建設中           芝山 靖二

 私は若いころより,建設関係に身をおいてきたので,建設中の現場を見るのが大変好きである。
 その工事が大きければ大きいほど,興味も大きい。
 今日本では東京でスカイツリーが建設中,徳島では吉野川環状大橋が完成間近。
 私の近辺では,すぐとなりの日亜化学の大きな本社工場がこれも完成間近。
 日和佐道路も,国道55号小野からの少しの間が出来ていなかったが,大きく完成に近づいている。
 一番の注目は四国横断自動車道の那賀川新橋(仮称)のプレスレストコンクリート橋の全容が出来あがって来た。今後は日亜化学の少し西に阿南インターが出来るそうである。
 これが出来れば,阿南の人はこのインターに上がれば日本全国北海道から鹿児島まで信号なしで目的地のインターまで行ける。
 私の目の黒い内,いや私が車に乗れている内に実現していただきたいものである。

              大石 あおい

 生涯学習セミナーで講師の講義の中で「12〜13才までにその国の神話を話して聞かされない民族は亡ぶ」とトインビー博士が言われたとお話がありました。
 私は12〜13才までに神話は聞かされておりません。しかし16才の時,モラロジーにご縁がありまして,青年連続講演会の講師の方が天照大神の天の岩戸籠りについてお話をして下さったのを聞いたのが神話との初めての出合いでした。
 その後,法学博士廣池千九郎先生が執筆された「道徳科学の論文」の中で,古事記,日本書紀に書かれた神話を引用されている所を読ませて頂く機会が増えました。
 廣池千九郎博士は神話にはその民族の慣習,道徳,信仰があらわれているとして重要視されています。
 哲学を勉強されている方が最近になってわかったことを話された中に「人間の眼の奥に『眼窩上部』(ガンカジョウブ)という所がありそこが発達すると人に対する思いやりや優しさが育つ。」と発表があったと,ある講師の方から聞きました。
 中学生や高校生にアンケート調査で眼窩上部の発達の程度を調べた結果,3〜4才の子と同じレベルであったことが判明したそうです。
 1才〜3才迄に家庭で父母から大切に可愛がられて育った子供は眼窩上部が発達していると言われました。
 神話を読書したりお話を聞かせて頂いたりすると(ガンカジョウブ)が発達すると思います。

              橋本 純平

あ! すごい       橋本 節子

 純ちゃん「あ」って書いてネ!と夕食のカレーライスを食べている時,(夕食を終えてからでもと…)忘れないように早めに云ったら,「あっ,そうじゃ!」と,さっと一さじ大盛りを口に入れ込んだかと思うと,「あ」の字を書き出した。あまりに楽しそうに書き始めたので,とやかく云わず好きなように見守っていたら,以前にも増してのびのびと自信を持って書いています。今日まで何回か書いているうちに,自分の書きたい「あ」が見付かり楽しそうです。
 ぬりたくって手も書道をしたように黒くなっていましたが,出来ばえに満足したようでした。