忌部の話 十四 「伊勢神宮」 その二
尾野 益大 伊勢神宮の内宮の祭神・天照大神に発展する日の神を守護神としてまつっていた海部(磯部,石部,伊勢部)。元々,伊勢南部の志摩半島など海岸一帯に住んでいた。 |
備えあれば憂いなし 山田 章
昨年の畑作業が終わり,農閑期に入っている畑地を眺めて思った。昨年の暮れに収穫の終わった茄子苗木を根から引き抜き乾燥させて来た。此の百本の苗木はそれぞれが根を天に向けて自分の役目は果たしたと云っている。集めて焼却にかかる。半乾きで心配であった。火の勢いが出てくると,百本の株がみごとに短時間で燃えつきた。此の姿は,大自然の恩恵を頂き,その結果を求めない。すばらしい姿を眺めた思いでした。 |
いろんな帽子 島川 文代
ココロの中のいろんな帽子。 |
千両と万両の花 近藤 隆二
千両は葉の上に実をつけ,万両は葉の下に実をつける花,見える所に実をつけるのが【千】,見えない所に実をつけるのが【万】。人に例えると,人様に見える地位名誉財産を持っている人が【千】,人様には見えない徳を持っている人が【万】。結局人の価値は目に見える地位名誉財産よりも,目に見えない徳(慈悲)のある人が尊敬され,神仏を始め諸聖人方のように拝まれる人になることを千両と万両の花が教えてくれているのだと思います。 |