一日の終わりに - Kindred Spirits



憧れの地に、生まれて初めて降り立って 長い一日が終わろうとしています。

時差ぼけも気にならず、精力的に動いた割には心地よい程度の疲れ方です。日本と違って、ここではとってもゆっくりと時間が流れている気がします。

「今日一日、楽しかったかい?」

アルが尋ねてくれるので、(つたない英語で)感じたことなど、いろいろとおしゃべりしました。さっきのホタルのことも話したんですが、そうしたら

「きみ、あれを見たのかい?あれは ファイヤー・フライ(Fire fly)っていってね、なかなか見られないんだよ。見た人には幸運が訪れるって 言われてるんだ。」

West Point Light House
きゃー、ラッキー!私の PEI への想いが通じたのかしら。

さて、明日もまだまだ行きたいところがいっぱいあるし、そろそろ
お部屋に戻ろうかな。
モンゴメリの生まれたお家 (Birth Place):幼少期を過ごしたおじいさん・おばあさんのお家(Cavendish Home):「銀の森屋敷」(Silver Bush):輝きの湖水 (Lake of Shining Water) などのアン関係サイトをまわった後、モンゴメリのお墓参りをしてから できたら ダルベイ海岸の方や、ちょっと遠乗りになるけどウエストポイントの灯台にも行きたいな。

帰り際にはシャーロットタウンで泊まって アンのミュージカル鑑賞の予定もあるし、まだまだ楽しみはいっぱいです。

もちろん出発前には日本でばっちり下調べをして、いろいろ素敵な光景を思い描いていたけど、実際に訪れてみて、私の期待をずっと上回るほど素敵な一日を過ごすことができました。
Dalvay By the Sea


考えてみると今までの私の旅って、出発前にいろいろなガイドブックを見ては、そこを訪れたときのことを想像している時が一番楽しかったような気がします。実際にそこへ行ってみると、細かいところで予想してたのとは違ってて、80% 位満足すればかなりいい方だったりしました。

そういう点では、まあ ここが私に合ってるって事もあるんだけれど、120% 満足しています。

Kindred Spirits - 「腹心の友」か・・・アンがダイアナに誓った言葉ね。

PEI の人達って、(ちょっとケチなところはあるけど・・・内緒!)本当に親切だし、明るくて前向きに生きてるのがよくわかる。決して裕福ではないんだけれどね。

この旅行の間に、私にも 一生つきあっていける「腹心の友」が見つかるといいな!


私のお部屋には今、アッカーマンのギターが心地よく響いています。



--- つづく。



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