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[な] ナスタチウム食べられる『エディブルフラワー』として有名ですが、買われた方、皆食べてます? 独特の香りは、私には、ちょっと口にするのをためらわせますが。 大鉢に植えたら、株がたちどころに、三倍の大きさに膨れ上がりました。食べなくてもこのボリュームは一見に値します。 日光は大切ですが、暑さが厳しいと弱ってしまいます。 肥料を上げすぎると、花つきが悪くなるのでご注意を。 [に] 日日草とにかく良く咲きます。どんどん伸びます。いつの間にか種が落ちて発芽して花が咲いています。勿体無いですが、切り戻しをして、姿を整えてやってください。 私は知りませんでしたが、切花に使われる方も多いようです。 花は自然に落ちますが、葉にはりついて見苦しいので、病気を防ぐためにも 取ってあげましょう。 冬を前に抜いてしまうのを躊躇わせる生命力溢れる花です。 盛夏も肥料を切らさないように。 [ぬ] ぬばたま(ヒオウギ)夏に赤っぽい花を付けます。(家庭園芸で出回る、姫ヒオウギは、春の花として出回りますが)秋につややかな黒い実を付け、その色艶から万葉人は『ぬばたまの』と言う枕詞を生み出しました。素朴で可憐な山野草です。ヒオウギとは、その葉が交互に重なって、扇形になるところから。 水を遣り過ぎると、葉や花茎が倒れてしまいます。 [ね] ネジバナ名の由来は、直立した茎に、花がねじれながら連なって咲くところから。 子供の頃、荒地に自生しているのを見つけ、摘んで、母によく持ち帰りました。肥料の無さそうな荒地や、ほったらかしの草むらに元気良く生えるのに、何故か、鉢植えでは中々育ちません。(芝生に植えた時などは大丈夫だそう) 花の咲き方が独特ですが、とても可憐なお花です。 昔、この花を初めて見つけた時は、『こんな可愛い花を見つけた!』と、有頂天になりました。今、身の回りで見つける事は難しいですが、見つけると、幸運を拾ったような気がします。(写真は六甲山の高山植物園にて) [ね] ネモフィラ触ると直ぐ折れそうな、繊細な茎葉です。葉に斑点があります。 種を撒くなら、思い切って間引きましょう。惜しくて残しても、結局蒸れたり、伸びた茎や葉が絡まりあって、折れかねません。 ハンギングに使うなら、ファイブ・スポッツの方がコンパクトにまとまりやすいと思います。 写真はベイビー・ブルー・アイズ。 花のかわいらしさは、単独より、寄せ植えで更に引き立ちますよ。 [の] ノウゼンカズラ盛夏にたっぷり花を見せてくれます。 つる性なので、立ち木を伝って伸びたりします。針葉樹を伝い覆って、満開の花を付け、まるでピンクのクリスマスツリーのような趣になった木を見た事があります。夏、出かけた折、必ずどこかで出会うので、夏の思い出とリンクしているようです。 花を咲かせるには、日当たりは絶対条件です。 ノウゼンカズラは新しく伸びた枝の先に花が咲くので、花期に枝が伸びて下を向いても、剪定はしてはいけません。又、パーゴラなどに絡ませ、枝を横に誘引したりした場合も花は咲き難くなります。 |