剣山の星々              尾野 益大

 徳島県内一の高峰・剣山の中腹にキレンゲショウマという鮮やかなレモンイエローの色をしたラッパ状の花が自生しています。
「薄暗い林になぜ,こんな可憐な花が咲いているの」と,不思議に感じさせる風情があります。ミルク色の霧の中で出会ったなら,まるで無数の星が地上に舞い降りているかのような錯覚を覚える風景です。そんな咲き方です。
 キレンゲショウマは氷河期を生き残った希少な花の一つで,環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧2類」,徳島県の同ブックではもっと絶滅の可能性が高い「絶滅危惧1類」に指定されています。また地元美馬市(旧木屋平村)は天然記念物に指定して保護の対象にしています。ところが,この花の芽などが数年前から一帯に生息するニホンジカ,ニホンカモシカに食べられていて,開花シーズンに咲く花の数を激減させているといわれます。他にも多くの希少な花が犠牲になっているようで,剣山の関係者は頭を抱えています。
 これについて興味深い話があります。実は剣山頂上ヒュッテでハスキー犬の「太郎」を飼っていた6・7年前までは,シカの食害がほとんど見られなかったのです。偶然かもしれませんが。しかし考えられることは,オオカミの血が混じるハスキー犬をシカが天敵と恐れて,花畑を形成した剣山の中腹から頂上にかけて近づかなかったのではないかという推測です。太郎は人に危害を加えなかったため時々,鎖を解かれ,剣山の頂上周辺にとどまらず,一ノ森,見ノ越,三嶺までも歩き回っていたといいます。
 太郎の気ままな散歩が,剣山の星々の厳重なパトロールにつながっていたのかもしれません。いつの間にか姿を消してしまった太郎のいない現在,対策が急がれます。
 もう一つ,明るい話があります。木屋平小学校の児童がキレンゲショウマをはじめ,県内で木屋平の山々にしか咲いていないワタナベソウ,剣山で発見されたギンロバイなど地元に咲く希少な草花を熱心に栽培しているのです。
 悩みはありますが,いろいろな人たちが力を合わせて剣山の星々がいつまでも輝き続けるよう願わずにいられません。

家の尊重              小林 金吾

 親,子,孫が共に暮らす,一家団らんの家庭は日本民族の伝統であり,家庭円満の象徴であり,心あたたまる思いがする。
 最近では外来思想の影響をうけて個人主義的思想がはびこり,いつしか家の「尊重」という我国古来の美風がうすらいで,年少犯罪者がふえている現在社会の汚点である。
 時代がどのように変わっても民族の伝統を尊ぶことが大切であります。
 山紫水明の国土に培われた日本国民性に立脚した古来の姿に立ち返らなければならない。その根底をなすものは即ち「日本精神」であり,敬神,崇祖が一致することは家を尊重する精神で日本国民性であり,家の祖先崇拝をはじめとして,家名を落とさず親名を失わずとして,家名を尊重する精神を起こしているのであり,この家を中心として親,子の愛情が見られるのみならず,夫婦愛,兄弟愛も家のつながりに成り立っているものであり,日本の国民性の大きな長所であり,特質でもあるのです。
 即ち家の尊重等を根底としているのであって,没我,無私の精神,包容,同化の精神もこの上に立って顕現するものである。
 没我,無私の精神は利己的な立場や,個人主義の立場を捨て,大きな国家の中に没入し,国家的存在の一分子であると共に郷土の住人となり家の一員として生きる態度となるので,かくの如く家の中に自らを見出すという傾向が日本人の国民性となって居るものです。
 家族制度の美しい点は,この没我無私の心である。祖先絶対崇拝は即ち敬神崇祖であり,我れは子孫であり,子孫即ち我れであり,また祖先は我れであり,我れまた先祖である。
 これが敬神崇祖,無私,無終,祖先並びに有縁,無縁に対する朝のお礼に夕べの感謝と日々の供養は真行(マコトニオコナウ)すれば一族一家の家庭円満で繁栄はまちがいなし。家名の尊重を重点とする所以である。

                   合掌
             結 果 子 勝 豊

阿波の鳴門(九)          野口 一夫

 7月,8月と阿波風の投稿を休ませていただきました。実は私,鳴門工業高校のPTA会長をしており,甲子園出場特別後援会会長に任命され募金活動・応援等で大変忙しかったのです。その他,鳴門古事記研究会会長,菅谷町内会会長(65世帯)もしております。
 投稿は休ませていただきましたが,この間にありました主な出来事を報告します。
 中学の同窓生に卓球王国発行人で写真家の高橋和幸氏がいます。今年正月に同窓会があり阿波古事記について話をしたところ,一度案内して欲しいとのことで,先日,鳴門並びに国府町の矢倉比売神社,多家良町の金山神社並びに天津麻羅の立岩神社,神山町の大阿波神社並びに立岩神社を案内しました。感じたものがあったらしく,時間がとれれば正式に写真を撮り,公開する約束をして頂きました。
 京都・岡山・加古川の方から古事記に書かれた鳴門等を案内をしてほしいとの依頼を受け2日に渡り,案内しました。鳴門並びに香川県三本松の水主神社を案内しました。別の日には神社を囲み水主三山がありますが,その一つの本宮山に片道40分をかけ登り,頂上のくじらを象った岩藏に参拝しました。
 鳴門の案内コースは内海公園(高島・大毛島・旧阿波井神社・鏡島)・鳴門スカイライン(ハヤスイノナト・アワノト・曲浦)・宇志比古神社・萩原古墳跡(日本最古前方後円墳)・大麻比古神社・葛城神社としました。
 長野県でPTA全国連合大会があり,2泊3日で信州の研修旅行をしてきました。
 県内のPTA関係者45名で和気藹々とした,とても良い研修旅行であったと思います。諏訪大社もあり,農業等は阿波忌部が伝えたのか? 阿波のにおいを感じました。
 10月には母校の瀬戸中学で1年生対象に「古事記に書かれた鳴門」と題して話をする予定となっています。
 以上,主な出来事と今後の予定を報告しました。

ランプシェード制作中      幸治 泰代

 ひたすら手を動かすクマ☆キチです。
 …あぁ,これが全部スワロフスキーでできてたらいいのになぁ…と思いつつ。予算が算出されないので丸小ビーズを中心に作っています。
 配色はマルチで。モチーフは蝶と花。作品展に向けて…あまり日にちがありません。やらねば!!
 ランプシェードばっかり作って,他のものが全然できていません! お直しのランプシェードもやっつけなきゃ。昨日は何時間も作り続けてかなり目を酷使しました。でも,その分納得のいくものができそう。自己満足の世界になるかも知れませんが,無になって物を作るのっていい。それを評価されたらもっと嬉しい。一番に子供達が評価してくれました。ありがとう♪ そして,まいにち可愛い姿をみせてくれているネコのクーちゃんありがとう☆ かなり,癒されちゃってます。うちの旦那も癒されてる。旦那に一番,可愛い態度やもんねぇ。
 ネコに学ぶお気楽生活☆ 学ばなくともお気楽ですが,しなやかボディも手に入れたい! 前から行きたいヨガに行けてないなぁ。でも,自力整体をがんばるか〜。なんでも,興味津々(悪く言うと飽きっぽい)なので何でもやってみます。
 今朝は早朝,外で(これがポイント!!)太極拳!? クマ☆キチ拳を真ん中の子供とやってました。ビーズをしながらラジオやテレビでノリノリの曲が流れ出すとむくっと立ち上がって急に踊りだす。…アホですね。
 でも,これは鈍った体をほぐしてるのよ〜。だから,肩こり知らずなんですよ〜。でも,おなかまわりのお肉は…なかなか落ちませんねぇ。一番最後かしら〜!? それから,太もも。あと,二の腕…。「軽くヤバイ?」を通り越して「かなりヤバイ?」ことになってます。
 みなさ〜ん。これから,益々,ご飯は美味しくて,服も露出が少なくなってきます。脂肪が巻き巻きしないように気をつけましょう。ワシもがんばる〜。リバウンドせんように〜☆ 目指せ〜ゆみかおる☆ 中学生の時の体重に・体型に戻るぞ〜ぃ。←これは言い過ぎですが。呼吸だけでもやせられるんですよ〜。がんばりましょう☆