蜂須賀家の秘宝 御堂 孝
皆さんは万年山公園をご存知であろうか。佐古小学校を南へ眉山に突き当たった処がその公園です。徳島藩十代藩主蜂須賀重喜は巨大な自然石に「阿淡二州太守族葬墓域」題して墓域を万年山と命名しております。ここには蜂須賀家八代藩主から十四代藩主までの藩主とその一族のお墓があります。またかんぽ宿の付近には大阪より移転改葬された家祖正勝(小六)の墓もあります。蜂須賀家の墓所の特徴として,藩主はもちろん,夫人,なかには側室の墓も合祀されているのもあります。今は荒れ放題で墓石は傾き,玉垣は倒れています。ところが昨年より徳島市がなぜかこの財政難のおり改修を始めたではありませんか。十一代藩主とその夫人のお墓は立派に再現されました。今は十代藩主の墓所が進められております。私が工事を見学していると工事監督が眼で向こうへ行けと言うような態度みせます。徳島市はついに蜂須賀家の秘宝に目を付けたに違いない,よし,市が早いか私が早いか意欲を燃やして通うことにしました。原稿が「阿波風」に載らなくなったら,黙って徳島を去ったものと思って下さい。ちなみに工事が始まったのは国の予算が付いたからだそうです。 |
青年が 荒野をめざした 果てに
松林 幸二郎 この夏,訪れた国,北欧フィンランドは私の青春にとって切っても切れない特別な国であったことを改めて思います。 |
「ごっついん阿波美術展」を
見に行って思った事 橋本 節子 今日,文化の森の多目的ホールで展示している「ごっついん阿波美術展」を見に行って来ました。 |
「思いの轍(わだち)」 大西 時子
日々の事象の中であたふた,ぜいぜい、ふ〜ッ。
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