-北の里山の会・有明の森ニュースレター-

Vol.3-2
2002,09,01


ススキの穂も10日前にはまだ開きかけでしたが、いまではもうすっかり開いたものばかりです。今年は春が速かったので、暖かい年なのかと思っていましたが、あにはからんや、秋も前倒しでやってきています。

しばらくごぶさたしていました。6月・7月の活動はちょっと低調で、ニュースレターの題材もなし、という状態でした。8月の例会は「焼き肉」で釣ったせいでしょうか、久々に盛り上がりました。


■8月の例会報告■

●チェーンソー講習●

というほどのことでもありませんが、はじめて触る方も何人かいらっしゃいます。来た人たちにはせっかくですから使い方を覚えていってもらいます。きっと何回も繰り返さないと、そして後始末までしないと覚えられないのかもしれませんが…。

子どもだって、
みてるだけじゃ
つまんない!
おとうさん、
気をつけてね。
●ツル切り作業●
7月はじめの札幌市との打ち合わせの際に、森林組合の増田さんたちも立ち会ってくださいました。このときにいろいろのアドバイスを受けました。そのうちの一つが「ツル切り」です。
間伐作業を進めるためには、あらかじめツル類を切っておかないと倒したときに懸かり木になってしまうので、枯らしてしまっておく必要があるということでした。
確かにある場所では上層のカラマツの葉が見えないほどツルアジサイが繁茂し、あたかも「ツルアジサイ林」のようになっているところもみられました。
カラマツ林ではなく、ツルアジサイ林に見えます。 根元近くのツルを切っていきます。引っ張りきれないので、ぶら下げたままの状態です。
●メーンイベント●
そう、今回は焼き肉です。実はあまり申し込みがなく、前々日の朝蔦森さんにTELして、7人ぐらいの参加だよって伝えました。ところが夕方から晩にかけて駆け込み多数。
石山さんからはトウキビを、涌島さんからは味付きスペアリブの差し入れをいただきました。
涌島さんのスペアリブは、マーマレードと醤油に一晩つけたものとか。トウキビとあわせ、絶品でした。
次回もよろしく。
スペアリブ・ジンギスカン・カボチャにトウキビ…。

●おまけ●・・・カラマツキャンドル

カラマツの間伐材の利用についてはこれから頭を悩ましそうです。
使い方の一つ、カラマツキャンドルです。
カラマツを小さく玉切りにする前に、丸太方向に3つの切れ目を入れていきます。ちょうど雪の結晶の六角形の頂点を結んだ線のようにします。深さはブレードの幅の2倍くらいです。その後に切れ目を入れたところから5センチメートルほど離したところで玉切りします。細工はこれだけです。
着火するときは、切れ目の真ん中に炭火を起こすときの着火材を挿し込み火をつけます。切れ目の深さにもよりますが、1時間以上燃え続けます。
キャンプに数個いかがですか?ちなみに市内某アウトドアショップでは1個数百円で売っているそうです。
こんなふうに切れ目を入れていきます。 丸太をたて切りしていきます。 昼なのであまり明るくは感じませんが…。

●今回の参加者●
大人11人・子ども2人。食べ物で釣ったおかげで盛況でした。


■9月の例会予告■

9月の例会は29日(第5日曜日)です。
作業は、地拵え(主にササ刈と片づけ)をします。来春に木を植える予定地です。
森のお食事会は、豚汁ということで決定しています。


■これからの活動予定■

10月27日:

間伐講習会
林業のプロ、札幌森林組合のみなさんを講師にチェーンソーの使い方や木の倒し方など教えていただきます。
後日申し込み要領を作成し、お知らせします。

11月30日:

浜田久美子さん 講演会
カデル2・7で開催予定。
詳細は後日お知らせします。
12月 1日: 浜田さんと有明の森で遊ぼう
せっかく浜田さんが東京からいらっしゃるので、この日にあわせて有明の森の例会を開きます。
詳細は後日お知らせします。

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発行人 孫田 敏@ARCS    
E-mail arcson@bc.wakwak.com
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