らりるれろ・わ


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[ら] ラベンダー

一度は行きたい、富良野のラベンダー畑、ですが、布引ハーブ園のラベンダー祭りも、とても綺麗ですよ。

・・・ラベンダーは涼しいところが好きなのです。栽培は風通しの良い涼しいところで、出来れば雨の凌げるところ、日当たりは良い方が良いです。枯れて乱れた枝は、根元に葉が出ていることを確認した上で、ばっさり刈り込んでください。

ポピュラーでとても良い香りは、人の心をリラックスさせてくれる作用があると言われています。

写真はユーロン。

[り] りんどう

この花も、お店では管理に気を遣います。綺麗に咲き揃って入荷するのですが、ラッパ状の花は、終わると茶色くなるため、こまめにとってやらなければいけません。上から水をかけて花にかかったり、中に水が入ると、直ぐに傷んでしまいますし、毎年、花の中に穴を開けてもぐり込む不埒な虫に悩まされます。

本来、山野草で厳しい自然の中で生きている花なのに、それゆえか、難しく感じられます。又、連作を嫌うそうで、鉢植えでも、一年ごとに新しい土に植え替える必要があるようです。

[る] ルドベキア

北米に自生するそうです。

こぼれダネで増えるなんて、どんなに強い花なのでしょう。しかし、店頭で売られている苗の状態は、必ずしも強くありません。他の花と同様に水遣りをしていたり、長雨に当てると、必ず傷んできます。だけど、手当てが早ければ、回復も早いはずです。

切花にも出来ます。

[る] ルリマツリ

別名プルンバーゴ。瑠璃色の綺麗な花色の花木です。(白色もあり)

南アの植物で、耐寒性がないと言われますが、南部の暖かい地方なら、冬越し出来るようです。とても美しく、枝先についた花が咲きそろうと、暫し見惚れてしまいます。

日光が好きな、特に手入れが要らない丈夫な花木ですが、花はべとべとしているので、花後に手入れ無しでは、少しみっともなくなるかも。

暑い夏に、涼感を分けてくれるお花として、寄せ植えにも積極的に使ってみてください。

[れ] レモンバーム

ハーブに凝った頃、この葉のハーブティーが飲みたくて、苗を何度も買いました。とっても丈夫なはずなのに、乾燥で失敗し、害虫で失敗し、根ぐされで失敗し、今、我が家にはありません。

日陰でも育つくらいですが、半日陰位がベストのよう。日光に当てすぎると、山椒のような香りになるのだそうです。おいしい葉だから虫も狙う。枝すかしをしてやり、害虫の有無を確かめてください。

初心者向けだといいます。私も今なら、育てられるでしょうか。

[れ] 蓮華草

幼い頃、春はこの花の咲き乱れる田んぼでよく遊びました。花輪を作ったり、蜜を吸ったり、花を集めて、ママゴトのご飯代わりにしたり。
紅い花と美しい緑一面の田んぼは、それは綺麗でした。
春の終わりに、蓮華は水稲栽培の準備として緑肥となり、土へ鋤きこまれ、そうして田んぼで遊ぶ春が終わります。
・・・今は、そんな光景も少なくなったでしょう。
田んぼも激減していますし・・・あの光景が見られない今の子が、少し可哀相な気がします。

マメ科です。地面を這うようにして広がりますので、植木鉢ではちょっぴりバランスが悪いかも。鉢で栽培する際は、水切れに気をつけて。正式な和名はげんげ、だそうです。

(秋播き一年草)花期3〜5月

[ろ] ロベリア

どんどん開花して、綺麗なボール状にこんもりと咲き誇ります。

寒さにやや弱く、蒸れにも弱い。4月5月と、ぐんぐん気温が上がる頃、日当たり良いところに置いておいた苗が、ポット内の熱の上昇で駄目になりました。

水切れはいけませんが、乾かし気味が、栽培のコツです。吊鉢だと蒸れが防げて良いでしょう。又、ウォールポケット方式で、育てると、とても綺麗です。

花が咲き終わって見ぐるしくなった頃、いったん地際まで切り戻すと、再び勢いを取り戻し、きれいに咲いてくれます。

[わ] 忘れな草

この花にまつわる悲恋は、よく知られています。素朴なのに存在感があって・・・、

この花を恋人にプレゼントしたかった青年(騎士ルドルフ)は、きっと優しい人だったのだろうな、と思います。

しかし、日本でよく知られている忘れな草(シルウァティカ)は、ドイツの伝説に登場する忘れな草(アルペストリス)とは違うようです。

この花は、寄せ植えの名脇役の一人でもあります。咲き乱れる中に咲くチューリップを思い浮かべてください。

水切れで弱り、虫に取り付かれたら大変です。密に育つため、蒸れ上がって葉が茶色くなることも。こまめに枯れた葉を取ってあげてください。


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