グリーンゲイブルズハウスとその周辺
    アンの世界に憧れて PEI を訪れる人たちにとっての「最終目的地」、グリーンゲイブルズハウス。
    作者ルーシー・モード・モンゴメリは、実際に彼女の従姉妹が住んでいたこの家が大好きだった、とのこと。 アンの物語に大きな影響を与えたこの家は、今「グリーンゲイブルズハウス」として大切に守り続けられ、長い旅の末やってきた多くの観光客を、やさしく迎え入れてくれています。


    青空に映えるグリーンゲイブルズハウス。季節に応じて、とりどりの花がその周辺を彩っています。
    グリーンゲイブルズハウスの一階にあるマシュウの部屋(焼失前)。ベッドに立てかけてあるステッキや、 窓際に置かれたパイプなどを見ていると、農作業で外出しているマシューが夕方には帰ってきそうな 気がしてしまいます。
    こちらは二階のマリラの部屋。几帳面な性格どおり、きちんと片付いていますね。 この写真ではハッキリ見えませんが、鏡台の前のトレイの中に、ちゃんと紫水晶のブローチが置かれています。
    お待たせしました!アンの部屋です。さまざまな本で紹介されていますから、「見慣れた光景」である方もいらっしゃることでしょう。

    窓際に置かれた古めかしいバッグは、ブライトリバー駅に降り立った時に持ってきたものでしょうか。 アンの物語の中で僕が個人的に一番好きなシーンを飾ってくれた、パフスリーブのドレスもみえています。無骨者で通っていたマシュウが、恥ずかしさをこらえてアンのために買ってきたドレスでしたよね。
    キッチンに置かれているストーブ。厳しい寒さを乗り切るためばかりでなく、オーブンなどの調理器具として ・またアイロンの熱源としてなど、冬の日常生活に欠かせない万能グッズです。
    外に出てみましょう。

    こちらは、グリーンゲイブルズハウス玄関前の緩やかな斜面を下りきったところにある"お化けの森 (Haunted Wood)"への入り口です。さらに奥へ進んでいくと、うっそうとした 針葉樹林が、いかにも それっぽい雰囲気ですよ〜。夜はちょっと遠慮したい・・・かな。
    ここでリクエストにお応えして、"お化けの森"の中をご覧いただきましょう。もちろんこの写真は 日中ですが、こんな様子です。想像力豊かなアンにとって、ここがどれだけ恐ろしい場所だったか、 「想像」つきますよね!
    建物の裏手に伸びる、恋人の小径・Lover's Lane。道沿いに歩いていくと、曲がり角あたりで馬車に揺られるアンとマシュウにバッタリ出会いそうな気さえしてしまいます。


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    モンゴメリの足跡を訪ねて