい縫い目だ〜。
 長男も,長女もやる気マンマンで宿題に取り組んでいます。思い返して見ると・・・私は追い詰められないと浮かばない。
 それから,エンジンかかるのが遅い。おととい昨日と明日から始まるこどもTシャツ展に出店するTシャツを仕上げる事が出来ました。
 2日でTシャツ5枚。
 我ながら良くやったもんだ(自画自賛)。
 でも,でも・・・同時に明日から始まる手工芸フェスティバルにも出店するのだ。
 明日の午後までにフラワーアレンジメントも頼まれました。
 何でも引き受けちゃう私。
 来るもの拒まずでございます(ちょっとおめでたいかな・・・)。
 でも,必要とされてるのが華☆

 Tシャツと言ってもノースリーブですが・・・。

「レース&野いちごTシャツ ブレスレット付き」

ベトナム旅行      南谷 幸久

 6月26日友達3人でベトナム旅行に出かけました。首都ハノイを初め,世界遺産のハー・ロン湾,ホーチミン市を散策,メコン河をクルーズした。ベトナムは戦争終結後に南北が統一されて30年になります。今ベトナムは1986年のドイモイ路線により,市場経済が導入され約7パーセント前後の経済成長を続けている。
 私はベトナム発展の現状をみるとともに,ベトナム料理が日本人に好まれるヘルシーな料理が多いと言うことも,ベトナム行きの大きな理由であった。
 ベトナムの正式名はベトナム社会主義共和国と言い面積は南北に細長い国で日本の九州を除いた広さで,人口は約8,000万人,宗教は仏教が約80%,カトリック,イスラム,他20%となっている。言語はベトナム語で,通貨はドンで,1円=131ドンです。ベトナムの気候は北と南ではかなり異なり北のハノイは亜熱帯に属し,日本と同じように四季があり,一方南部ホーチミンは熱帯に属し一年通じて日本の夏の様な気候だといわれている。ハノイ市は共産圏ベトナムの首都であり,ホーチミン氏が安置されている,ホーチミン廟には兵士が立ち,厳格な空気が感じられた。ベトナム最大の都市ホーチミン市は19世紀にはフランスの植民地となり,ベトナム民主共和国の,首都サイゴンとして栄えたが,戦争後ホーチミン市と名前を変え,現在はベトナム経済の中心地として,ハノイ以上に活気に満ちている街であり,統一会堂や,中央郵便局,サイゴン大教会,戦争証跡博物館等は外国人観光客でみちあふれていた。市内で特に目に付いたのがオートバイの多いこと,道路には日本製のオートバイがみちあふれ供水の様に流れる様には,目をみはるばかりでした。あれで交通事故が起こらないのが不思議でなりませんでした。添乗員の説明によれば交通違反では係りの警察官に多額の賄賂を使わないと刑が重くて仕事にならないと言うことで,日常茶飯事に汚職が行われていると言っていました。ベトナム社会主義国家発展の裏で貧富の差の拡大,汚職の蔓延,官僚主義の弊害が深刻な問題になっています。このようなひずみを抱えながら発展するベトナム国の複雑さを,思いながらホーチミン市を後にして帰路につきました。

迷い悩み苦しむときもある・・・「変化へ」 近藤 京子(さくら・桜)

 まず,ついに7月10日を向かえられたことを嬉しく思います。
 こんな穏やかな自分と向き合える日が来ることを想像すら出来ず,迷って悩んで苦しんで過ごしていた日々がありましたから・・・。
 癌の宣告を受け「死」を確約された夫の看病期は特にです。今思えば,私自身,明日の朝目覚める保証などありませんのに…。その頃,死は,夫の上にだけあるような思いでした。
 私は,ある時【選択理論】と出会い道が開けていきました。
「京子さん,我慢はしなくていいよ〜」と始めての講座で先生から言葉を頂きました。それまで相手にあわせたり,添うことは最善と思っていましたし,自分の事は後回し,我慢は美徳!とさえ…。
【選択理論】では,変えられるのは自分自身と今だけ。また責任の概念(自分の欲求充足をする。ただし他の人の欲求充足の邪魔をしないで。願わくはお手伝いをしつつ)を知りました。自分の欲求充足は自分の責任なのです。また全ての事象は自分の選択でなされています。落ち込みも悩むことも迷うことも苦しむことも・・・全て自分で選んでいるということを知りました。つまり[別の選択]をすることが出来る。望む自分に向かうための[今より効果的な選択]が出来るのです。
 「As soon as you trust yourself, you will know how to live.」
 (あなたが,あなた自信を信頼し始めれば,ただちに生き方が分かるでしょう。)
 これは,ゲーテの言葉です。自分自身を信じてみると,自分の選ぶべき道や生き方が見えてくる。だから自分を信じて一歩を踏み出そう!と。
 「人の経験は,二つ。一つは成功経験。もう一つは学ぶ経験。」私は,歳を重ねたということもありますが,環境・状況も波瀾万丈でしたので,迷い悩み苦しみもしました。その全てが気づきや学びとなりました。心のアルバムは,多くの選択肢を持ち,それらを上手に繰り,選択する術も少しはうまくできるようになったと思います。
 今,本当に穏やかに生きていられますことを感謝します。
 そして,朝,陽が登りましたら,バプテスマを受けます。

ストレスぶとり     相原 雄二

 私たちは人生を送るうえでいろいろな問題に遭遇します。
 その問題には,無意識のうちに招いたものもあり,あるいは直接自分の責任でないものもあります。
 近頃,私は目に映るもの,耳に聴こえるもの,手に触れるもの,これらすべて縁により起こり,天然自然として味わうように努めています。
 夜,スポーツジムに妻が通うようになり,1ヶ月余りになります。目的は,結婚当初スリムであった身体に戻すためだそうです。直接関係がないといえばそうなのですが,私の晩酌を美味しく飲みたいため,飲めないビールを妻にすすめたのは,他でもないこの私です。毎晩の積み重ねとはすごいもので,これほどまでに人(妻)を変えていくのだろうかと,寒心するやら驚くやらです。尋ねてみました。「なんでそんなお腹になるの?」答え「ストレスぶとり!」お互いの精神的な影響,家庭環境を考えると,それ以上触れることはよろしくないと判断しました。このように多くの外的および内的要因が総合的に影響し合って一人の女性(妻)の身体は形づくられました。書くのを忘れましたが,ジムに行くのと同時に,毎朝約1時間余り家の近くの向麻山(こおのやま)まで,往復歩きとジョギングをとりまぜ平行してやっています。少し前の夕食時,この私に「あなたも一緒に朝歩かない?」とのお声がかかりました。そろそろ迷いが出る頃かと思っていたので覚悟を決め,一つ返事で「明日からつき合うよ」と言って,シマッタ! たとえ人生の途上で思い掛けない困難や不運に遭遇した場合でも決して自暴自棄に陥ることなく,それを自己の「健康」を立てかえる良い機会であると感謝の心で受け止めたのが4日前のことです。
 この自覚に立って状況を直視し,その究極の責任を自分自身に引き受けて妻の目的であるスリムな身体に戻すまで,命が続くかぎり妻と共に同じ時間を共有することが,よりよい夫婦であり「健康」を開拓していくことだと信じようとしている今日この頃です。
 「ストレスぶとり」よ,ありがとう。
 人生を主体的,積極的に生きていく試練をお与えくださったことに感謝いたします。