きれいな街は愛から生まれる
               石渡 修司

 徳島はきれいです。道を歩いて,たばこの吸殻やごみが落ちていないのに気付きます。東南アジアの国から来た人たちが異口同音に日本の街の清潔さを称賛すると聞いています。たばこを道路に捨てないことは,たばこを吸う人のマナーだと思っていました。でも人の良心に期待することはできないのです。横浜や東京では,たばこの投げ捨てをさせないように,歩行禁煙を規則で定めています。たばこを路上で吸うことのできる時代は終わったのです。徳島ではどうなっているのでしょうか。しかし,とにかく道路はきれいです。たばこの吸殻一つありません。なぜでしょうか。とても気になりました。わかりました。住民の人たちが道路や公園を清掃しているからでした。箒を持って,自宅前の道路を掃いている人を随分と見かけます。徳島教会の近くの昭和町公園は木曜に朝市が開かれますが,朝市が終わると店の人たちがきれいにして帰っていきます。公園の近所の人たちも公園の周りを掃いたりしています。公園の中は草一本生えていません。きれいに抜き取られているからです。それは公園清掃を専門になさっているご夫婦の鋭い目が草の一本さえも見逃さないからです。街の中にある公園でこれほどまできれいな公園はありません。きれいな公園は気持をなごませてくれます。朝に夕に人々がベンチに休む姿を見ることができます。是非,昭和公園に来て,見て下さい。徳島は街をきれいにするために規則に訴える必要がありません。徳島の街はきれいにしたいと願っている人たちの愛によって大切に守られています。

阿波踊り 天の渦女連  鎌田 尚之

 知り合いが撮られた写真を掲載します。ブログを書かれている方も沢山写っています。
 さて皆さん名前分かりますか。照会頂ければお知らせします。


人生問題の解決法   近藤 隆二

 生涯教育の先駆者廣池千九郎博士は,人生とは人間実際生活の人と生を取って人生と言う。人間は心と体で,精神生活(心の生活)を道徳と言い,物質生活(身体生活)を経済という。心と身体は一体だから,道徳と経済は一体である。心の使い方(善悪)によって,身体も健康と不健康に分かれる。心が本であるから道徳が根本であると教えて頂いています。人生問題の解決法は三つあると(廣池千九郎語録21項)に書かれています。
 第一の解決法は死ぬことである。死んでしまえばいやでも解決してしまう。第二の方法はやりたいことをやることである。第三は自己反省して,良き師の教えに従い,子孫が万世不朽に栄え進化向上していく方法である。どの方法を選ぶも各自の自由である。日本もここ数年自殺者が年間3万人にも及んで深刻さを増している。語録の203頁に「迷った時,行き詰まった時は,伝統のことを思え。自然と道が開けてくるものである。結果が良くなるのである。例えば親のことを思い,安心満足してもらうにはどうすべきかと考えるなら,心が天地の公道に乗るから,神力によって道がつく。」と教訓されています。
 死ぬ(自殺)前にお墓に詣で,墓前にぬかずいて祖先におたずねすれば良い考えが浮かんで道が開けると思います。

母子の慕情       本多 幸代

 鳴門文化会館にて舞踊組曲「母子慕情(ははとこのぼじょう)−傾城阿波の鳴門より」を観に行きました。
 徳島の街も阿波おどりが終わりその余韻が残っている中で,音とリズムと光の中,母と娘の絆と言うことに今一度考えさせられました。
 母を思う娘,娘を思う母,母の心は計り知れぬものが人形浄瑠璃の人形とダンスのリズム,音楽が口では言えない情感を出して,観る人の心を引きつけました。
 最後のシーン,阿波おどりのスローテンポで旅立った娘を思う母の胸中がこれ程迄に表現できるのかと感心と感動に胸を打ちました。
 久々に少しうっとりとさせられる一時を過ごすときが出来た夜でした。