トルコ旅行 二日目

10月4日 
 ツアー2日目 朝5時起き、5時50分ホテル出発。イスタンブールのアタチュルク空港、朝7時30分発の飛行機でカイセルに。約1時間30分で、カイセル空港に。私たち二人のために、ガイドさんと運転手さん(10人乗りのワゴン車です。二人のプライベート旅行のようです)でカッパドキアに向かいます。天気は晴天です。気温は20度以上あり、暖かい。約30分でカッパドキアの奇怪な石群が、見えてきました。ようやく、トルコに来たという気がしてきました。考えていたよりたくさん奇岩群があることに、まずビックリ。これらは、すべて自然の力でできたとのこと。まず ギュレメ野外博物館に。三角のとがった山を削った中に、約30以上の教会があります。ここは何しろすごい人です。どこの教会も少し並ばないとみられません。教会の中(岩の中)には、キリスト像、受胎告知などのフレスコ画が描かれています。12から13世紀につくられたそうで、一部色あせているところ、顔がはがされているところもありましたが、時代を感じて感動的でした。山に作られているので、上り下りもあり、さらにその人混みで疲れてました。ここの観光終わり、しばらく車で走ってギョメルからウチヒサルのお城に行く途中の、ギョレメ・パノラマで写真タイム。白い岩肌の波が、谷一面に広がり絶景です。ここで、ネバネバでのびのあるトルコアイスを、いただきました。次のウチヒサルは、一枚岩の城塞とその周囲の岩山です。ちょっとバベルの塔、宮崎監督の「動くハウルの城」を、彷彿させるものでした。ここからカッパドキア名物の一つ、カイマクルの地下都市に向かいます。奇怪岩群とは違って、紀元前400年ぐらいに、アラブ人から逃れたキリスト教徒が、岩を掘って作った地下都市です。地下8階まであるそうですが、見学は地下3階まで。かがんで歩きながら、礼拝堂、寝室、厨房、食料庫などをみて歩きます。所々に進入を防ぐための丸い石の扉があります。よくも作ったなと言う感じです。設計して作ったのではなく、どんどん掘り進んだのでしょうか。壁が薄くなっている所もあります。落盤などなかったのでしょうか。歩いている最中、2回停電になり真っ暗となりました。停電は、ガイドさんも初めてだとか。空気は薄いし、迷路だし、こんなところで停電なんて・・再度電気つくまでちょっとパニックに。昔の人は電気もないし、たいへんだったろうと、停電でさらに思いを深くしました。すぐに復旧し、息がハカハカ(空気の薄さとアップダウンによる体力のなさのため)して、入り口に戻りました。昼食は、ゆっくりとトルコ料理を。メインの壺パイ包みの豆が、おいしかった。午後はパシュアー地区の、キノコが生えているような岩群を、見に行きました。近くで見ると大きく、少し離れた丘からの風景も、絶景でした。これが、自然の造形です。鳩の谷、ラクダの岩(ラクダの形をした岩)をみてから、アヴァノスの陶器工場に。見学だけと言っても、うまいセールスに負けて、装飾用陶器を買ってしまいました。午後6時頃、洞窟ホテルに到着。ここはカッパドキアの洞窟ホテルでも5つ星で、高級ホテルです。部屋も立派で、部屋からの眺めも最高でした。

   
 ギュレメ野外博物館の一部  ギョレメ・パノラマ
   
 バベルの塔のようなウチヒサル  地下都市カイマクル
   
 キノコが生えているような岩群  キノコが生えているような岩群
   
 いつまで観ていても飽きない自然の美  ラクダの形の岩をバックに

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