リトル・ギャング

[ディスコグラフィー]
 *シングル*
「アイ・ラブ・ユー」 たかたかし/馬飼野康二/馬飼野康二
 C/W 「幼な友だち」 たかたかし/馬飼野康二/馬飼野康二
 RVC JP−1001 1975.
「恋はチクチク」 たかたかし/馬飼野康二/馬飼野康二
 C/W 「愛の挑戦者(チャレンジャー)」 たかたかし/羽根田武邦/馬飼野康二
 RVC JP−1012 1976.
 *アルバム*
『アイ・ラブ・ユー』
 RVC RVH−7001 1975.10.

ジャニーズ青田刈り路線の始まりともいえる方々。ヒデキ(松原秀樹)とヤッチン(曽我泰久)
のコンビです。とはいえ当時からルネとかジミーとか存在してたので(その前に皆川おさむ
なんてのもあるしね)今感じる異常性は当時はなかったような気がします。確かどちらかの
ビデオクリップで本人達のヌードがあったような…それは今考えても異常、というかシュミが
分かります。デビュー曲の「アイ・ラブ・ユー」はノリがよくて正統派アイドルポップス。B面は
…まぁいいでしょう。セカンドの「恋はチクチク」のほうは当時のディスコサウンドを意識して
るのは分かりますが、歌詞が強烈にお子様化してましてリンリンランランの「ノックは暗号」と
同じく食い物羅列シリーズに。ショタコン向けというよりおはよう子供ショー専属的なのは
意図したものなのでしょうか?B面は恐らくデビュー時の計算であるフィンガー5系。いま
いちインパクトに欠けるのでB面でよかった。
…とここまで書いて、なんて愛のないコメントと思ったアナタ、それは正解です。どうして
ジャニーズ絡みの方ってこんなに子供でもプロみたいな顔してるんでしょうかねぇ…。
子供ならではの溌剌さが欲しかったです。その後二人とも謎のアイドルアーティスト・
ANKHに加入。ヴォーカルの柴谷英樹クンやドラムの長谷部徹クン(甲斐智枝美のダンナ
ね)の方が良く見えるという…その前にヤッチンのアフロは何とかならなかったのでしょうかね?
『茜さんのお弁当』を経てザ・グッバイに参加してからの彼が一番輝いていたと思います。
あれ?ヒデキどうしたんだっけ?

追記>ヒデキは現在も現役ミュージシャンとして大活躍されてるそうです。頑張って下さい。

ANKH「IMAGINATION」
 C/W 「至近距離」 FLS−1075
※曲紹介はカンベンして〜ッ!!

リフラフ

[ディスコグラフィー]
 *シングル*
「セクシー100℃」 山口大輔/かろい風太/TARO’S
  C/W 「Sweet Sweet Music」 Elias,Dupre,Van Passel/訳・山口大輔/TARO'S
  ワーナー L−1653 1984.
「東京涙倶楽部」 SHOW/平田謙吾/TARO’S
  C/W 「哀しみの街角」 SHOW/平田謙吾/TARO’S
  ワーナー L−1683 1984.08.25.
「ANO…娘」 SHOW/平田謙吾/ZOPPE
  C/W 「ナンセンスはエレガンス」 SHOW/平田謙吾/ZOPPE
  ワーナー L−1694 1984.12.21.
「夢のエリア」 松本一起/都志見隆/ZOPPE
  C/W 「MY YOU」 松本一起/森本太郎/ZOPPE
  ワーナー L−1707 1985.05.25.
 *アルバム*
『Riff Raff 倶楽部』
  ワーナー L−12557 1984.

リフラフ以前にチャンプとして「天然色パラダイス」というシングルをリリースしてる
彼ら、ディスコ絡みでのデビューでしたので勿論ダンスは得意なんでしょう。しかも
ハーモニーもプロ並みで、ヴォーカルのチャッピーの声は魅力的…といえば、思い
起こされるのがDA PAMP。なるほどね〜、彼らは時代に早過ぎたのでしょう。
つーか私はチャッピーの声が好きなだけだったのでポップス界のニックニューサー
という位置付けをしてしまってました。ごめんなさい。バラエティやアイドル番組にも
よく出てたのでキャメロットとも混同してました。ごめんなさい。でもデビュー曲の
ジャケ写とセカンドのパクリ具合を考えるとやっぱバラエティ向けなんちゃってアイ
ドルという位置付けが一番合ってるかも。それぞれの曲紹介は…やっぱカンベン
してください。チャッピーの機械的な声はもっと泥臭い曲調の方が合ってたのでは
ないでしょうか?そういう意味ではラストの「夢のエリア」が聴きやすくて好きです。
この曲を経てチャッピーがソロシングルをリリースというのがステキな方向だったと
思うのですがその後の消息はつかめず。生き残ったのはサムだけなのでしょうか?
ユキちゃんポリネシアンダンサーとかで復活してくれないかしら?





     

「純愛ダイナマイト」
黒崎輝&ジャックブラザーズ
 C/W 「炎の時代」 07SH1517





JACブラザーズ

[ディスコグラフィー]
  *シングル*
「N・I・C・E」 森雪之丞/後藤次利/後藤次利
 C/W 「ギラリ☆勇気」 松本一起/芹澤廣明/新田一郎
 フォーライフ 7K−155 1984.09.05.
「ハートブレイク・スクール」 山本伊織/長沢ヒロ/矢野誠
 C/W 「I−KU−ZE Mr.」 島武実/後藤次利/後藤次利
 フォーライフ 7K−176 1985.04.21.
「ドラゴンロードに花吹雪」 谷穂ちろる/後藤次利/後藤次利
 C/W 「戦国ライバル」 森雪之丞/後藤次利/後藤次利
 フォーライフ 7K−198 1985.11.01.
「チャレンジャー」 森雪之丞/後藤次利/後藤次利
 C/W 「君ってBad Girl」 山本伊織/長沢ヒロ/新田一郎
 フォーライフ 7K−220 1986.05.02.
  *アルバム*
『爆男発言』 
 フォーライフ 28K−106 1986.06.05.

いや〜、Jブラはいいなぁ!久々に聴き直してみましたがこのゾクゾク感は確かなものです。
もとは黒崎輝(飛鳥裕子のダンナ)のデビュー曲「純愛ダイナマイト」リリースの時、ピンでは
押しが弱いという事で付属されたデッチアゲグループ(でしょ?)で、ジャニーズジュニア的な
扱い。コーラスよりバックダンサーの役割が大きかったのでしょうがTVでは見ませんでしたね。
ところが真田広之の人気が落ち着き、その後を担うはずの高木淳也・黒埼輝がイマイチ伸び
悩んだ為急遽単独デビューになったのではないかと。メンバーは真矢武・砂川真吾・伊野口
和也(デビュー曲ジャケの下から順に)で真矢クンがリーダー。あれ、もう一人はどこへ(笑)。
デビュー曲はそれまでのJAC系の定番だったエネルギッシュ路線ではなくこの上なくサワヤカ
なものでボーイズアイドルとしては完璧。この辺が出来上がり過ぎているシブがき隊との違い
、というかシュミの違いでしょう。歌も練習してるのは確かですがヘンに媚びる歌い方ではなく
好感持てます。確かこの曲がオリコンの200位以内に入って、勝負曲としてリリースされたのが
有名な「ハートブレイク・スクール」。スタンドマイクを使って曲中に殺陣をやり出すというステキな
演出でしたが(というかよく決心ついたな、って感じ?)曲自体は前曲を引き継いでてビックリ
するくらいのサワヤカもの。主人公の男の一本気加減はドロドロの学生生活を送った私には
鳥肌立つほど羨ましい限りです。で次が「ドラゴンロードに花吹雪」。前作の異常性のほうを
クローズアップさせたようなジャケットですが、曲内容は男気溢れるもの。Jブラも真面目に歌って
てシブのような媚態は感じないのですが、TV(特に公開番組)で見る度逆にその一生懸命さが
不憫でした。ラストの「チャレンジャー」はフジ系「泳げ!第5コース」の主題歌で、本人たちの
出演はなかったと記憶してます。これはニュートラルに戻って正統派ハードボイルドアイドル路線
を進むのかと思ったのですが、伊野口クンのオヤジ化が進んでしまい(笑)グループとしてはここ
でジ・エンド。アルバムもいい出来で、個人的には「恋の招待状」がデビュー曲路線で好きかな。
消滅後、真矢クンは名前を変えて今も俳優として活躍してるのは知ってるのですが、他の二人
はどうしたんでしょうねぇ?3人ともそれぞれ魅力的な俳優になれる逸材だったと思うのですが…


   













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