キャベツのマーチ   長井 宏一

♪キャベツ キャーベツ きゃききゅけきょ
 キャベツ キャベツ 大好き キャベツのマーチ♪

 思わず,いっしょに口ずさんでしまう,スーパーがんばり屋でよく流れている「キャベツのマーチ」。この歌,いったい誰が歌っているんだろう?と,ずっと気になっていましたが,歌っているのは,徳島県内の野外イベントを中心に歌手活動をしている,石焼いも子さん!
 ギターを片手に,大人から子供まで,ノリノリに元気なパワーを与える,石焼いも子さんのライブを見て感動しました!
 石焼いも子さん,これからもたくさんの人に元気を与えて下さい。応援してます。

おいでなして徳島へ 北島古事記研究会 岡本 光司

 徳島新聞「とくしまのうた」募集の記事をみて,早速つくってみました。
 男も70代に入ってくると,「はずかしさ」が減少傾向を呈し……。
 でも「ボケ防止」にはいいかも……。

 「おいでなして 徳島へ」

一.春は渦潮 恋の花
  桜・花びら  朝日 ( ) に映えて
  胸に優しい 風が吹く
  君も私も 手を取りて
  笑ふ笑顔に 鳴門橋

二.夏はぞめきか 阿波おどり
  老いも若きも うきうきと
  踊る阿呆に みる阿呆
  手ぶり身ぶりで 踊りだす
  三味の 音色 ( ねいろ ) も 音さえて

三.秋はモミヂの 花筏
  眉山映して 吉野川
  波もうたうよ 声あわせ
  大河となりて 大海へ
  四国三郎 晴れ舞台

四.木々の ( こずえ ) に 雪帽子
  誰がつくのか 鐘の ( )
  両手合わせる 霊山寺
  何故かうれしき 心地して
  生きる力が 湧いてくる

               北沢 建一

紫陽花が咲く道     陶久 大樹

 梅雨の季節,今年は雨が多いですね。雨の日が続くとどうも憂鬱な気分になります。そんなとき元気良く咲いている紫陽花を目にするととても気分が和みます。
 紫陽花は,人間のこの憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるために,梅雨時期にちゃんと申し合わせたように咲いてくれているのだなと,思ったりもしました。ありがとう,アジサイ。
 でも,雨の濡れた紫陽花はまた格別の情感が漂います。つまり,梅雨時期で雨が多くて憂鬱になるけど,そんな雨に濡れた艶っぽい紫陽花に出会うから気分が晴れるのですね。ということは,憂鬱な気分にさせていたこの「雨」にも,どうやら恩恵を受けていたようです。
 ありがとう,雨。
 まさに,雨の恵み,天(アメ)の雨。感謝の気持ちでいっぱいです。
 雨之御中主神に今日も感謝です。紫陽花の後は向日葵,朝顔と夏之御中主神が待っています。あぁかくも四季とは素晴しい,日本は美しい!

答え ラクダ,ライオン,赤子   福田 二郎

 前々月の5月号(NO.17)にラクダ,ライオン,赤子と書いた福田です。じっくり,みなさん考えていただけたでしょうか。
 今月で回答したいと思い筆をとりました。
 ラクダとは,背に荷物(学問)を積むこと。
 ライオンとは,その身につけた学問を全て捨ててみること。
 赤子とは,そして無心になり自然体でいられること。を意味しています。
 人間の心の成長過程を表現している言葉です。
 じっくりと味わっていただけたら幸いです。