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フクシアの花

[は] ハイビスカス

暑い暑い夏。

人間は辛いですが、この花木はとにかく元気。 大きな花を次々見せてくれます。栽培には最低でも10度の気温が確保されないといけませんが、温度が保たれれば、周年花を楽しめるそうです。

春から伸びた新梢の先に花を付けるため、秋までは放任し、室内に取り込む時、切り詰めると良いでしょう。

これはレモンシャーベットのような黄色の花弁。花言葉は『繊細美、常に新しい美』だとか。どんなに見事に開いても一日で終わってしまうので、少し惜しくはありますね。

[は] パンジー

言わずと知れた春の花です。9月ごろより出回り、4月ごろまで店頭を飾ります。霜は駄目でも、雪くらいなら元気に咲く、強い花です。超巨大輪から小輪まで、実に花色も様々、多くの品種があります。間延びしたり、蒸れ上がったりしたら、思い切って切り詰めて。根元に日が当たると、再び、地際から葉を出して、綺麗に仕立てられます。

パンジー=パンセ(仏)、そのもの思う風情からつけられた名前です。でも日本では「人面花」なんて、ロマンのない名前かも。

写真はマホガニー・ピコティー。いい色でしょ?

[ひ] ビオラ

パンジーと並び、よく見られる春の花です。小さいけど、パンジーより花数が多く、華やかさでは引けをとりません。又、パンジーより強いような気がします。今は、花の大きなビオラもあり、パンジーと華やかさを競っているようです。

花を沢山咲かせると、エネルギーも要ります。花が小さくなったり、葉が黄変したら、即効性のある液肥をあげてください。日当りが悪いと、花つきも悪いので注意してください。

写真は ビオラ サビック オーキッドビーコン。冬の間も花立ちの良い品種です。

[ふ] フクシア(レディーズ・イヤードロップ)

ドイツの植物学者の名前に因んだ名だそうです。非常に、特徴ある花だと思います。蕾は提灯、開花したらクリオネのように見えるのは私だけ(笑)?

色鮮やかで、本当に元気の出る可愛い花ですが、本人(花)は、暑さ寒さに弱い、高原の植物です。多湿に弱いけど、水切れにもたちどころに影響を受けてしまいます。土の様子は、毎日見てあげてください。

また、環境が変わるとつけていたつぼみを落としてしまうよう。焦らず次の花を待ってね。

[へ] ベンジャミン

2〜3本の幹を編みこんだ、スタンダード仕立てにはいつも感心します。最初は細い若木でボリュームを出すための、苦肉の策だったんですってね。

生育旺盛で、剪定して切り落とした枝を土に挿しておくと、ミニ観葉仕立てに。買って直ぐ日陰に置くと、葉を落としてしまいますが、慣れれば大丈夫。但し日光に当てた方が、枝葉がしっかりすることをお忘れなく。

強がりサンで、水切れのサインを中々出しません。葉がだらりと下がっていたら、半分位は葉が落ちてしまうことを覚悟して。でも、そうなったからと言って見捨てないでね。水はあげる時には、しっかりあげてください。

写真はスターライト。(ちょっとボサボサ。)

[ほ] ホトトギス

鳥のホトトギスの胸の模様に似ているために、名付けられました。

園芸店で売られている花付きの株は、せいぜい20センチほどですが、大きくなると60センチにはなるでしょうか。とっても強く、一度失敗して水切れさせた株も、直ぐに立ち直り(生理障害は出ましたけど)、本当に沢山の花を咲かせてくれました。ハダニを防ぐために、時々葉水をやると良いでしょう。

半日陰を好む植物で、夏場の強光を嫌います。茶花として好まれるそうです。

多年草(花期9月〜11月)

[ほ] ホンコンカポック

香港と何か関係があるのか、私の知っている本には載ってないです。耐陰性が強く、室内の大型観葉として好まれますが、大きくなり過ぎて、戸外に放り出されている姿を良く見ます(泣)。寒さにも強いので、カポックにはどうでもいい事かも知れませんが、あまり邪険にしないでね。

挿し木や取り木で小さく仕立てたり、株の更新も出来ます。


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