4月7日の一面に「名張毒ぶどう酒事件」再審開始の可能性と言う記事と,中国日本人の死刑執行と言う記事が並んで載った 。
「名張毒ぶどう酒事件」と言えば1961年,今から49年前の事件である。私が高校入学の時,三重県名張市出身のK君が自己紹介の時良く言っていたので記憶にあります 。その時点で3年前の事件だったのです 。
日本の歯がゆいぐらいの慎重な裁判に対して中国は,今回,死刑を執行された赤野被告は2006年9月に別の男3人と大連の空港で,覚せい剤2.5キロを密輸しようとしていて逮捕され,昨年4月に死刑が確定していた。後の3人も今週中にも死刑を執行すると言う。
中国では死刑を犯罪撲滅に対する最大の効果があると司法当局が確信しているため,死刑の適用が多用している。
例えば,2001年4月から7月の間だけで,少なくとも2960人に死刑判決が下され1781人に対し死刑が執行された。
四川省の検察当局は,「迅速な逮捕,迅速な裁判,迅速な結果」を掲げ,誤判が大量に発生したとみられ,冤罪による死刑も多く行われたと言われている。
私にはよく分からないが,人が人を合法的に殺す死刑制度,はたしてどれだけの犯罪抑止効果があるのだろうか?
ものすごくあると言うのであれば,死刑制度を廃止している欧州諸国にたして,中国は際立って凶悪犯罪が少ないはずである。
私には被害者の事を考えれば,死刑廃止と言う先進的な考えまで届かないが,今の中国と日本は余りにも違いすぎる。
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もともと歴史好き。けれども古代史はちょっと・・・・。神様の名前がややこしい!当て字で読みにくい!そんな理由で敬遠していました。
ところが,去年の秋,徳島大学で阿波忌部族の話を聞く機会があり,その話に衝撃を受けました。
“徳島が食の母国?あらたえ?由加物?何で徳島から?”ひょっとして徳島って只者ではないのでは?今まで徳島のことをよく知りもしないで,「徳島は何もない所」と思っていたのに・・・・。
それから私の“知りたい病”が始まりました。古代の本を読み,週末には主人と二人で神社巡りをする日々。そうこうする内に,最初はチンプンカンプンだった神様の名前がわかるようになり,会社の社員ブログを利用して,神社の紹介やちょっとした歴史,そして自分なりの感想を「波」で情報発信するようになりました。
「波」といえば,「波を起こすのは,私から」このフレーズが目に飛び込んできた瞬間,何故だか涙がこぼれてきました。
年をとって涙腺が弱くなっている?それもあるかもしれないが,それだけでないと思います。
三村さんの
「晴れても雨が降ってもみ〜んな同じ」
「いろんな神様がいるけど,み〜んな一つ」
全てを包み込むような大きな言葉が,私の心の琴線に触れたのでしょう。生きていく上でのたくさんのエッセンスをいただきました。
今はまだ,古事記を分かりやすく書いている本を読むので精一杯ですが,阿波と古事記のつながりを,知れば知るほど好奇心は増すばかりです。楽しくて仕方ありません。
まだまだ勉強していきたいと思います。どうぞ皆様,ご指導のほどよろしくお願い致します。
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ここ2〜3日寒さが厳しく,「寒いな〜あ」「なんとなく喉が痛いな〜あ」と,掛り付けのお医者さんでトローチをもらって飲んでいましたが……。ついに今日39度近くまで熱が上がってしまって,床に伏してしまいました。4月18日の事です。
しっかり水分補給したものの,一日中熱は下がりません。
でも,今日なんとしてでも「波阿波」の原稿を書いて,明日の朝には送ろうと,心を変えようと自分自身の「熱があるから,病気だから」という弱い心に,「いつでも,どこでも,すぐできる」と言い聞かせながら書きました。
書き終えて,嬉しかったです! 私にこんな事が出来るようになったとは……。
それというのも,波阿波の原稿を書いて送るようになった時からそうなりたいと思っていたら,いつしか出来る自分に変わりました。
皆さんのお陰です。ありがとう!!
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一度海外へ出た事がある人は,ある意味,外から日本を眺める機会を得たことがある,とも言える。ただ短期の海外旅行,それもショッピングや観光だけを目的にした短期旅行ではあまり深くは考える機会もないだろうが,それでもいろいろな面で日本との「違い」を実感したことがある人は多いと思う。
これが海外で生活するか,あるいは住むとまでは行かなくとも比較的長期にわたって滞在したことがある人は,いろいろな意味で,日本とその国の違いを発見し,時にはその違いから日本にいては考えた事もなかったような「日本」という国の特色を再発見する機会を持った人もたくさんいるはずだ。
私自身,海外が長くなって,すでにかれこれ20年近くになる。もともと「愛国心」などというものとは無縁であると思っていたが,特に日本で愛国心というと,他の諸国では自分の国を愛する事はごく当たり前のことであるのに,なぜか,右翼,とか反動とか,戦前の軍国主義を想起させるような風潮があることから,敢えて「自分は日本と言う国が好きだ」などとは人前で言うことはめったにない。しかし,なんのかんのと言っても,自分が生まれ育った町が故郷という形で特別な位置付けを持つのと同じ意味で,自分が生まれ育った国,日本というのはやはり日本人にとっては,たとえどこで何をしていたとしても特別な存在であることに変わりはない。
昔,アメリカに留学して帰国した知識人が,なんでもアメリカの良いところを引き合いに出して日本を批判し,アメリカかぶれと批判されたこともあったが,その傾向は一部知識人に留まらず,ある意味,国民性みたいなところがあって,外国と比較して日本はいかに悪いか,という記事に対する関心が高かったり,なにかというとすぐ外国の日本に対する見方や意見を気にする,という傾向に如実に現れている気がする。
経済的な苦境や,個々の分野でのどうにもやりきれなくなるようなニュースが日常茶飯事で流れていることは確かなのだが,どうも全体として見ると,日本と言う国は平均点としては非常にいい線を行っているような気がしてならない。
これは定量化できない部分も含めての話なので,それをデータとして示すことは不可能なのかもしれないが,それでも,やはり日本に住んで居た方がいい,と思わせる何かを,この国が持っていることは確かだと思う。
日本は,あるいは日本人はもっと自信を持ってもいいのではないか,という気がするのは私だけではないだろうと思う。
ただし,それがうぬぼれや尊大さに繋がらない限りは,という条件と,もう一つは,この日本の良い面の多くが,国と地方自治体を含めた「公」の膨大な借金というツケを残していることだけは忘れてはならない。
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脳は右と左で働きが違う。
言葉は左,音は右。
言葉と音が同時だと両方とも左。
母音について,日本人は左,外国人は右。
虫の音,動物の声について,日本人は左,外国人は右。
日本人だけ脳の働きが違う。
日本語は母音主体,子音だけでは意味がない,母音それぞれに意味がある。
英語は子音主体。速記術で母音を省いてもわかる。
伊語,仏語,ポ語は母音主体だけど,母音それぞれに意味がない。
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