〆切非常事態!     陶久 大樹

 表記の題名は思いつきであります。波阿波の原稿〆切をすっかり忘れており,急いで書いています。遅れてしまい,申し訳ありません(汗)
 でも,この題名ですが僕にとっては甘酸っぱい思い出でもあります。大学生のころ付き合っていた女性がいました。その子は演劇少女であり,高校の頃からひたすら演劇一筋で頑張ってきました。大学に入り,地元からも離れたこともあり演劇とは距離を置いていたのですが,どうしても忘れられずに地元の有志で二十歳のときに演劇集団を立ち上げました。
 その演劇集団の名前が「〆切非常事態」であり初回公演題目も『〆切非常事態』だったような気がします・・・なんせ昔のことなのでよく覚えていませんが、、、と人の色恋話なんかこの場で披露してもいいものなのでしょうか? いずれにしても,終わってしまった関係でありますし,過ぎてしまった過去であります。
 ただ,昔の話となったのですが「〆切非常事態!」という言葉は頭から離れずに僕の中で流れています。忘れていくこと,忘れていかないもの,新しく覚えていくこと,知らないまま死んでいくこと,そんなものたちで構成された世界でこれからも生きていくのだなと感慨にふけってみました。これから,〆切非常事態にまつわる思い出を忘れていっても,この言葉だけは覚えているような気がします。
 とにもかくにも,〆切はきちんと守らないといけないと自分に戒め,過去の話をかたってしまった7月の波阿波でした。

                 中村 修


               橋本 純平


もっと楽しく!     橋本 節子

 近頃出合った人達から楽しく生きるってほんと大切な事だと教わった。
 それは,この所青汁配達がお休みしているので,てっきり沢山の人達からお叱りを受けるものと覚悟して行ったら……。
 ある八百屋さん「いかんわ! あれ早よう飲まんと調子悪いはアハハハハ」と明るく笑って,早く配って欲しいと……。
 又,あるお寺の奥様「青汁配達のお休みが続いたら困るな〜あ!」。
 私,てっきりお叱りかと思い,「すみません」とお詫びすると……。
 「イヤ,イヤ。ウチはいいんやけど,お宅が減収になって困るだろうと思うて……」と心配してくれ,「まあ天候がこんなんやけん,しょうがないわな〜」と慰めてくれた。帰り際,子供のようにお菓子までもらって来た。
 今回,沢山の人から慰められる事はあっても,叱られる事は一度もなかった。
 こんな事から学んだ事は,青汁を飲んで健康な人ほど,心まで健康で明るく,怒る事も少なく毎日を楽しく過ごしているように感じました。私も見習って,もっと楽しくしようと,改めてそう思いました。

眉山ロケ市         御堂 孝

 あるご縁で毎週行われる日曜市を手伝っております。第1回は7月3日で,24日で4回目となりました。場所は子供交通公園(南内町演舞場地)です。時間帯は朝9時からお昼の2時までです。毎日の猛暑のせいか,宣伝が行き届いてないのかお客様が思ったより少なく,心配しております。お客様が少ないと出店するお店も少なくなるという状態がつづいております。町の賑わいをとり戻すために計画されたものですが,このままでは以前の状態に戻りかねません。この日曜市から徳島全般に賑わいが広がってゆくことを願って,毎週一生懸命に頑張っております。この紙面をお借りして恐縮ですが,ぜひ読者の皆様にもご家族でお買い物に来ていただきたいと願っております。(ヒヤカシ大歓迎)