あなた津波から助かりますよ
                 月岡 功

 「天は自ら助くるものを助く」とスマイルという人が言ったそうですが,これは本当ではないかと思います。ただ,西洋の言い方は物事を確定的に言うようです。一方,仏教のほうではお祈りをすれば救われる確立が高くなると言っているそうです。心情的には西洋,でも理性としては仏教の教えのほうを支持します。
 今,東南海,南海地震については30年以内に50%の確率で発生すると国や県が示しています。九州,中国地方,東北,関東地方など日本各地でかなり大きな地震が発生していますが,東南海,南海地震の予想震源域では地震発生の報道がありません。非常に不気味な感じがします。東南海,南海地震に関してはハザードマップなどが作られて防災の資料として配布されています。これによると津波が押し寄せることになっています。
 それでは,津波はどのように対処すればよいか。対策の第一は,「逃げること」,地震発生後直ちに「高いところへ避難すること」だと書かれている。ただ,近くに高台が無く避難に時間がかかるところで,かつ,津波浸水があまり高くないところでは,「津波防災住宅」のような津波浸水をやり過ごせる「高床式の建築物」を造っておき,そこに避難するという方法もあると付け加えて置きます。
 東南海,南海地震に対しては地震に対しては家の耐震補強,津波に対しては「逃げ道」を確保するなど備えておけば助かりますよ。仏教風に言えば,助かる確率が高くなりますよ。

                 モネの家

すべての思いを家族に 12
あなたにも幸せを
幸せになるために全てを動かす親孝行

                 田上 豊

 世界の聖人は親孝行が,自分の幸せに大きな関わりがあることを発見しました。
 自分の親だけを大切にし,優遇するだけでは,幸福になる価値が少ないのであります。自分の親に対する親孝行を自分以外の人に知らせるのです。親孝行は,これ宇宙の摂理であるし真理である。人間には,まだまだ大自然の営みは解明できていません。人に優しくしよう。
 他人の親に孝行を尽くすように成ってこそ初めて「孝は百行の基」であると偉人は言う。
 親が居ないのにどうして親孝行が出来ますか!
 親が居なくても親孝行は出来ます。
 親が生きているかの如く,物事を考えるのです。
 この様な時には,この様な場合には,親ならどうするだろうか!
 親戚とのお付き合いも,親が喜ぶのは,どれだろうか!と考えるのであります。又,自分一人だけの親孝行ではなく,妻子を引き連れての親孝行であれば,親ご先祖は喜ぶのではないでしょうか。
 親は,兄弟姉妹は,何時までも仲良くする事を願っています。前にも書きましたが兄弟姉妹は絶対に争っては成りません。争うと言うことは自然の法則に反するのです。
 先に宇宙の摂理また真理と書きました。
 私達には数限りないご祖先様がいます。その祖先を何十億年と遡れば,地球の創世紀になります。進化の遙か前です。偉大な者の働きにより,人類も進化したのです。元は皆同じ生物から進化したのです。大自然の働きからです。
 物には本末が有ります。親と子の本末とは,どちらが優先されるのでしょうか? 考えたことが有りますか?
 どんなに有能な人間であっても物の本末を知らない人は才覚才能が優れていても長い一生から見ると幸福な人生を送れないのです。自然の法則が有るのです。法則に従うより外道がないのであります。
 植物の本は根であり,末は枝・葉・花・実であります。根を切るとやがて枝も花も枯れてしまうのであります。
 根を大切にしましょう。根に肥料を与えると幹も枝も大きくなるのです。
 親も子供も,双方大切ですが,しかし親が根で子供は末であるのです。親は年齢を重ねると経験が多くあり善悪の判断も優れてくるのであります。
 心にも本末があるとするならば,心を大切にしよう。

カミとトウヒ 10   田上 守

 きょうは,シャンプーの正しいやり方についてです。
 先ず最初に髪の毛をブラッシングします。特に髪の毛の長い人はするようにして下さい。髪にホコリやゴミがついたままシャンプーをすると髪の痛みのモトになります。
 次に頭皮もかるくブラッシングします。これは血行促進と頭皮の汚れを落としやすくするため。そのつぎに頭皮をもむようにシャンプーをする。
 次はすすぎ。実はここが,肝心。すすぎを十分しないとシャンプーは意外と頭皮や髪に残っています。シャンプーが残ってしまうと髪の毛を傷めてしまったりとか,フケになったりします。

   ヘアーサロン タガミ

「The Book of Life (1)」 林 隆

 ここでは,加入した The Transformational Book Circle で配本された The Book of Life という本の紹介をしてゆきます。
 まず,この本の由来ですが,一世紀から二世紀にかけてローマ・ギリシャに生きた哲学者エピクテタスの教えを,その弟子達が書きとめたものがその原型であると言われています。
 彼はもともと奴隷としてフィリジアに生まれ,文字通りひざを砕かれ足を引きずってローマまで連れてこられます。しかし幸運にも彼の才能は見出され,ストア派の哲学者として名をなし,彼の考えは皇帝マルクスアウレリウスを始めローマの最高峰に居る思想家達に影響を与えるまでになります。
 また,近代においても,ベトナムで捕虜となった人間が,この本に書いてあることを思い出し実践することにより,ハノイの独房で正気を保ち続けました。
 2000年近い時を経て,今なお,この本のコンセプトは昔と同様に輝きを保っているのです。