›September 14, 2004

甲子園18

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先日作った八木ユニを身に纏い観戦したが、今年に限らずこれまでに幾度となく見てきた敗戦の中で最も衝撃的な負け方であった。しかし、敗戦の伏線はリードしている間の攻撃中に随所に見られた。
【2回裏】
先発は井川と川上。
この回、金本がヒットで出塁、桧山がタイムリーツーベースを放ち先制。しかし無死二塁でジョージ、矢野、鳥谷がいずれもフライを打ち上げてこの回1点止まり。
【3回裏】
二死から関本、(‘ε ’)さんが出塁。金本がタイムリーで関本を返す。ここで桧山が変化球に泳がされてお得意の”片手三振”。
【4回裏】
先頭のジョージが四球で出塁、さらに続く矢野の打席でパスボールで二塁に到達。チャンスをもらっているのに、無策で矢野鳥谷井川が凡退。
【5回裏】
一死から(‘ε ’)さんがタイムリー。金本倒れ、二死で桧山。あと1mでホームランというフェンス直撃センターオーバーツーベース。しかし走者が(‘ε ’)さんなので本塁まで返れない。ジョージ倒れ、また1点止まり。あと少しのところで川上をKOできない。
【6回裏】
中日のP、川上に替わって久本。矢野が無死から四球を選び、鳥谷が(無策で)凡退。続く井川は送りバントの構えだが、ストライクが入らず四球。赤星がヒットで繋いで、一死満塁。応援は当然ワッショイに。しかし続く関本が最悪の併殺でこの回無得点。ただし、赤星がうまくタッチをかわしていれば併殺崩れの間に一点、は取れた。
【8回裏】
先頭のジョージがヒットで出塁。代走に秀太が出る。また矢野、鳥谷は無策で凡退。ここまで3安打無失点で完封目前の井川がそのまま打席に入るが、打つ気のない姿勢。ここでなぜか秀太が盗塁を試みるも、余裕でアウト。サインなのか?単独なのか?サインならなぜ先の矢野鳥谷の打席でしないのか?ここまでの攻撃の粗さに対するイライラが最高潮に達する。
【9回】
9回表に井川が今季これまで本塁打のない代打高橋に同点本塁打をくらう。試合終了と同時に上げる予定だったジェット風船が一気に放たれる(笑)。かわって久保田がマウンドにあがり、後続を断つ。9回裏は、前の回の井川の打席で秀太が盗塁死したので久保田からとなり、当然代打が出される。赤星が二塁打を打ったが、後が続かず延長戦に。
【延長戦】
久保田に代打が出たので10回から安藤が登板。10回は無難に抑えるが、今年の安藤は2イニング目が駄目で、いとも簡単に本塁打を浴びる傾向にある。案の定11回、無死から出した走者を併殺で切って安心したのか、タニシゲに一発をバックスクリーンに打ち込まれる。11回裏、岩瀬はあまり調子がよくなさげで得点圏に走者を送るが、粘られて終了。

試合後、今岡くん(仮名)とメール。
>やっぱ秀太あかんわ
>スタメンにしなあかんて
>名前を田中に戻した方がいいわ
>あいつ暗いな
>ベンチでは一番声出してるらしいで
>ええやつやな ぱっとせんけど
>大名神には遠く及ばんな あれはぱっとしすぎやけど
>派手すぎるわ

監督選手の詰めの甘さ、目標のあるチームとないチームの差、監督の試合に対する大局観、勝負勘の差を痛感したゲームだった。(3-4、8勝10敗3雨)

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