-北の里山の会・有明の森ニュースレター-

Vol.4-2
2003,09,28


 冷害・大雨・大地震、北海道には大変な年になってしまいました。気温も8月には上がらずにいたのに9月に入り急に暑くなってしまったりして、ほんとにどうなっているんでしょう。
 森はそろそろ冬支度に入っています。去年よりもちょっと遅いかなって思うのですが、黄葉が進んできています。キノコは、今年はどうだったんでしょうか?今日は思いの外、食べられるキノコは少なかったようですが…。

■9月の例会報告(03/09/28)■

●ピザ窯(?)完成???●
 先月は1段半積んで終わり、というところまで作業が進んでいました。今月は鉄筋を通す穴をあけながらブロックを積み増していきました。モルタルを一斗缶の中で少しずつ手で練って、目地材にしていきます。結構水っぽかったり、ある時には空練りに近かったりして…。

 1段ごとに水準をあててレベルをとりながら積んでいきます。垂直までには気が回らなかったので、多少は開いたりしていますが、まぁ誤差の内ということにしておきましょう。

   先月はここまで
一斗缶に水を入れて…
手で練って…
  ブロック1個って10kg以上
  あるんです
今回は発電機も持ち込み、
ドリルで穴をあけていきます
一応、完成.まずは炉をつくったということにしておきましょう.
●キノコ〜?●
 今日の森の料理はキノコ汁。五十嵐さんはさっそく森の中に入っていきましたが…。
 去年のキノコ汁の時には、有明の森のラクヨウも入ったと思うのですが、今年はさっぱり。一生懸命調べていますが、食べられそうなものは少なかったようです。
 どうなんでしょう、今年は少し遅いのでしょうか?ベニテングダケもまだ赤くなっていないようなんですが…。
●秋の味覚祭り●
 本日のメインイベント、キノコ汁です。束原さんは、今日は採れない、という読み。キノコをスーパーから買ってきてくれました。大正解でした。ブロック班が積んでいる間に、着々とキノコ汁ができあがっていきます。と、富永さんがどこかへ消えたかと思うと、なんとサンマを持って現れました。
 「今年は変な年で、厚別川まで上がってきて…」と、これは冗談ですが、秋の味覚二大対決となりました。炭火で焼いたサンマは脂っこさも抜け、美味〜!
写真は撮り忘れましたが、木村さんは自分ちで採れた「津軽」をおみやげに持ってくれ、さらにもう一つ秋の味覚が増えました。
今日は、蔦森さんが上海から帰国してくる予定でした。「帰りに千歳からまっすぐ有明に行くから」というメールが入っていたのですが、残念ながら現れず。せっかくサンマとキノコ汁で待っていたのに…。今度帰国するときには例会にあわせて帰ってきてください。楽しみにして待っていますから。

■蔦森さんの推薦本(3)  −本の紹介−■
 北の里山の会の蔦森(in 上海)です。以前に読み流していた本をこの正月に読み直したところ、時代背景が変わったのか、本を読む視点が変わったのか、再認識させられることや新しい発見と感動があり、ホームページで紹介してみたくなりました。いずれも書店にないかも知れませんが載せておきます
森のこころと文明
著者 安田喜憲
 「気候が文明を変える」の著者が森の神々の目で危機の時の文明について問うています。NHK人間講座で2度放映された内容を本にしたものです。
  洋の東西の森の姿、都市文明と森林破壊、蛇信仰のしめすところ、縄文の森のこころ、新たな文明の創造。などなど ここでも人間の営み(文明、文化)と森について語っています。縄文文化を見る目が変わる。

日本放送出版協会  1996年   950円※


■これからの活動予定■

10月26日:

有明の森10月の例会:間伐木の選定、山形名物「いも煮」を予定。
11月1〜4日: 第9回 森林と市民を結ぶ全国の集い2003北海道
参加者募集中です。
詳しくは、こちらをご覧下さい。

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発行人 孫田 敏@ARCS    
E-mail kitanosatoyama@am.wakwak.com
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