感 想
2005年3月20日放送 第十一回「嵐の前夜」 始まっていきなり伊勢さん登場にビックリ! 何度見ても良いなー、船底での場面。 家人と家来(家礼)の違いは勉強になりました。 改めて義経主従って特異なんだなーと実感。ステキだなー(涙)。 さて今回はやはり法皇様に尽きます。 前半の奥州の出来事を忘れてしまうくらいのスゴさ! そして清盛の怖いこと! 泥人形(というか本当は塔なんですけど)を作る法皇を睨む清盛には、悲鳴を上げてしまいました。 11話目にして初めて清盛が怖かったです。 しかし、奥州の方々は実直で良い人ばかりですね〜。 泰衡救出で、皆さんの態度が一変するところは清々しい程でした。 秀衡達一同が義経に頭を下げる場面は、溜め息が出てしまいました。 ところで、うつぼは一体何しに来たのでしょうか?(汗) 村上本のうつぼは奥州妻となるので解るのですが、ドラマのうつぼは何の意味があるのでしょうか。 すっごく中途半端な気がするのは私だけ? そういう疑問がある為、船で去って行くうつぼに対しても感情移入ができませんでした。 今回1番気になったのが喜三太で、ひょっとして喜三太はうつぼが好きだったのでしょうか? そうだとしたら健気だな〜、喜三太(涙)。 馬をもらって伊勢さんと並んで歩く喜三太も、すっごく可愛いかったです。 佐藤兄弟の弟の忠信、見た目は二枚目だけど、実直過ぎて面白いという感じで良いですね〜。 それからうつぼが帰ることに、ストレートに喜びを表す弁慶には笑いました。 この正直者!(笑) かなり久しぶりの平家一門の女性陣の集いの場面、やはり画面が一瞬で華やかになりますよね〜。 鹿ケ谷密議は端折り過ぎですが、「義経」なんですから仕方ないですね。 個人的には鬼界ヶ島の件、結構好きなんですけどね〜(涙)。 そして、今週の伊勢さん。 新しい館に来た時や馬をもらった時の嬉しそうな顔が良かったです。 夜中にヒソヒソ話をしている郎党4人組も面白かったです。 情報収集は伊勢さんの仕事なんですね〜。 佐藤兄弟は、ちゃんとこの4人組に加われるのかちょっと心配です。 しかし、忠信のことを「甚だ」と呼ぶのはどんなものか(笑)。 次週は小松の兄上こと重盛さん、最期の回ですか? これはゆゆしきこと!(笑) |
2005年3月27日放送 第十二回「驕る平家」 今回初登場は、義仲と巴御前。 義仲は木曾の山猿といわれたそうですが、小沢さんはかなり良い雰囲気でした。 小池栄子さんの女武者ぶりも似合っていました。 今後が楽しみです。 さて今回は殆ど平家がメインです。 タイトルが「驕る平家」なので当然といえば当然ですが、私には平家が驕ってるように見えませんでした。 強いて言うなら「驕る時忠」? 宗盛は驕ってるのではなく、バカ息子状態(汗)。 久しぶりに登場のお徳と五足。 やはり、清盛の耳役になった五足の髪型ですよね。笑わずにいられません。 お徳の白石さんはやはり存在感ありますね。 清盛とのシーンも、渡さんに負けていないところがスゴイ! 手首を切られる「むじな」って、牛若が柿を盗もうとした時に出て来た男の子ですよね? 何のエピソードもなく大きくなって登場して、いきなり手首切られちゃって可哀相でした。 うつぼのお兄さんが追放される時にいたのかなぁ。 今回の法皇さまは香をたきながら悪い顔、幽閉される時の怯え顔と短いながら堪能させていただきました(笑)。 何より今回は、小松の兄上こと重盛ですね。 この人は清盛の代わりに夜叉になったというより、清盛に唯一意見することのできる人だったと思っています。 その歯止めになる人がいなくなって清盛の暴走が始まるんですけど、そこをもっと濃く描いてほしかったなぁ。 平家を描く場面も好きなのですが、今回はイマイチ心に残らない感じでした。 さて今週の伊勢さん。 本編始まっていきなりの伊勢さんの「義経を讃える唄」。 しかし、あの短い義経主従の場面で3回も唄うというのは、軽い洗脳?(笑) 今回は伊勢さんと弁慶による「嫡男について」の講座が良かったです。 伊勢さんって完璧に情報収集係ですね。 平安時代の情報屋ですか? はっ!だから星野くんが伊勢さんなのか?(笑)ナイスキャスティング! あと、「妻の叔母だとか何とか〜」の「何とか〜」の言い方に、ロックストックを思い出してしまいました(涙)。 すっかり弁慶達4人組に馴染んでる佐藤兄弟が結構ツボでした。 |
2005年4月3日放送 第十三回「源氏の決起」 全体的にテンポが良く、とても面白かったです。 今回は丹波さんに尽きますね。 炎の中でニヤリと笑うシーンは圧巻でした。 「木下」事件をきちんとやってくれたのは嬉しかったです。 あの事件だけが頼政挙兵の原因ではないですが、要因の1つですから殿下乗合事件の二の舞にならなくて良かったです。 宗盛のバカ息子ぶりも益々磨きがかかって良かったです。 以仁王の岡幸二郎さんはミュージカル界からご出演(笑)。 唄が巧いんですよ〜。ウットリしたことあります。 品が良くて他人に騙されそうな感じが出ていて、とても似合っていました。 そして楽しみにしていた行家叔父さん。胡散臭さ全開で大活躍。 平家の宗盛に負けないくらいのバカっぷり(笑)。 タイトル前の解説でもトラブルメーカーと言われてましたね。 この人と手を組んだりこの人を庇ったりした者は、皆悲劇の道を辿りますから、トラブルメーカーというか疫病神という気もします(汗)。 でもこういう人がいるから歴史は動くんですよね。 もう1人、初登場で凄いインパクトの丹後局の夏木マリさん。 美輪明宏さんの実写版犬神様に続いて、今回は実写版の湯婆婆登場です(笑)。 前回の五足に続いて笑いを禁じ得ない髪形と、法皇に負けない怪演ぶりに拍手です。 ところで、頼朝と政子はいつの間に結婚したのでしょうか? 政子が今までと違い、いきなり後の尼将軍の片鱗を見せていたのにもビックリです。 時政役の小林稔侍さんは、鎌倉のお笑い担当と思って良いですか?(笑) 「私は忘れられていなかった」と喜ぶ頼朝には、ちょっと胸が熱くなりました。 その一言で頼朝の今までの苦労を現すところは、さすがだと思います。 巴は政子と同じ気の強い女ですが、政子と違って可愛いく見えるところが良いです(笑)。 義仲も単純というか直情的なところが良く出ています。 さて、今週のちょっとだけ伊勢さん(笑)。 平家追討に1人だけ場違いな程盛り上がっていましたが、郎党の中で唯一伊勢さんだけが源氏の家臣の子という設定を考えれば納得です。 空気が読めないキャラも、盗賊という非常識な生活をしていた為と考えればこれまた納得。 そうでなければ、忠衡に直接藤原家の嫡男問題を聞くなんてできませんし、家来になる過程も無茶し過ぎ(笑)。 伊勢さんに限らず今まで好き放題やってきた郎党達も、今後義経と共に武士として成長していくわけですから、今回の伊勢さんは私の中ではOKです。 あと、喜三太が義経を襲った過去に対しては、次郎以外は文句言えませんよ。 弁慶も伊勢さんも、一度は義経に刃を向けてるんですから(笑)。 |
2005年4月10日放送 第十四回「さらば奥州」 今回は秀衡さんですね。 すっかり義経のお父さん状態です。 冒頭で嫁を迎えることを勧める場面や義経が暇乞いに訪れた場面でも、1日でも長く義経を手元に置いておきたいという気持ちが伝わってきます。 ラスト、秀衡が1人で義経主従を見送る時の「そなたの帰る所は此処ぞ」のセリフにはウルっときました。 その言葉通り、平泉に帰って来てその後・・・と思うとつい(涙)。 今回やっと頼朝が動き出しましたね。 頼朝は今後の戦では指揮のみで、石橋山の合戦が最初で最後の戦う頼朝だったので楽しみにしていたのですが、短くて残念でした。 初登場は中尾彬っち(笑)。 良いですね〜。イメージ通りです。 今後、張り切って義経イジメをしていただきたいです(笑)。 今回初めて義経が感情を表に出すというか怒鳴る場面がありましたが、私は義経は激しい部分を持った人というイメージがあるので嬉しかったです。 義経が頼朝の元に駈け付ける理由も、義経の秀衡に暇乞いを申し出る言葉で納得できました。 自分が半人前と解ってるところは、ちょっとビックリしましたが(笑)。 さて、平家一門。 知盛は頼政をかなり慕っていたんですね。 従三位になったことも喜んでたし、頼政に矢を射る場面も目がウルウルしてましたよね。 ところで、今回の頼政さん、ちょっと弱ってませんでしたか?(汗) セリフも先週より弱い感じで、ハラハラしながら見てしまいました。 それにしても頼政親子の最期は短過ぎです。 今回の法皇様は、怯えたり悪巧みしたりと忙しい(笑)。 出番は短いのに、 久しぶりに登場の五足ですが、未だにあの髪型に慣れていない為、画面に映る度に笑ってしまいました(汗)。 そして、今週の伊勢さん。 今週も出番無し状態かと思いましたが、義経に怒鳴られたり物見に行ったりと小さく活躍(笑)。 平泉を出てからは常に嬉しそうで、見てるこっちも嬉しかったです。 番組HPのあらすじを読むと、来週は結構出番があるようなので楽しみです。 |
2005年4月17日放送 第十五回「兄と弟」 久しぶりに面白かったです(笑)。 個人的には、主役の義経側の話がしっかりあって、その上で頼朝や平家等の話が展開するのがベストだと思っています。 その方が軸がぶれない感じで、話に集中できます。 今回の義経は、頼朝に対する一途な思いが伝わってきて良かったです。 仔犬状態で可愛かった〜(笑)。 対する頼朝の複雑な心境を表現していた中井貴一さん、やはりスゴイです。 ラストの義経と頼朝の場面、純粋に兄を慕う義経とそれを素直に受け入れられない屈折した頼朝の対比が、表情やセリフに出ていて秀逸でした。 富士川の合戦というか水鳥の飛び立つ音で逃げる平家軍の件、今までの戦の場面と同じくナレーションで済ませるのかなと期待していなかったのですが、スローモーションで逃げる兵の足元の映像等がとても良かったです。 平家側では、維盛のヘタレぶりが良く出ていました。 静御前の石原さとみさんは、第5話で初登場した時と雰囲気が変わっていて良い感じでした。 今回は郎党大活躍で、気持ちも浮かれ気味。 好きな場面も結構あって嬉しい〜♪ 最初は胡散臭げに義経を見ていた御家人達を納得させる義経郎党の働きの描き方、非常に良かったです。 ああ見えて、意外とスペシャリストの集団です(笑)。 佐藤兄弟の町人姿(?)は、結構新鮮でした。 最初、誰か解らなかったくらいです。 そして、演者自らお薦めのミュージカルシーン(笑)。 館の修繕や畑を作りながら唄う「義経主従のテーマソング」。 伊勢さんの努力の甲斐あって、皆にこの唄が浸透して良かったです(涙)。 ちゃんと弁慶も唄っているところがポイントです。 弁慶といえば、露骨に静御前を嫌がるところ、面白かったです。 でも、弁慶の馬が静御前の怪我の原因では?(笑) 女嫌いの弁慶を責める伊勢さん達のチームワークの良さには、思わず笑ってしまいました。 伊勢さんの「女子に想われ過ぎて困った話」を聞きたい人、挙手!はーい!(笑) ひょっとしてこれは、ストーカー政子さんへのオマージュか?(汗) 政子さんといえば、猪武者と思っていた義経が男前だったので、見惚れて態度を改める解り易さには笑いました。 もちろん、静御前の支えになって歩く伊勢さんにも大笑い。 ニヤケ過ぎです!(笑) |
2005年4月24日放送 第十六回「試練の時」 早いテンポで進んだ前回と違って、今回は緩やかに話が流れていった感じです。 今回の主役は政子さん。 冒頭いきなり義経と静御前のデートを盗み見して、頼朝と亀の前の楽しそうなところを見て怒り狂って火を放ち、義経の登用を止めるように忠告と大忙し(笑)。 とても怖かったです。 対する亀の前は可哀相でした(涙)。 火事の後、義経に語るところは気持ちが伝わってきて切なくなりました。 頼朝も可哀想な感じがしました。 亀の前は、長い配流生活やマスオさん状態を癒してくれる頼朝の心の拠り所だったんですから。 その拠り所を失くして非情な頼朝になると考えれば、馬引きの件も納得できます。 義経と静御前の可愛いラブシーンは、政子さんの怖さにすっかり霞んでしまった印象です(笑)。 今回久しぶりに、法皇様の悪い顔が見れて嬉しかったです。 もっともっと悪巧みする法皇を希望します(笑)。 宗盛のいじけぶり全開も見ていて楽しかったです。 今回は出番が少ない伊勢さん(涙)。 吉次と義経主従のやり取りはとても楽しかったです。 義経主従のテーマソングが2番まであったのには驚きました。 一際高い次郎の歌声を聞いて、子供バンドを思い出してしまいました(笑)。 小さいギターアンプを貼り付けたヘルメット被って唄ったりしてたけど、うじきさん格好良かったなぁ。 今回、義経主従のテーマソングで終わってくれたので、なんか救われた気持ちになりました。 |
2005年5月1日放送 第十七回「弁慶の泣き所」 いきなり冒頭の当時の結婚制度についての解説での「義経22歳独身」に笑ってしまいましたが、今回は笑い所の多いコメディ大河でした。 波打ち際で顔を洗っていていきなり溺れてたり、小屋の羽目板をぶち破ったり、金魚のように口をパクパクしたりと、弁慶の場面は殆どコント状態(笑)。 でも、皆にあれこれ聞かれて声を裏返らせて答える弁慶は、とても可愛かったです。 頼朝は完全に政子に尻に敷かれてます。 それなのに、政子の侍女の手古奈に手を出そうとするとは懲りませんねぇ(笑)。 全体的に笑う場面が多かったですが、ラストの義経と静御前の場面はしっとりとした感じで良かったです。 平家側では、皆が福原を去って行くのを淋しそうにしている清盛が切なかったです。 弱っている雰囲気なのも、次回の死に繋がってるのが感じられて良かったです。 南都焼討ちは案の定、燃える映像とナレーションの説明だけでしたね。 このことが重衡の最期に関わるのですからもっと詳しくやってほしかったのですが、映像的に無理だったのでしょうか? 妻の輔子が時子に泣いて訴える場面でフォローというところですか。 そして、未だに笑ってしまう五足の髪型(笑)。 慣れないまま五足の出番が終わったらどうしよう(汗)。 今回の伊勢さんは、出番が多くて嬉しかったです。 サブちゃんジロちゃんコンビで弁慶に男女について説教したり、土スタで言ってたEXILEも見れましたし(笑)。 実は私、手古奈が義経邸に逃げ込んで来る場面での伊勢さんとの2ショットを見て、この先ひょっとして伊勢さんと?と妄想を抱いてしまったバカ者です。 「何奴!?」と問う伊勢さんの意味のないアップがあったのでつい・・・(笑)。 その後の義経主従と手古奈との場面でも、郎党の中で伊勢さんだけがセリフがあったし、手古奈は壇ノ浦の合戦後に京に戻った伊勢さんと・・・などと勝手に妄想を膨らませてしまいました。 ちょっと楽しかったです(笑)。 次回は平家メインのようなので、伊勢さんの出番は少なそうです(涙)。 |
2005年5月8日放送 第十八回「清盛死す」 今回の主役は清盛ですが、私の中では時子と五足でした。 あ、もちろん清盛も良かったです。 臨終直前の苦しそうな様子は、見ていて痛々しいくらいでした。 福原という夢が無くなってしまったことで気力が萎えて、一気に死に向かったような感じでした。 しかし、清盛が最初から最期まで良い人として描かれていたのはスゴイと思います。 原作でもここまで良い人ではなかった気がします(汗)。 その分、悪い部分を受け持つのが宗盛と時子でしょうか。 もっとも宗盛はヘタレというかバカ息子(笑)。 時子が嘘の遺言を言う場面は原作通りですが、大変迫力がありました。 ああ、時子がこれから清盛の代わりに平家を引っ張って行くんだな〜というのが伝わってきました。 そして、五足。 蓬壷炎上の時の五足と時子の大熱演には、思わず泣いてしまいました。 五足の最期は原作とは違いましたが、ああいう形の五足の死によって「驕る平家」を現したのかもしれません。 結局、髪型に慣れないままに五足の出番終了(笑)。 ゴメンね、五足(涙)。 久しぶりに登場の法皇様。 宗盛に対して嘘の芝居をしたり、あっさりと清盛を見捨てたりと悪の魅力全開で嬉しいです。 今回から草刈正雄さんが加わり、草刈さん曰く、夏木マリさんと平さんとの妖怪3人組(笑)。 これからますます楽しみです。 さて主役の義経ですが、頼朝や政子等のタヌキの前で本心を隠すところは、成長したな〜と思いました。 ちょっとは策略とか憶えないと武将とはいえません(笑)。 でも、基本的にそういうことができない義経だから、弁慶達に好かれるんでしょうね。 俺達がいなきゃダメだって。 義経ってやっぱりどこかヒロイン的です(笑)。 さて、久しぶりに登場のうつぼですが、先週までの静御前と違って感情がストレートというか解り易いですね(笑)。 でも、そういうところが可愛いです。 うつぼの表情で咄嗟にうつぼの恋心に気付く手古奈、スゴイですね〜。 さすが、怖ろしい政子に気に入られていた侍女だけのことはあります。 手古奈が出る度に顔がニヤけてしまう私。 完全に病気です(笑)。 あと、弁慶の奥さん状態の千鳥には笑ってしまいました。 今回の伊勢さん。 案の定、出番が少なかったのですが、ナント今回から烏帽子姿! 頼朝の住む大倉御所に移ったのが理由でしょうが、いきなり髪型スッキリし過ぎ(汗)。 でも次郎の赤いマフラーと共に、毛皮だけは離さないところは立派です(笑)。 |
2005年5月15日放送 第十九回「兄へ物申す」 いきなり冒頭の解説コーナーの、流れる「密書送信中」にツッコミを入れてしまいました(笑)。 本編始まって竹林で暴れてる義経にも笑ってしまいました。 偽の「髭切りの太刀」を掴まされて暴れた清盛と同じですよ(汗)。 血は繋がってないけれど、清盛と義経の父子の絆を現していたのでしょうか?(笑) 回想の五足を見て、五足の髪型はやはりボサボサの方が良かったなーと思いました。 平家のヘタレ王の宗盛ですが、清盛亡き後好き勝手にできるかと思いきや、良くできた弟の知盛にあれこれ言われているところが面白かったです。 法皇を父と思うようにというのを、すごく自分に良いようにとってるところには笑いました。 朝廷の妖怪3人組の作戦会議は今回も結構あって嬉しかったです。 特に鼓判官知康が、策略などで頑張ってくれていて頼もしい限りです(笑)。 今回は義経のもう1人のお兄さんの範頼が初登場。 頼朝と違って、人の良い優しそうな義経のお兄さんです。 この先、頼朝と義経の間に入って苦悩したりするのでしょうか? 案外、我関せず状態かもしれませんが(笑)。 梶原景時もすっかり側近状態ですね。 今のところは義経に対する敵対心などなさそうですが、今後どうなるか楽しみです。 源氏側のヘタレの行家も久しぶりに登場。 これからがトラブルメーカーとしての本領発揮ですね。 今までは企みを抱えてるという感じでしたが、今回はかなり野心を表に出していて嬉しかったです。 行家の誘いを義経がキッパリと断わっていたのは意外でした。 今回は頼朝と義経の近親者に対する考え方の違いが、キッチリと描かれていて良かったです。 そこをちゃんと描かないと、頼朝と義経の確執の根底も伝わってきませんから。 郎党の為に自ら頼朝に訴える義経は、良かったです。 この時に頼朝が義経の魅力を解るというのも説得力がありました。 何よりも情を大事にする義経が魅力的に見えるから、これからの義経主従に感情移入できるし、佐藤兄弟をはじめ郎党が義経に命をかけて仕えるのも解るのだと思います。 今回の大事な役どころの佐藤兄弟。 お兄ちゃん役の宮内さんが好演していましたが、公式サイトに名前が載っていないのは解せません(汗)。 そして、今回の伊勢さん。 出番も少ないけど、セリフはもっと少ない(涙)。 でも義経を心配してしょんぼりしてるところや、ラストで人一倍嬉しそうに継信に駆け寄るところは可愛かったです(笑)。 |
2005年5月22日放送 第二十回「鎌倉の人質」 今回のOP曲前の解説コーナーには「義経新聞」が登場。 前回の「密書送信中」に続いて、何を狙ってるか不明なNHK(笑)。 今回大活躍の源氏のトラブルメーカーの行家。 この人にかかったら、田舎で伸び伸び育った直情タイプの義仲主従なんて、言いくるめるの簡単だろうな〜と思います。 絶対に口では勝てません(笑)。 口で負ける側の義仲は、行家に持ち上げられて嬉しそうにしてるところが可愛かったです。 この大河の義仲は、とても良い感じで好きです。 闇雲に前進有るのみではなく、巴に責められて弱気になったり、行家のことを後悔したりと人間味溢れています。 巴も気が強いけれど、政子と違って純粋に義仲のことを考えているところが好感持てます。 義高を見送る場面では、巴の辛い気持ちが伝わってきました。 栄子ちゃん、またまた好感度UPです(笑)。 ストレートな義仲と対照的なのが頼朝。 何を考えてるか解らないというのが、いかにも政治家という感じで良いと思います。 しかし、義経に関しては、すっかり政子の言いなりです(笑)。 政子は本当に何を考えてるか読めません(汗)。 バラバラな源氏と違って、平家は一族としてのまとまりを強調してますよね。 今回は宗盛を通して、頼盛の平家での立場を現してくれていたのでホッとしました。 ここを抜かすと、この先またまた意味不明状態になりますから(笑)。 しかし、知盛は宗盛と違って、思慮も深く気配りもできて良いですね。 知盛が宗盛の兄だったら、清盛亡き後の平家も違ったかもしれません。 手古奈が時子に政子のことを話す場面は、原作でも好きな場面だったので嬉しかったです。 でも、手古奈も、さすがに亀の前の話はしなかったですね(笑)。 今回の目玉は、義高と大姫カップル。 もうとにかく可愛い!! 義高役の子役は、しっかりしていた頼朝役や義経役の子役と違って、おっとりとして優しそうで、そこがとても可愛いです。 いかにも子供という感じで、良いな〜と和みます。 義高がカニを捕まえる場面の次に伊勢さんが映ったら、NHKに大拍手したんだけどな〜(笑)。 雨の中で大笑いする義経主従を見て、思わず「変な集団」とツッコんでしまいました(笑)。 多分、佐藤兄弟のスパイ疑惑を水に流すとか、自分達にとって嫌なことを雨で洗い流すとかいう意味なんでしょうが・・・。 義経が蒲の兄上と重要な話をしている側で、自分の役目をこなして「大当たりー」と叫んでる喜三太にも笑ってしまいました。 そして、もう1つ笑ったのが、義高と大姫にアクロバットを披露するジャニーズ義経。 「お前が天狗だよ!」とツッコんでしまいました。 義高と大姫も私のツッコミに同意してくれて嬉しかったです(笑)。 ところで義経と継信の剣の練習は、一体何の意味があるのでしょうか(汗)。 やはり、ファンに対するサービスショットですか?(笑) だったら、ぜひ伊勢さんのサービスショットもお願いします!(涙) 今回の伊勢さん。 相変わらず出番が少ない(涙)。 雨の場面では、1番に義経の気持ちを汲んで飛び出して行くところが良かったです。 サブちゃんジロちゃんキサンタのEXILE3人組は、いつも仲良しで良いですね。 悔しがってる弁慶をなだめる為に、自分は子守が得意と言い出すところは笑ってしまいました。 そういう問題じゃないって(笑)。 しかし、予告編の出陣する時の伊勢さん、1人だけ喜び過ぎです(笑)。 |