-北の里山の会・有明の森ニュースレター-
Vol.4-3
2003,10,27
「森林と市民を結ぶ全国の集い 北海道2003」まで、あと1週間を切ってしまいました。気ぜわしいやら、やることは山のようにあるやら、仕事もたまってきたやら、心の焦りを言いだすときりがありません。が、ここは気を取り直して、今月の例会に行ってきました。 紅葉の季節も、もうちょっとでおしまい。森の木々達は最後の輝きを見せていました。ツリバナの淡いちょっとくすんだ黄色も、なかなかおつなもので、どちらかといえば「濃い」紅葉に落ち着いた雰囲気を加えてくれています。
■10月の例会報告(03010/26)■
●ササ刈り● 以前、五十嵐さんから提案があったササ刈りをようやく雪が降る前に終えました。今回は、確か400平方メートルほど。半分を刈り払い機で刈り、半分は鎌や鉈、ある人は剪定ばさみで刈りました。 刈り払い機での作業はさすがに速いもの。200平方メートルは30分ほどもかからずに終わったでしょうか。残りの200平方メートルは午前、午後あわせて2時間半ほどかかりましたが、予定通り刈り終えました。みなさん、お疲れさまでした。
剪定ばさみの人は、以前刈った場所のササ刈りを、鎌・鉈の人は新しい場所の笹を刈りました。刈った笹は集めて、カントリーヘッジならぬ「ササヘッジ」‥。 ●スープカレー● これもMLで予告通り。今日は、富永さんのスープカレーです。前日から、ことこと煮込み暖めるだけにして持ってきてくださいました。
先月つくったピザ窯の火入れもかねました。ただし、火入れ式などやらずじまいで、みんなササ刈りに出かけた後、料理長束原さんがひっそりと一人で火入れ式をやったようです。
とりあえず今回は下に火皿(なんていうのかどうか)をおいて炭をおこし、その一段上の鉄筋に網をおいて鍋をかけ、というような細工でカレーを温めた次第です。残念ながら味覚をことばに言い表す力を持っていないので、このうまさをお伝えできないのが悔しいのですが…。富永さんは、いつもたき火の番をしているだけのように見えて、実はじっと才能を発揮する時を探っていたのではないかと思えるようでした。
とにかく、美味〜!!
お湯を沸かしてゆで卵もつくって、そしてブロッコリーで、カレーに彩りを添えています。お店で食べたら、きっと700円くらい?なんと料理長はご飯まで炊いてくれました。どうやって?
これも不思議でした。円筒形の魔法瓶のようなものが一つ。これで炊けるのだそうです。おっと、ご飯にばかり気をとられ、全体を撮るのを忘れていました。あとでその細工を見せてもらうと、円筒形のポットの下に固形燃料を入れるところがあり、それに火をつけると約40分で炊けるとのことでした・●男女逆転● 今回は、この会始まって以来のことかと思いますが、女性の方が多いという例会でした。子どもも含め女性が7人、男性は5人という組み合わせでした。会員全体で見ると、まだまだ男性の方が多いのですが…。
■蔦森さんの推薦本(4) −本の紹介−■北の里山の会の蔦森(in 上海)です。以前に読み流していた本をこの正月に読み直したところ、時代背景が変わったのか、本を読む視点が変わったのか、再認識させられることや新しい発見と感動があり、ホームページで紹介してみたくなりました。いずれも書店にないかも知れませんが載せておきます 緑の世界史 上・下 著者 クライブ.ポンティング :訳 石 弘之他本書 原題「A Green History of the World」
ここでいっている「Green」は日本で我々が使う広い意味での「みどり」よりも更に広い意味で使われている。特にイギリスではガーデン、パーク、センターなど日本で考えているよりもずっと広い意味で使われているように。
Greenの問題は、身近な問題であると同時に極めてグローバルな問題であることを知らせてくれます。
朝日選書503,504 朝日新聞社 1994年 1,680円
■これからの活動予定■
11月1〜4日: 第9回 森林と市民を結ぶ全国の集い2003北海道
もうすぐです。まだ申し込んでも大丈夫ですよ。
詳しくは、こちらをご覧下さい。11月10日 北の里山の会11月例会 11月23日 勤労感謝の日です。山仕事で遊びましょう。有明の森11月の例会。
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発行人 孫田 敏@ARCS
E-mail kitanosatoyama@am.wakwak.com
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