ハーレーに乗りながら、好きな音楽を聴く為のちょっとした工夫 の頁です






  その為だけにこのバイクを発注したと言ったら多くの方々から反感持たれてしまいそうですが、その実、自分の気持ちの中で決意した動機付けとして、大きな部分を占めていたりします。

 思い起こせば、1998モデルのXLH883を当時の「ハーレーダビッドソン松戸」へ発注したのは、1997年の6月に、先行予約販売キャンペーンに応募したもので、自分の手許に来たのは、それから半年後のその年の年末でしたっけ(笑)。

 もう一つの自分の背中を押した理由の一つには、今はメガディーラーに衣替えした「メガディーラーハーレーダビッドソン松戸」に当時からの阪本店長が居たって事もありました。
 どちらかと言うと、自分は、"人から買う”傾向にあるかもしれません。 

 そんな阪本店長の乗ってるバイクは、FLHTCUIと言うハーレーの最上級モデルです。 通勤にその最上級ハーレーを毎朝晩乗っているハーレー通勤ライダーでもあります。

 店の中で、何気に会話している彼の言葉の中で、そっと私の背中を押した言葉がありました。 それは、仕事が終わって、そのご自分のハーレーに乗って帰る時に『ホッとします。』と言ったのです。 

 恐らく、仕事が終わった『ホッとする。』も勿論在るかと思いますが、本当に心からホッとしている様子が、こちら迄伝わって来た時に自分も『それもいいかも知れないな・・・』と思えて来ました。

 恐らく、その気持ちは、他のバイクでは味わえないのではないだろうかって、思ったところが、音楽に加えて、一歩踏み出した遠因でもあります。
 今年の5月上旬に発注したのですが、もう数ヶ月待てば2007モデルが発表される時期です。 昨年の2006モデル発表の際には、ニューモデルの追加や一部モデルの価格の引き下げや、諸々変更がありまして、それを待ってからもいいかなあとも勿論考えたりしました。 そんな訳で、あまり大きく変わらないで欲しいです(笑)。

 このモデルにしたもう一つの理由は、インジェクション仕様だからで、他のモデルで音楽が聴けて、インジェクションモデルとなると幾らも無く、2006年モデルで新登場したFLHXはリヤのトランクも無く、そこも自分好みでしたがキャブ仕様であった為に見送りました。

 FLHTCIも本当はリヤのトランクが無い方が、自分は好みなのですが、「外せない事はないですが、大変です。」とのコメントで無理やり納得です(笑)。

 FLHTCUIもインジェクション付で、尚且つ音楽も聴けますが、前のバンパーのロアフェアリングが視覚的に重さを感じさせるのが若干の抵抗がありました。

 音楽以外に拘ったのは、車体色です。 ハーレーは高価格帯モデルになる程、その提供色が増えますが、若干のコストアップになるのですが、ツートーンカラーを準備しているので、その中からより綺麗なモデルカラーにしました。

 現実には、在庫で用意されているカラーは単色でしかも黒系のどちらかと言うと暗い色が多く、別モデルを見て、その気に入ったディープコバルト&ブリリアントシルバーは、すぐさま納入という訳には行かず、7月頃の入荷だそうです。 7月というと未だ梅雨が残っている時期だし、数ヶ月程度であれば、待っていようという思った次第です。

 色に品があって綺麗な色は、ブルー系統色だと思っている自分は、そのいいなと思うモデルにブルー系が提供されていれば、それを選ぶ傾向があります。も以前乗っていたBMWR1150RTもブルー系を選びました。

 FLH系モデルに乗るのは、実はこれが2度目です。

 ハーレーのモデルそのものを自分名義にするのは、3度目です。

 一度目は、30代の頃乗った1974年モデルのAMF時代のFLH1200でした。幸いにもこのモデルは調子が良く、エンジン回転を上げ過ぎて、コンデンサーがパンクする以外は、概ね快調でした。

 少し快調にエンジンを回したりすると、コンデンサーがパンクするのは何度か経験していたので、メキシコ製のコネデンサーを数個サイドバッグに放り込んで出掛けたものでした。

 コンデンサーがパンクすると、路肩にバイクを停めて、ポイントの調整含めてコンデンサーを新しいのに交換です。 それを何度やった事か(笑)。

 それに引き換え、現代のハーレーは壊れないし、その当時より遥かに乗り易くなってるしで、いい事尽くめです。

 コンデンサーですけれど、進行方向エンジンの右側足元辺りにある、丸いネジ止め2点式のポイントカバーの中に当時乗ったモデルには収まっていました。

 今のモデルにもあるポイントカバーですが、自分が2005/5迄乗っていた1998型XLH883モデルは、リベット締めになっていて開ける事自体が、もう出来ません。


黄色の矢印辺りです。


 走行中コンデンサーがパンクするとエンジンは突然止まってしまうので、惰性で路肩まで寄せて、走行中の車両の障害にならない場所まで押し歩きなどして修理開始です。

 ドライバーでポイントカバーを開けて、コンデンサーをポイントごと取り外して、持ち歩いている新しいコンデンサーをそのポイントに仮締めします。 そこから、ポイントの隙間を葉書ほどの薄さに調整します。 エンジンを掛けながら、調子よく回る辺りにその隙間を仮締めして、解放しての調整を繰り返します。

 概ねエンジンが気持ちよく回りだしたら、そこが丁度いい塩梅のポイントの隙間です。 やり方は、バイク屋がやってるのを見て、出先でやらざるを得ずにやってみたら、出来たっていう程度のものです。

 そこまで行ったら、後は何事も無かったかの様にその場を走り出して終わりです(笑)。

 ちなみに、そのブラジル製と刻印されたコンデンサーは当時1個100円とか200円程度の値段だったので、サイドバッグにはいつも数個放り込んで走っていましたっけ(笑)。

(  2006/5/21追記、5/27追記 )

アドバンス・オディオAM/FM/CDラジオキット

 このオーディオを使って好きな音楽を流しながら走りたくて手配したようなものです。

 カタログ490頁の記載によるとAM6局、FM10局のプリセット機能とCDプレーヤーはCD,CDR,CDRWのメディアに対応。 その他にMP3形式も再生出来るので1枚のCDで最大10時間の再生も可能とありますので、手持ちのiPodなどと繋げて聞ける訳ではなさそうです。(今解ってちょっとがっかり)

 それならば、MP3対応の再生CDを自作すればいいなと前向きに捉えて、早速PCの改造からです。

 福井にDVD-RWをセットアップしたPCを持って行ってしまっていて、柏で使っているPCは、ただのCD再生装置で書き込み機能など無いので、パーツ入手からです。 (ふう、やれやれ)
 それに加えて、ケーブルTVで、音楽専用チャンネルが、結構な数あるので、そこからもPCへ取り込んで、ついでにデジタル化をやっちゃいます。 これは昔のレコードやテープもデジタル化出来る製品で、通販で先程注文です。
(  2006/6/18 追記 )

I・O DATA製 DAVOXL これでオーディーCD作成チャレンジです

 代引きですが、翌々日には、製品が届きました。送料も手数料もNet価格に含まれていました。

 で、早速Win系とMac系にインストールしてみました。 インストールそのものはどうって事ないですが、マニュアルを詳しく確認してやらないと後で面倒な事になるのは、どれも同じです(笑)。

 CATVの4種類ある音楽専門チャンネルからそれぞれ音の取出しから始めてみました。TVの前面にある赤と白のプラグに接続したのですが、なんでか解りませんが、音声そのものが出ていなくて、TVの背面からやっと音を取り出せました。

 しかし、この辺りはその後の大変さから比べるとどうって事なくて、何だかんだと時間ばかり掛かって、期待したものからは遥か遠いというのが実態でした。

 色々編集やってて、中学生か高校生の頃にカセットテープにTVやFMラジオから音楽をダビングしたのに少し雰囲気が似てるなって思い出しながらの作業でしたが、MP3への変換や書き込み時間などが結構掛かってしまって、テープのダビングよりも随分時間が掛かります。

 何枚かのCDが出来ましたが、メディアをCD-Rにしたので、容量全部埋まったのとそうでないのとがごちゃごちゃで、1枚で沢山の曲を聴くといった期待は今の所、少し遠いです。
(  2006/6/25 追記 )

  7/22にバイクが納車になったので、出来上がったMP3のCDを早速バイクのオーディオに入れてみました。

 しかしながら、オーディオ装置の方が、全く読み込もうとはしません。 分厚い取説を細かく見ていくと、MP3(MPEG-2.5 AudioLayer-3)といった記載があります。 この辺りから調べ上げないと、聞くレベルまでには到達しないようではあります。
(  2006/7/29 追記 )
 MP3のCDですが、MP3のフォーマットではなく、一般的なCDへの書き込みフォーマットCDを再作成して、再生してみたところちゃんと音楽が再生されました。

 そんな訳で、今は何枚もの自分専用音楽用のCDを作成し聞いています。 しかし、これですとCD700MB1枚当たり最大で1時間前後の録音容量になってしまうので、その度にCD変更するのは、ロングツーリングでは案外に煩わしいです。
(  2007/5/3 追記 )
 従来より電車等での通勤の際にイヤホンで聞いていた、MP3ファイルをSDメモリに記録するタイプのプレイヤー(ipodと同類)にFMトランスミッターを付けて、FM放送として聞いてしまおうという魂胆で、早速車で実験してみたところ、これがすんなりと巧く行きました。
 電池は単4サイズです。 プレイヤーの方は、単4電池1本ですが、FMトランスミッターは単4電池が2本です。
 使い方ですが、プレイヤー側のイヤホンジャックにそのままFMトランスミッターを差し込むだけです。 FMトランスミッターはスイッチを入れると、ご覧の様に表面が青く光るので、それと判ります。 周波数は88.9MHzと88.5MHzと88.1MHzとの3種類から選択出来ます。
(  2006/8/13 追記 )
(  2007/5/03 修正 )
 早速、バイクに載せて使ってみました。

 周波数は88.1MHzに合わせました。 最初の内は良く聞こえていたのですが、雑音を以外にも拾うので、入れていたバイクのフロントカウルのボックスから取り出して、自分の胸ポケットに移し替えてからはぴたりと雑音は無くなりました。

 この雑音の原因は、細かな振動を拾うが為だと思われます。
(  2006/9/18 追記 )

 



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2003/06/20