人生の目的 相原 雄二
私はこの年(55)で4人以上の家族を見送ってきた。7人兄弟姉妹の中で育ち,丁度30年前にすぐ下の弟,24年前には長男の兄,そして事故による身障者であった母を16年前に,晩年,親とはこうあるべき姿だと,教えてくれた父を8年前に送る。 |
"I ha Freud am Lbe!"―僕の人生には
喜びが一杯だよ! 松林 幸二郎 6月の半ば,私の職場(Grossfamilie-大家族)に住み,毎朝,電車で仕事に出掛けるハンディキャップを背負った5人の職場を,障害が重くて外に働きにいけないHさんとAさんを連れて訪問する機会をえました。そのなかの一人のHUさんは木工場で15年間働いていましたが,木工場が規模を縮小したのを機に,隣村にあるシステムキッチンを作る家具工場に2年前から働いています。歩行と言葉での表現に障害をもつHUさんですが,家具工場で私の目には複雑に見える機械を操作しながら,胸をはって誇りを持って働いている姿にいたく感動したものでした。彼の裏表のない働きぶりや明るく素直な性格のため,他の労働者からも大変好かれていることを直に見て,とても嬉しく感じたものでした。 |
屈原をたずねて(20) 山田 善仁
九歌の第九は「国殤(こくしょう)」で,「国殤」とは国の為に外敵と戦って討死にした勇士の霊を祭る。祭る人の無い亡魂を殤(しょう)という。 (竹治貞夫,中国の詩人。屈原)(目加田誠,詩経楚辞) |
〈豊穣の海〉 大西 時子
起きているだけの現象を |