-北の里山の会・有明の森ニュースレター-
Vol.1-5
2001,01,22
お正月早々に有明の森ニュースレターを出そうと思っていたのですが、いろいろと個人的にやることが多くて、すっかり遅くなってしまいました。今年は例年になく寒さが厳しい冬で、「こんな寒い中、里山をやるの?」と思っている方もいらっしゃることと思いますが、大丈夫です。一度冬の森づくり(?)をお試し下さい。
では本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
■リースをつくる■
12月の森の例会は、リースづくりをしました。講師は湯浅みやさん。
現地で、ツルアジサイ・コクワ・ヤマブドウのツルを集め、リースにしました。大きなもの・小さなもの、豪華なもの・質素なもの、人によって様々でした。中にはハート型というのもあって、最後はかなりにぎやかでした。
雪が積もる前だと、カラマツの松ぼっくりなどを拾ってリースの飾りにすることができるのですが、周りはすっかり銀世界。飾りの材料は、湯浅さんが用意して下さいました。それと、ちょっとだけ霊園からプンゲンストウヒやニオイヒバの枝先をいただいて…(内緒)。
実は家に持って帰ったら、妻にこれでは?といわれ、リメイクされてしまいました。ボリューム感が足りなかったようです。上手につくるコツは輪をなるべく締めて、ボリュームをだすことだそうです。ボリュームがあると、飾りをつけるときも針金を使わず、挿し込んだだけで形がつくれるということでした。
妻にリメイクされた私のリースは、ちょっとお正月っぽい雰囲気で、今事務所の玄関につり下げられています(添付の写真)。
今回の参加者は、子ども3人・大人12人、計15人でした。
■森の仲間たち■
会員ではありませんが、遠く雄武町から興梠(こおろぎ)さんが参加して下さいました。興梠さんは、職業として森づくりに関わる傍ら、仲間たちと一緒にボランタリーな活動としても森づくりに関わっていらっしゃいます。
彼らのホームページからのひとことです。
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北海道 富良野山林研修所にようこそ!!
当研修所は、北海道の森林・林業に、さまざまな視点から関わる人達が集い、語り合い、考え、共に呑み、騒ぎそして行動する団体です。
テーマは常に「北海道の森林と山づくり」
実際にチェンソーを握り、林業の手法を学びながら荒れた山の手入れをしています。
まだまだ未熟な団体の未熟なHPではありますが、どうぞ、覗いてみて下さい。
そして、もし賛同して頂ける方がいらっしゃれば望外の喜びです。
----------------------------一度ホームページを覗いてみて下さい。
http://sapporo.cool.ne.jp/husanken/■12月の野外料理■
今回は豚汁でした。大鍋一つ、ほんとに食べられるんだろうか、という量でしたが、みなさんのお陰で完売。■■■■■■■■■■■■■■
■1月の有明の森へのお誘い
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1月28日(第4日曜日)10:00現地集合。1月、寒いさなかですが、鋸を持つこと1時間もすれば、湯気が立つほど汗をかき、ほっかほっかに暖まります。
なお、有明の森の前は除雪されていません。斎場ほうから入ってくると、除雪されているスペースがあります。そこに車を停めて、歩いてきて下さい。
■今回の目玉■
今月は、少し冬芽を見てみましょう。木々たちは寒い冬を乗り切るために、葉っぱを落としています。でも枯れてしまったわけではありません。春暖かくなったら一斉に葉を広げたり、花を咲かせたりする準備をしています。
冬芽の多くは、芽鱗と呼ばれる鱗のようなもので覆われています。冬芽の形は樹種ごとに違います。冬芽で樹種を特定することも可能です。今回はちょっとだけ観察会をしてみましょう。
図鑑をお持ちの方は、ぜひ持ってきて下さい。それと、スケッチをするとその特徴をよくつかまえることができます。ノートと筆記具もお忘れなく。
■今回のスケジュール■
午前中は、前回の続き。枯れた木や成長が難しくなった木を伐ります。鋸や鉈に慣れながら、林をすっきりさせましょう。
午後は冬芽の観察をします。だいたい14:30ころまでを目途にします。■次回の野外料理■
1月ということで、お正月らしく「お汁粉」にしようということになりました。自分が食べる分のお餅を持ってきて下さい。
涌島さん、お手数ですがまたバーナーをお願いできますでしょうか。
それと砂糖・あんこなどどの程度の分量が必要なのか、私には見当がつきません。どなたか教えて下さい。
■保険について■
12月から障害保険に入りました。とりあえずはレクリエーションなどのときに入る「ボランティア保険」と呼ばれるものの一種です。会員の小林さんが詳しいのでお願いしました。内容については下記の通りです。
1回1日1,000円です。参加した人の頭割りで徴収しました。これからもそうなると思います。お含みおき下さい。
ただ、これから木を伐るという作業が本格的になってきたときには、内容を再考するつもりです。
小林さんにお願い。今回も保険に入りますので、手続きのほうよろしくお願いします。
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発行人 孫田 敏@ARCS
E-mail arcson@bc.wakwak.com
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