Drivin' to the North - アンとモンゴメリの故郷へ
シャーロットタウンの Hertz で レンタカーを借りることに決めました。
日本ではペーパー・ドライバーだったので、内心すごく不安です。
何といっても カナダは左ハンドル右側通行ですから、「とくに 左折が心配・・」
です。そういえば教習所に通ってる時 教官の先生が言ってたっけ、
「いいか、海外旅行先で運転しようなんて、考えるなよ!」
あー、でももう決めちゃったもんなぁ。
ちょっと'なーばす'になってたら、Hertz で働いてるアイランダーの素敵
なお姉さんが、諭すように優しく励ましてくれました。
「大丈夫。ほら この自動車だって日本製だし、操作だって簡単よ!」
うん、このお姉さんの笑顔に嘘はない。ワイパーとウインカーを間違えながら
、
おっかなびっくり地下駐車場から地上へ。さあ、いちかばちか、シャーロット
タウンドライバーの仲間入りです。
PEIの大動脈:Highway 2号線を少し西へ走る。
それにしてもアイランダーは、飛ばします。私が 110km/hで走っていても
どんどん抜かされてしまいます。おっと、Milton あたりで 右折して、
Highway7号線に入らなきゃ。
でも西洋っていうのは、ほんとに「不利な者優先」が徹底されてるんですね。
青信号に変わるとき、はじめに少しの間点滅するんですが、この時「危険な」
左折車がまず最初に進むことができるんです。
ずーっと「危険な」右折を待ち続けて、黄色とか赤信号間際にあわただしく
曲がらなくてはいけない日本の制度とは、根本的に違っている部分です。
標識や表示もとっても目に付きやすい場所にあって、英語がダメでもまず
迷うことはありません。電車網が発達してる場所と、自動車がないとお話に
ならない場所の違いなのかな。
標識がない田舎道での制限速度は 80 km/h。 少し怖いけど、もう慣れちゃい
ました。でも、猛スピードでの対向車とのすれ違いや、飛び出してくる野生
動物には気をつけなくっちゃ。かわいそうに、アライグマやスカンクたちが
たくさん道の両脇に横たわっています。
さあ、そろそろ Oyster Bed Bridge;6号線に入ります。
気がつけば窓の外には、一日前まで地球の裏側で夢にまで見ていた、アヴォ
ンリーの風景が広がり始めました。
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