上海万博         芝山 靖二

 5月22日(土)徳島空港滑走路延長記念の上海直行便で行く3泊4日の旅に友人に誘われて行ってきました。直行便で行くと上海まで2時間(帰りは追い風1時間40分)で行きます。時差が1時間遅いので,11時に阿波踊り空港を出発すると,上海へ12時に着きます。
 とにかく中国の凄さを肌で実感してきました。四国4県で30階以上のビルは高松に一つだけあるそうですが,上海にはそれが3,000あるそうです。
 外灘(わいたん)のビル群の凄さ上海ワールドセンター(森ビル)の横には世界一の高さのビルが建設中です。まさにハイスピードで進化を続ける東洋の大都市,南京東路(なんきんとうろ)の夜のにぎわいは正に不夜城です(一度は見る価値あり)。
 マナーが悪い,町が汚い,偽物ばかり作る今,中国のイメージは大変悪いです。でも考えてみれば日本も東京オリンピック以前のころは似たようなところがありました。
 中国は今この3つを物凄い勢いで改善しようとしています。そう遠くないうちに改善されると思います。ただ日本と徹底的に違うのは,政治が共産党一党独裁であること。どんな政治をやっても批判する野党がありません。
 23日(日)は朝から夕方まで万博会場にいましたが,北朝鮮館だけ入りました(全然待たなくてよかったから)。あとは入り口で待ち時間を聞くと,3時間とか3時間半待ちで,皆あきらめました。

 『論語』に「道に ( ) いて ( みち ) に説くは,徳をこれ ( ) つるなり」( 陽貨 ( ようか ) 篇)とあります。
 これは,道で人からよい話を聞いて,それをすぐほかの人に説明するのは,自分の徳を捨てているようなものだ,という意味です。
 つまり,よいことを聞いても,心にとどめてそれを実行しなかったならば,自分の身につかないということです。
 また「実行を主として道徳塗説せず」ともいわれます。
 個人的に相談を受けた場合でも,相手の感情に引き込まれていたずらに同情したり,相手の行為が自分の感情や利害に反するためにこれを ( さと ) すというような心づかいで助言や指導は知的,感情的なものにすぎず,その動機,目的が利己心にもとづいているからです。したがって,その話は先方に徹底せず,道徳の必要性を正しく理解してもらうことも,すすんで実行してもらうこともできません。
 今まで何度か,ご夫婦のことでお話を聴かせていただき,自分自身の過去の失敗例をも話しました。
 しかし,相手様の心を癒し,心の悩みなどを解消するまでにはいたりませんでした。
 そこで,まずご縁あって御聴きする機会を,自分自身が他人様の仕合せを願う慈悲心を育て,品性を完成する努力におかしてもらおうと考えつきました。
 そして神様にすべてをゆだね,頭を丸めました。

人権作文を書いて   相原 詩恩

 学校で人権についての学習をしました。
 そして,人権問題を考えての作文を書きました。
 人権問題にはどんな種類があるのかや,ダウン症についてなどを書きました。
 そして,一番心に残っている事で,小学校のとき人権劇をした事を書きました。4年生の時にしたハンセン病についての劇です。昔は,とてもおそれられていた病気で,人がいない療養所にかくりされたそうです。他にも,差別を受けたりしてそれを知って私はとてもひどい事をするんだなあと思いました。今はこの方法はないので良かったと思いました。
 私はこの人権の作文を書く事で,昔も今も差別で苦しむ人がたくさんいることが分かりました。
 これからは,人の気持ちを考えて思いやれるようにしていこうと思いました。

出会い        琴江 由良之介

 図書館でみつけた,地元国立大学の一般市民向けのパンフレットの「考古学基礎講座」に気持ちがそよいで,木曜夜の週一・十回シリーズに通い始める。仕事は人となりなのだ,本人こそ遺物みたいな准教授が,毎回,太古の昔へと誘ってくれる。
 さて,その帰り道,「アナンなら乗っていかんで……」と,さそってくれて,その都度お世話になっている。
 同乗は,ドクターA。ふたりのやりとりから,知る人ぞ知る,○○研究会のナンバーワンとナンバーツーであることが判明。もっとも,助手席のその会長サンはただ単に祭り上げられてあるだけみたい,全権はハンドルを握っている「副」が握っている模様。
 半世紀前には自分らの町にもいくつもシネマ館があって,あるとき,そのうちの一軒に,三船敏郎がヤマトタケルに扮した封切り作品がかかった。
 お二人が関わっているのは,その原作の世界なのです。
 もう,おわかりですナ……。

天狗飛びきりの術  東京古事記研究会 室伏 聖司

 昨日,今日を一言で言うと,初めてプールの飛び込み台から飛び込む感覚。
 初めてバンジージャンプから飛び込む感覚。怖いけど面白い。感謝。

6 29, 2010 11:26 AM 京都にて

                山田 章