すべての思いを家族に 76
偉大な者 透明度
     田上 豊

 私達は完璧な人が好きですか? それを目指していませんか?
 完璧な人は居ないのです。
 偉大な者は人間の透明度を見ているのです。
 どれだけ人の役になったか。
 どれだけ偉大な者のお手伝いが出来たか。
 どれだけ万物の育成に関わったか。
 人間は違うのです。汚れているのです。欲なのです。
 偉大な者は透明なのです。
 どれだけ財産を成したか。
 どれだけ名誉を得たか。
 どれだけ知識を持ったか等は見ていないのです。
 自分の弱さってチャ−ムポイントかもしれないね。自分の非力を認めよう。認めた上で助けて貰おう。機会が有れば人を助けてあげよう。何でもかんでも一人で頑張っているのは可愛くないのです。完璧じゃなくて可愛い人目指したら楽だよ。今日から可愛い人に成る人生本番にしょう。
 春になってきたね。衣替えの季節です。心も衣替えが必要ですね。過去も大事なのです。過去を積み重ね古い物を捨て記憶にとどめるのです。
 何と言っても今が大事なのです。楽しく感謝できたら偉大な者は喜ぶよ。

「私の父は農夫です」   松下 央実

 今日は,近くのお宮のそうじに出かけた。南の門屋から,二つ目の鳥居の間の境内をほうきではいて,お宮のちんじゅの森に落ち葉をすてるという単純な作業ですが,やっている時は無心でやっています。
 これは実を言うと,もう習慣になっていて,日々やっています。あまり理屈を言うとつまらないので,また,つかれるので,常の日常の一コマの一つとなりはじめています。
 農夫は土を大切にします。お宮のちんじゅの森はその土を守ってくれるためのものです。
 単なるそうじですが,これも農夫としての大切な仕事です。

「とっとり 読書絵てがみコンクール」応募  澤田 織世

 今年は,本当によく雪が降ります。私が鳥取に来てから,これほど降った年は初めてです。
 優志は,元気に幼稚園に行っています。家に帰ってからも,寒いのに,毎日雪遊びをしています。美織は,相変わらず,自分で音楽を鳴らして踊っています。最近は,自己主張が強くなり,ママに泣きついてきます。
 さて,優志の今回の「波阿波」の原稿の説明に入ります。
 今回の『せんろはつづく』の読書絵てがみは,鳥取県学校図書館協議会,新日本海新聞社が主催する,「とっとり 読書絵てがみコンクール」“幼児の部”というのに応募しました。課題図書の中に,優志が好きな乗り物シリーズの絵本を書いている絵本作家の本もあったので,応募することにしました。優志らしい,伸び伸びとした絵に仕上がりました。

『せんろはつづく』読書絵てがみ
文・絵 鳥取第一幼稚園 年中組 さわだゆうし


やまがあった どうする?
あなをほろう トンネルだ
かわがあった どうする?
はしをかけよう てっきょうだ
みちがあった どうする?
しゃだんきをつけよう ふみきりだ

〜中略〜

きたぞ きたぞ れっしゃがきたぞ
みんなをのせて れっしゃがはしる
せんろはつづく どんどんつづく

   『せんろはつづく』
   竹下文子 文・鈴木まもる 絵 より

『せんろはつづく』を読んで,お話の続きを作りました。

うみがあった どうする?
おおきな ながいてっきょうを つくろう
それから どこにいく?
アメリカにいこう

せんろはつづく アメリカまでつづく
じゆうのめがみが みんなをまってるよ

           さわだ ゆうし 文

この読書絵てがみは,パパに送ります。
パパ,いつもありがとう。

引田町            御堂 孝

 我々山の会は今年の山開きとして,1月9日お隣の東かがわ市引田町の翼山に登りました。出発時は天気は良かったのですが,登山の途中雨が少し降ってきました。それでも登頂し,山頂で温かい甘酒を頂きました。下山すると雨はやみ引田町の町並みを探索することとしました。町は現在「風の町」としてピーアールしています。漁村の古い町は漁港から細い路地を通して吹いてくる風や,そこを猫が魚を喰わえてゆっくり歩いているような街です。通りに入ってすぐに我々10人は熱いお茶とお菓子の「お接待」を受けました。2月26日から始まるひな祭りに向け皆さん忙しそうでした。引田では古い町並みに勝浦のようにお雛様を飾り,多くのイベントも行われ沢山の人が訪れます。町並みを見学し醤油屋敷のかめびし屋敷に入り,昔の醤油の作り方や東みよし市の特産手袋の作り方などを見学し,うどんを食べることにしました。かける醤油が選べる醤油うどんと,ひしおうどんが有り,私はひしおうどんを食しました。色々な醤油を見学した後,帰り道昔の郵便局を改装した喫茶店でコーヒーを頂き,今年の山の安全を誓い合いました。引田は歌手笠木シズコが生まれた町ですが,ひな祭りは,はまちの無料試食等もあり,27日は最大のイベントを迎えます。一度引田を訪ねてみてはいかがですか。