トルコ旅行記 四日目

10月6日 四日目
 今日は、ほとんど移動日です。コンヤからパムッカレまで440kmの移動です。火山灰で草木が少ないところから、徐々に緑が多くなっていくのがわかります。所々に湖も、見えました。ともかく土地は広い。日本の北海道のような、広々とした土地がどこまでも続く。高速道路ではないのですが、まっすぐな道の連続。途中ガイドさんがトルコの歴史など説明しているのですが、ついうたた寝していました(二人しかいないのでこれもまずいと、思いながらも)。昼食は湖のほとりで、日本の味に似た肉と、ジャガイモ、ピーマンの煮付け、スズキの焼き魚をいただきました。午後4時ころ、ようやくパムッカレの石灰岩台地が、見えてきました。まわりの緑の平地の中に、ぽっかりと白い大地が。ここはローマ時代にも温泉保養地として使われ、10万人ぐらいの人が、すんでいたとか。石灰岩の田んぼのように、区切られた中(石灰棚が、日本の棚田のようにみえます)に、水色の温泉がある風景しか、イメージしていませんでしたが、古代ローマの遺跡もたくさん残っていました 。温泉水の満ちた石灰棚は、湯量がたりなく、一週間ごとにお湯の流す地域を決めているとのことで、一部にしか水色の温泉は貯まっていませんでした。でもきれいです。自然の美です。何枚写真撮っても、このきれいさは、表現できないと思いました。一部だけ足のみ入って良いところあり、靴を脱いで皆さん足浴を楽しんでいました。約2時間ゆっくりと写真タイムを楽しみました。以前ホテルは、この温泉棚の上にあったそうですが、自然保護のため5Kmほど離れたところに移したそうです。今日は、そこでの宿泊です。ホテル内は、すごいたくさんの人です。あらゆる国の人たちが、集まっているようです(日本人は少ない)。夕食は、その人混みの中でのバイキングでした。

   
 パムッカレに向かう途中の広大な風景  パムッカレの石灰岩棚
   
 一部足湯だけ許されているところも  温泉の入っていない棚
   
 夕日の当たる石灰岩棚 温泉の入っていない棚 
   
  夕日の当たる石灰岩棚  遺跡もありますが、石灰棚にはかなわない

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