「念ずれば花開く」 芝山 靖二
以前私の好きなラジオ番組に「ラジオ子供電話相談室」と言うのがあった。
夕方4時ごろの放送でよく車の中で聞いていた。子供の素朴な質問が大変すきだった。
「地球は重たいもの皆乗ってるのになぜ浮かんでるの」「動物園のぞうさんは,自分のことぞうさんて分かっているの」等々である。
ある日小学4年生の女の子が「流れ星に願いを込めるとかなえられるって,本当ですか?」と質問した。
私は先生方がなんて答えるか興味しんしんで耳をそばだてた。すると先生は,反対に女の子に流れ星の流れている時間はどれくらいですかと聞き返した。女の子は1,2秒ですと答えた。
「そうですねえ。」と言うことは願い事を前もって用意しておかないと間に合いませんねえ。
つまり,流れ星に願いを込めると言う事は,いつもそのことを思っていると言う事になります。いつもいつも思っていると言う事は思っていない人に比べて普段の努力が違ってきます。
社長になる事が,よいわるいは別にして社長になろうと思ってない人は,九分九厘なりません。家を新築しようと思って無い人に家は建ちません。何か人生に夢を持ち,その夢をかなえる方法に願望映像絵画というのがあります。
自分の顔の前1,2mのところに1m角ぐらいの映像を頭の中で描きます。なんでもよいのです。家族皆でスイス旅行に行っている絵,自分の理想の家に皆で住んでる絵,すべて願望が叶った状態で描きます。
これを毎日寝る前でも1分でも2分でもいいですから,叶えられるまで続けます。
これはかなり高い確率で「夢」がかないますよ。
どうかお試し下さい。
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屈原をたずねて(15) 山田 善仁
九歌の第二は雲中君である。
雲神豊隆を祭る歌で,その演唱は一般の祭巫による合唱形式で,神巫は登場するが,所作だけで歌はない。
【1】蘭(らん)の湯に浴し芳(ほう)に沐(もく)し,采衣(あやぎぬ)を華(かざ)るは若(じゃく)の英(はな)。霊(かみ)は連蜷(もすそひ)きて既に留まりたまい,燗昭昭(かがや)くひかり央(きわみ)もあらず。
【2】蹇将(ああまさ)に寿宮(まつりのにわ)に憺(やす)らわんとし,日月(じつげつ)とその光を斉(なら)ぶ。竜(たつ)の駕(こま)かり帝(あまつかみ)の服(みけし)きて,聊(しば)しとびかけり周章(とびめぐ)れり。
この歌詞は専ら雲中君(雲の神)に扮した神巫(男性)の装いとしぐさを描いている。
雲神の巫は蘭の湯に浴(ゆあみ)し,白(よろいぐさ)で沐(かみあら)い,杜若(とじゃく)(茗荷(みょうが)の類)の花で着飾り,竜の車に乗って日と月と共に輝き,天を駆け巡る。
【3】霊(かみ)は煌煌(かがや)かに既に降(くだ)れども,(すばや)く遠(はる)か雲の中(うち)に挙(あ)がりぬ。冀州(きしゅう)のそらを覧(み)れば余(あふ)るる有り,四海(よものうみ)まで横(はびこ)りて焉(いずこ)に窮(きわ)まらん。夫(か)の君を思いて太息(ためいき)つき,労(いたづ)く心(むね)も極(はてしな)く(なげきわ)びぬ。
この場面は,雲神は祭祀の場に降るが,たちまちまた空高くあがり,冀州(古代中国の九州(あめがした)の中心で河北,山西の地)の空を覧わたして,四海まで果てしなく広がって去る。
そして祭巫は,雲の神を思うて溜息つき,心はなやみ胸は傷む歌である。
(竹治貞夫,中国の詩人。屈原)
(目加田誠,詩経楚辞)
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剣山とUFO 蜂谷 やす子
いにしえの昔から霊山にUFO! 知る人ぞ知る事実です。ある雑誌にも掲載されていました。剣山を背景に金色の丸い物体! うーん。
邪馬台国が高天原という説もあります。卑弥呼が天に向かって祈祷する。あの時代,晴れた日には遠く大山,和歌山もっとみえたかも……。ちなみに木屋平の貢は数十年前迄空地(そらち)といいました。
1960年頃迄屋根沿いに走る,火道が2週間ぐらい燃え続けたとか。近代では採草地としての火入れをしたといわれる。地元では天火(てんぴ)といったらしいです。
古代は,幹線道路として利用。屋根沿いだと思ったより早く移動可能だろう。いわゆる高速道路のようなものですね。
剣山を中心とし,まわりの山々通じていた。
不思議ですね。
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寿司寿司巻寿司のオン・パレード 平 澄子
節分の前日和歌山の姉が我が家にやって来ました。
「巻寿司をたくさん作った」と言って持って来てくれました。ごぼうとほうれん草が入ってとてもおいしかったです。
次の日,二人で田舎へ帰る事にしました。
昼頃,一番上の姉の家へ行くとお昼に巻寿司を出してくれました。三ツ葉が入って懐かしい味でした。
そして母のいる田舎へ行き,夕食は姉の持って来た巻寿司です。大きな皿にピラミッド状に重ねています。朝,早く起きて大変だっただろうと思い,精一杯いただきましたが,6人で食べてもなかなか減ったようには見えません。
あくる日,冷蔵庫の中に巻寿司が3本そのまま入っているのを発見! 母が車で売りに来た人から買ったと言う。あ〜あ,それも食べたかったなぁ!
節分が終わっても巻寿司は当分続きそうです。
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