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大河ドラマ「義経」

感 想

2005年5月29日放送
第二十一回「いざ出陣」

今回のOP曲前の解説コーナーには「義経百科」が登場。
どこまでやるのかちょっと楽しみになってきました(笑)。
今回は「情」の義経と「理」の頼朝の考え方の違いがクッキリと出ていて、大変見ごたえがありました。
義経と頼朝が酒を酌み交わしながら話し合うこの場面、実はこれが兄弟最期の時なんですよね(涙)。
でも、この兄弟の今後の行方や、義経と頼朝のお互いの考え方が相容れないというのが解る良い場面でした。
そして、平家と源氏の違いも。
「情」の平家と「理」の源氏、どっちも滅んでしまうのですが、共食いの源氏より平家の方が滅び方に物の哀れがあるのは、やはり「情」が日本人に合うということなんですよね。
義経に諭すように話す頼朝と上の立場から話す政子。
義経に関しては、ちょっと弟に甘い頼朝より政子の方が実権握っていますね。
しかし、純粋故なんでしょうが、「清盛様は」という話を頼朝にしちゃう義経は如何なものでしょうか?(汗)
義高に幼い頃の自分を見ていた義経ですが、ひょっとしたら頼朝も同じなんじゃないかな〜と思います。
今回は時政が面白かったです。
実はこの人、そんなにできる人じゃないんですよね(笑)。
頼朝挙兵前から勢いで何か言っては政子に嗜められてたし、執権としては息子の義時の方が優秀だった筈ですし。
それに比べて、頭はキレるし配慮もできる梶原景時@彬っち。
景時って悪役のイメージが強いですが、今のところは優秀な頼朝の側近ですよね。
頼朝の信頼も厚く、この先景時の報告をそのまま頼朝が信じたというのも不自然ではないという感じになるのでしょうか。
このままの感じで話が進めば、義経の悲劇は政子と景時が握っているのかな。
現段階の頼朝って、そんなに非情な感じじゃないですし。
酔った勢いで余計なことを言ってしまった平塚さん斬首の場面は迫力ありましたね(汗)。
飛び散った血が景時の顔に付く瞬間、モノクロになるのがとてもリアルな気がしました。
倶利伽羅峠の合戦は、予想通りナレーションとイメージ映像で終わりです(笑)。
映像的に難しいので、無理だろうなと思っていたので文句はないですが・・・(涙)。
今回の平家は、知盛に総大将になれと言われ狼狽する宗盛が面白かったです。
反対に維盛は、ちょっと可哀想でした。
久々に登場の千鳥が賄いの手伝いに来ている理由を、説明しながらテレてる弁慶が可愛かった〜(笑)。
弁慶と千鳥、杢助との別れの場面、湿っぽい感じにならなかったのはとても良かったです。
今回の伊勢さん。
冒頭いきなりの義経主従登場で、とても嬉しかったです。
政子さんとは初対面ですね。
咄嗟に手を付いて頭を下げる伊勢さん、格好良かった〜。
今回は「義経劇団」状態(笑)。
義経が自分の事を蟹と言ってたと知った時の伊勢さんの表情、サイコーでした。
バツの悪そうな義経も(笑)。
今回から「蟹」から「蟹三郎」に名前も変更(笑)。
しかし、弁慶、怪力にも程があるよ。
出陣を聞いて、大はしゃぎする郎党は可愛い!
でも、義高&大姫と義経主従とのお別れの場面は切なかったです。
今生の別れだものね(涙)。
2人を見る伊勢さんの切ない表情、良かったな〜。
その後の出陣する場面では、ニヤケ過ぎっていうくらいの笑顔でしたが(笑)。
次回は吉次の格好をする伊勢さんが楽しみです♪

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2005年6月5日放送
第二十二回「宿命の上洛」

今回のメインは平家でした。
バカっぷりフル全開の宗盛と、非の打ち所無く良くできた知盛の対比が面白かったです。
知盛は本人だけでなく奥さんも良く出来てるという完璧ぶり(笑)。
今回は原作でも印象深かった重盛の鎧事件が登場。
原作では紅裾濃縅ではなく黄櫨匂縅の鎧、手を尽くして手に入れたのは時子ではなく宗盛、経子が鎧を取り返したかったのは重盛の形見だからではなく自分が生んだ三男に着せたい為でしたが、大まかな流れは原作通りの展開でした。
重盛の形見だからという理由の方が説得力があるし、ただでさえ盛盛と多いのでこれ以上増えなくて良いのではと思います(笑)。
頼朝が嫡流に拘るように、宗盛も嫡流に拘っています。
宗盛の場合はタナボタ状態で跡継ぎになったわけですし、父の清盛に愛されていなかったという思い込みがある分、特に執着するのでしょうね。
手に入れた鎧を自分の子供に着せて嬉しそうにしているところは、親バカというより自分の無念を晴らして喜んでいるような印象を持ちました。
屏風を燃やそうとする宗盛の演技もとても良かったです。
今回の義仲軍団も、結構バカっぷりを披露していましたね。
味方になりたいとやって来た武将に素直に喜んでいましたが、頼朝だったら疑うだろうな〜(笑)。
でもひたすら猪突猛進という感じは、見ていて気持ち良いです。
今回は久しぶりに登場する人物が多くて嬉しかったです。
まずは、妖怪3人組。
しかし法皇様、セリフ無しです(汗)。
それでも頭を悩ませる無言の法皇様を見て、キレイな頭の形にウットリ(笑)。
お徳と朱雀の翁達も久しぶりです。
五足を耳役にした時のように、朱雀の翁が激怒してお徳が平家に泣きつくというのは、パターン化してるのでしょうか?
そして、忘れてはいけない「いやいや、まあまあ」の蛭子さん(笑)。
善意で屏風を届けたのに、宗盛の感情を波立たせる間の悪さには笑いました。
ところで、少年宗盛が石をぶつけて破いた箇所を修復したのも長成さんなのでしょうか?
さて主役の義経ですが、今回は戦をしたくないと悩む義経でしたね。
前回あんなに出陣に張り切ってたのに何か解せない(笑)。
今までもいろいろと苦悩することが多かった義経ですので、驚きはしませんでしたが。
義経の元服に立ち会ったと自慢する弁慶と、自分も立ち会ったと弁慶に対抗意識を燃やしてる喜三太が可愛かったです。
この2人は未だに第1の家来を巡ってライバルなのでしょうか?
弁慶といえば義経軍団の参謀役というイメージがあるのですが、何か佐藤兄にその座を奪われているような・・・(汗)。
もっともあのメンバーだったら、参謀が2人でも足りない気がします(笑)。
そして今回の伊勢さん。
冒頭の出陣して馬で進む義経主従の中で伊勢さん1人だけ笑顔ですが、先週からずっと笑いっ放しだったわけですね(笑)。
今回はかなり活躍していて嬉しかったです。
戦支度の伊勢さん、格好良い!ロンゲが似合ってます。
偵察から戻って報告する時、セリフに力が入ってる伊勢さんを見てるこっちも力入ってるという、南原班に良くある風景が全国で見られたのではないでしょうか(笑)。
自ら物見係を申し出る伊勢さんを心配する次郎が可愛かったです。
戻って来た時も1人だけ大喜びだったし(笑)。
サブちゃんジロちゃんは仲良しなんですね〜。
いきなり鎧を脱ぐ伊勢さんには驚きましたが、鎧の下ってああなってるのね〜と感心。
鎧を脱いだ途端に、細い伊勢さんになってしまったのには思わず笑ってしまいました。
次回は出番少なそうかな〜(涙)。

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2005年6月12日放送
第二十三回「九郎と義仲」

いきなりOPの「平清盛(幻影)」に笑ってしまった今回。
回想ではなく今回の為に収録してるのですから、普通に名前だけで良かったのではと思いますが、亡くなった人だからダメなのかな〜(汗)。
今回のメインは義仲と法皇様。
かなり出番の多かった法皇様と丹後局の2妖怪(笑)。
3人目の知康の出番が少ないのは淋しかったですが、法皇様の悪い顔がいっぱいで嬉しかったです(笑)。
武門は武門で潰すという明確な今後の策略も発表され、これからが楽しみです。
ついに都落ちした平家ですが、福原での管弦の宴は平家を象徴していて良かったです。
知盛が維盛に語っていたように、雅を身に付けることを優先させた結果が平家の都落ちなんですよね。
だからこそ平家の滅亡への道程は、物悲しくて美しいと思います。
今まで周りから責められていた維盛は、今回は自分で自分を責めてしまって、もう悲劇の道をまっしぐら状態(涙)。
押したら倒れそうな感じでとても良いです(笑)。
今回のもう1人のメインの義仲ですが、法皇に謁見した時の行家とのプチ争いが面白かったです。
あれですっかり法皇にバカにされてます(笑)。
行家の方が位が上なんですから、別に行家が出しゃばってるわけではないんですが、それが解らないのが義仲の義仲所以ですね。
浮かれて巴と踊る義仲を見て呆れている行家も面白かったです。
人に呆れられる方が似合ってる行家に呆れられたら、お終いだと思うんですが(笑)。
義仲と義経の1対1の対面が今回の見所でしたが、義仲と義経の違いが出ていて良い場面でした。
身内の裏切りを知らない義経は、清盛の受け売り理想論で義仲を説得しようとしますが、どう頑張っても義経に勝ち目はありません。
義経が義高の言伝という飛び道具を使った時はもしやと思いましたが・・・。
ラストの義仲からの義高への「すまぬ」の伝言は、思わずホロリとしてしまいました。
宗盛、義仲がバカっぷりを発揮していますが、今回は義経も仲間入りかと思いました(笑)。
あれほど頼朝から「情をかけるな」と念を押されたというのに(涙)。
「話せば解る」が通じるのは、義経に好意を持っている人だけなんです。
できれば戦をしたくないと悩む義経らしいですけど、義仲を説得しようなんて甘過ぎます。
そんな義経だからこそ、側で守りたいという気にさせるのかな〜。
久しぶりに登場したうつぼですが、相変わらず気軽な感じで登場です(笑)。
今回、うつぼにすごく違和感を感じたのですが、それは多分うつぼがこの時代の人に見えないからだと思います。
お徳達と一緒の場面や奥州の義経主従と一緒の場面では違和感がなかったのですが、戦支度の義経主従と一緒にいると現代風なのが著しく目立つ気がします。
華があって良いのですが、この場面にうつぼを出す意味があったのかどうかちょっと疑問です。
都でお徳と一緒に登場だけじゃダメだったのかな〜。
今回の伊勢さん。
伊勢さんの物見係は続行中のようで嬉しいです。
今回は義経や弁慶らと一緒に物見ですが、義経が町人姿なのに伊勢さんは町人姿にならなくて良いのでしょうか?
毛皮を着てる時と着ていない時がありましたが、着る着ないの基準は何なのでしょう。
物見は毛皮無しで、陣に戻って報告する直前にわざわざ毛皮を着るのかな〜(笑)。

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2005年6月19日放送
第二十四回「動乱の都」

今回のメインは義仲。
いや〜、今回の義仲は良かったです。
短絡的なのは相変わらずなのですが、うまくいかない苛立ちなどの感情がとても伝わってきました。
特に義仲と知康とのやり取りはすっごく良かったです。
お互いに蒼い炎が静かに燃えてるような感じで、知康の怒りを抑えた低い話し方にはゾクゾクしました。
今回の大河の義仲、好きです。
私の中では、昔NHKでやってた「武蔵坊弁慶」の義仲が1位だったのですが、今回抜きました(ちなみにその時の義仲は佐藤浩一さん、巴は大地真央さん)。
義仲軍は元々寄せ集め集団で上洛したわけですから、義仲の滅亡は必然、だから暴れるだけ暴れて、好き放題やって散って行く義仲は潔くて良いと思います。
しかし、先週義経と会っていた時の義仲は直衣姿だったのに、屋敷を出た義経が襲われているところに駆けつけた時は戦支度って(汗)。
馬で駈けつけるところを見ると、義経はかなりの距離を歩いてたのかもしれませんが、何か納得いかないわ〜(笑)。
さて、このドラマの陰の主役の法皇様。
冒頭の後白河法皇の紹介の「特技、人をだますこと」には笑いました。特技なんだ〜(笑)。
次第に源氏vs平家ではなく、法皇vs源氏&平家になってきました。
行家をうまく利用したつもりでしょうが、行家は何にしても使えない人ですからね〜。残念っ!(笑)
朝廷の3妖怪に対抗する鎌倉の頼朝、政子、時政の3人組。
狐と狸の化かし合い状態ですか、頼朝組の方が淡白な感じがするのは役者の差でしょうか(笑)。
今回1番笑ったのは、景時@彬っち。
OPで名前が出た途端に笑ってしまいました。もちろんアップでも(笑)。
ラジオで話してた逆櫓論争の場面、大爆笑してしまいそうで怖いです。
ところで、景季はどうしてあんなに義経に好意的なんでしょうか。
仲の良い義経主従に入りたいのかな〜。
平家では、ヤギさん状態の宗盛に笑いました。
手紙を食べる必要はあるのでしょうか?(笑)
先週の平家の都落ちで、頼盛の平家出奔を描かなかったのに驚いたのですが、今回出てきてホッとしました。
相変わらず甘い考えでいる義経ですが、今回は弁慶が要所要所でビシッと言ってくれてスッキリしました(笑)。
情に厚い義経は好きですが、公私混同はいけません。
軍議の時に再び義仲を説得しに行こうとした時はちょっと腹が立ちましたが、ラストの方でやっと義仲を討つ決意をしてくれてホッとしました。
今回は軍議をしたり義経を止めたり、郎党も活躍していて嬉しかったです。
義経主従の絆、固くて嬉しいです(涙)。
手古奈と郎党との再会には驚きました。
次郎ったら自惚れ過ぎ(笑)。
でも、マジで手古奈が好きなのかな〜(汗)。
郎党達と手古奈って、そんなに長い時間一緒にいたわけではないのに、仲良し状態なんですね。
ちょっとビックリです(笑)。
手古奈は原作通りみたいで嬉しいです。
以下は原作のネタバレなのでネタバレOKの方は反転させてください。
原作では、この後また時子の元に戻って、壇ノ浦前に暇を出されて、壇ノ浦の平家滅亡をお徳らと共に高台から見届けるんですよね。
原作の手古奈の出番はそこまでなので、その後に都で伊勢さんと・・・と妄想しちゃったんですけど(爆)。
今回の伊勢さん。
すっかり物見役が定着しているようで、大変嬉しいです。
長髪似合う〜。カッコイイ〜(涙)。
できれば、伊勢さんが「都での乱暴狼藉は甚だしく」と言った時に、忠信の顔を映して欲しかったです(笑)。

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2005年6月26日放送
第二十五回「義仲最期」

今回の主役の義仲ですが、壮絶な最期でした。
このドラマの今までを考えれば、もっとぼやかした感じの最期かな〜と思っていたので、義仲と兼平の死に様にはちょっと驚きました。
特に「鎧が重い」というセリフや兼平の死に様など、「平家物語」に忠実な部分があったのにはビックリ。
いや、このドラマ、結構好き勝手やってるから(笑)。
義仲と巴の別れの場面はとても良かったです。
その後すぐの、巴の敵を薙ぎ倒す化け物並みの強さには笑ってしまいましたが。
宇治川の合戦の場面は案の定、有名な景季と佐々木高綱の先陣争い無しでした。
戦いは殆ど義経主従のアップでしたが、郎党ファンには嬉しかったです。
景季がすっかり義経主従の一員となって戦ってるのには笑いました。
ただ弓引くシーンは、伊勢さんのすぐ後でなくもっと前にしてあげれば良かったのに・・・(ちょっと毒)。
第1話の一ノ谷に続いて、今回も次郎の網攻撃出ましたね〜(笑)。
兜ズレまくりでも頑張ってるところが良かったです。
喜三太が馬に乗って太刀で戦ってるのは驚きました。
義経の殺陣は動きが早くてキレイで、思わず見とれてしまいました。
ちょっとだけあった平家の場面では、1人だけセリフ無しの重衡が不憫でした(笑)。
さて、「義経」陰の主役の法皇様ですが、義経のこと見過ぎです。
義経の人となりを観察しているとはいえ、ちょっと違う意味もあるのではと勘繰ってしまうほどです(汗)。
短時間ですっかり法皇のお気に入り状態の義経。
さすがオヤジキラーです(笑)。
久しぶりに登場した吉次とあかねですが、まさか吉次の家にあの屏風があるとは思いませんでした。
そして、穴が開いたままなのにビックリ!
修理してなかったんですね〜(汗)。
何となくですか、この屏風はこの先も出てくるような気がします。
トラブルメーカーの行家ですが、さすが変わり身が早い!
あまりにも露骨過ぎて憎めないわ〜(笑)。
珍しく憤る義経にビックリして、「義仲・・・殿は」と言うところは笑わせていただきました。
蛭子さんの一条長成さん、義経のことを我が子同然と思ってくれてるなんて本当に良い人ですね〜(涙)。
久しぶりに登場の常盤御前、相変わらずキレイです。
義経と常盤の場面は、2人のアップの連続でちょっと笑ってしまいました。
でも、義経が常盤の前では、子供の表情や話し方になっていたのには感心しました。
今回1番笑ったのは、義経が常盤に郎党を紹介するところ。
伊勢さんのことをさすがに「元盗賊」とは言えないだろうけど、「いささか訳のある」って(笑)。
「父の郎党の子」って言えば良いのに。
それとも2人の間では、義朝は禁句なのでしょうか?(笑)
立派になった義経を、義朝ではなく清盛に見せたかったって言ってましたし・・・(汗)。
今回の伊勢さん。
喜三太を助けて弓を射る伊勢さん、すっごくカッコイイ!
ただ、宇治川から都に入ってすぐ戦う場面、義経主従1人ずつアップで殺陣があったのに、伊勢さんだけ無かったのが気になりました。
殺陣の経験が無いことがバレたのでしょうか(笑)。
妖怪2人組を見つけて驚く伊勢さんにも笑いました。
そりゃ驚くよ〜(笑)。

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2005年7月3日放送
第二十六回「修羅の道へ」

久しぶりにOP曲前の解説コーナーにお遊び登場。
「歓迎、義経様御一行」って(笑)。
そして、今回は、前回のおさらいからスタート。
いきなり義仲に情をかけている義経には、ヒヤヒヤしました。
範頼は義経に対してまだ寛容だから責めたりはしませんが、案の定景時から頼朝にチクリが(笑)。
義仲の晒し首の場面の巴の変わりようにはビックリしました。
あれは自然にああなったのか、変装なのか解りませんが・・・(汗)。
巴に自分の事を恨むように言う義経は良かったですが、義高のことを安請け合いするのは如何なものか?(笑)
久しぶりに登場の師の御坊の覚日律師。
2人のやりとり、とても良かったです。
義経の言ってることは、相変わらず甘いですけど(笑)。
師の御坊は義経のことが本当に可愛いんだな〜と伝わってきました。
義高くんは、本当に可愛いですね〜(涙)。
1人でこっそりと泣いてる場面を見て、思わず泣いてしまいました。
同じ年齢とはいえ、あの時の頼朝と比べてはダメですよね〜。
大姫が見事に体半分だけ見えているのには笑ってしまいましたが、義高が泣いている理由を聞かれた時の頼朝の表情は良かったです。
理の頼朝も、ちゃんと情を持っているという感じが良く出ていました。
頼朝を囲んだ三種の神器に関する会議はゾクゾクしました。
やはり、あの法皇様に対抗するにはこれくらい考えないとね〜。
対する法皇様は、今回は出番が少ないのにインパクト大。
御簾の向こうから舐め回すように義経を見てます(笑)。
それで、すっかり義経の操縦法を解っているところはさすがです。
迎えに現れた喜三太の「あかね様が」というのを聞いて微笑む義経には、ちょっとクラッときました(笑)。
あの微笑みはすっごくステキでした!(汗)
弁慶ご本人がムック本で「自分はツッコミ」発言をされていましたが、どう見ても弁慶は天然ボケのような気がします(笑)。
空気が読めずに、皆から突っ込まれてばかり。
そして、もう1人の天然ボケの忠信。
皆が静御前をと勧める中、ボケ発言をして面白かったです。
伊勢さんの「義経くん、何とか言いなよ」という袖引っ張りで気付く義経も、ちょっと天然ぎみ(笑)。
今のところ義経主従7人中、ボケ3人ツッコミ4人という図ですね。
久しぶり登場の静御前。
鎌倉では千鳥のことを呼び捨てだったのに、今回は様付けなのは何故?(笑)
伊勢さん達を注意する静御前に、嬉しい表情の義経には笑いました。
でも、笛の演奏の邪魔されると怒るんだよね〜(笑)。
静御前の母上の磯禅師の床嶋さんがキレイで、ちょっとウットリしました。
今回のタイトル「修羅の道へ」の、もう1つの意味と勝手に解釈している義経を巡る三角関係。
喜三太を入れれば四角関係ですが(笑)。
うつぼの後でワタワタしてるサブちゃんジロちゃんと、うつぼに睨まれている喜三太が可愛かったです。
静御前がうつぼに対して動じないのは愛されてる自信かな〜(汗)。
ところで、静御前の唄が吹き替えだったのは、「赤い疑惑」の唄が原因ですか?(爆)
うつぼがどうして静御前の面倒を見る気になったのも解せません。
個人的には、静御前にもうつぼに対しても何とも思いません。
伊勢さん中心でドラマを見ている私にとってのヒロインは、義経だから(笑)。
今回は忠信の唄がお披露目。
といっても「はなはだ」ばっかりなんですけど(笑)。
ほろ酔い状態の弁慶、可愛いですね〜。
佐藤兄弟の変に固い動きの踊りには笑いました。
踊りにも性格が出るのね(笑)。
義経と静御前だけでなく、見てるこちらもこのような日々が続くように望んでしまうステキなシーンでした(涙)。
日頃はおもしろ集団の郎党も、いざ戦となるとビシッと仕事をするところが格好良かったです。
今回の伊勢さん。
ツボが結構あって嬉しかったです(涙)。
義経くんの袖ツンツンに、静御前に注意されての「はい」。
TVに向かって「可愛い〜!」と何度叫んだことか(笑)。
人を励ましたり気持ちが高揚したりとテンションが高い時の伊勢さんと、物見の報告をしたり戦ったりと真面目な伊勢さんの間の素の伊勢さん。
あんな伊勢さん、初めて見たよ(涙)。
穏やかですっごく可愛い!
隣の次郎も自然な感じで可愛いかった〜。
そして、出陣する義経を迎えに登場する時の格好良い事!
もちろん、伊勢さん以外の郎党も格好良いけど、伊勢さんの場合は普段のおちゃらけの分だけ格好良さが際立つと思うのは、南原さんファンだけ?(汗)
次回はいよいよ一ノ谷の合戦。
とても楽しみです♪

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2005年7月10日放送
第二十七回「一の谷の奇跡」

今回は義経が歴史の表舞台に登場した一ノ谷の合戦。
1話で全部入るのかな〜と思っていたのですが、あれだけ有名なエピソードを端折れば大丈夫ですね(笑)。
「平家物語」ではなく「義経」なんですから、知盛の嫡男が知盛を庇って討死したとか、重衡が乳母子の後藤兵衛盛長と逃げる途中に馬に矢が当たって落馬して盛長だけ逃げたとか、熊谷次郎直実が自分の子供と同じ年頃の敦盛を泣く泣く討ったとか、梶原景時が息子の景季と景高を救いに敵陣に向かった「梶原の2度駆け」などやらなくても支障ないんですよね〜(毒)。
私も子供の頃から長い間大河ドラマを見ているので、歴史と違うとか原作と違うなんて言ってたら大河ドラマなんて見れないということは良〜く解ってます(涙)。

今回見ていて悲鳴を上げてしまったのが、陰の主役の法皇様。
何なんだ〜、あの謡いながらのニヤリは(笑)。
あんな顔する法皇様には、義経や平家は絶対勝てないって!
当たり前ですが、今回は盛盛ブラザーズの出番が多くて嬉しかったです。
矢合わせの日を当てた宗盛ですが、考え方はかなり甘いですよね。
清盛の法要があるからなんて、源氏側には関係ないと思うんですが(笑)。
知盛は、西へ向かう三草山に兵を置くことも考えたりとホントに優秀です。
夜襲の後に三草山に兵を向かわせないところも素晴らしい。
でも法皇様には騙されちゃうんだよね〜(涙)。
騙されても法皇を信じてしまう宗盛の哀れなところが良く出ていました。
法皇が実の父だと思ってたのだから仕方ないですよね。
維盛の弟の資盛のヘタレっぷりには笑いました。
夜襲で逃げるのは良いとしても、一ノ谷じゃなくて屋島に逃げちゃダメだよ〜(笑)。
重衡と義経の対面というか再会は、良いシーンでした。
前回、自分が面倒を見ると義経に宣言したうつぼが、静御前のもとを訪ねる場面は必要だったのでしょうか?
でも2人の間に、小さな火花が散っているのが見えた気がして面白かったです(笑)。
NHKのサイトなどによると、一ノ谷の合戦の場面はロケ部分が去年、スタジオ部分が最近の撮影なんですね。
第1話の未公開映像もかなり出ていましたが、笑ってしまったのは第1話では殆ど映ってなかった佐藤兄弟。
当時は違和感がなかったのですが、今はたくさん映って当たり前と思うからスゴイ!
崖を下ると言い出した義経に、異を唱えずに従う郎党が不自然に感じないのも、半年近くじっくりと義経と郎党との絆を描いてきた結果なんですね〜(涙)。
安徳帝が、合戦が始まってから幼くなっていたのはご愛嬌。
子供は成長早いから(笑)。
イヤミを言いに登場する景時ですが、「これがグループショットのあの場面」と思うと笑いが止まらなかったです。
笑ったといえば、三草山の手前でいきなり敵の気配を察する義経。
さすが天狗の弟子(笑)。
でも、三草山への夜襲の場面はすごく良かったです。
音楽の盛り上げもあって、見ていてゾクゾクしました。
「陣を見れば思惑が解る、思惑が解れば対策も立てられる」というのを聞いて、すぐ「六韜・三略」と答える弁慶にはビックリしました。
弁慶、博識過ぎだよ〜(笑)。
鐘太鼓を指揮する弁慶は子供みたいに楽しそうで、そのギャップに笑ってしまいました。
伊勢さんと次郎を物見に行かせる時の「三郎次郎」というのはコンビ名?
喜三太も言ってたし、義経主従に浸透しているのか(笑)。
今回初登場は、鷲尾三郎と妹のまごめ。
まごめには、名前の横にハートマークを付けたくなる私(笑)。
男の子みたいで可愛いです。
鷲尾三郎もいかにも猟師という感じで合ってますね〜。
三郎が2人というのを、ちゃんと次郎と弁慶のやり取りで表していたのには感心しました。
でも、継信も三郎なので、本当は3人(笑)。
一ノ谷での義経の殺陣は、動きが早くてキレイでステキでした。
今回の伊勢さん。
今回は郎党の中でも次郎と共に大活躍(喜)。
歳の差か、日頃の鍛錬の差か、鎧の重さのせいか解りませんが、まごめの後をヘロヘロになって走る伊勢さんが可愛かったです(笑)。
第1話で放送された火矢を射る場面だけでなく、首をへし折るという場面があって思わず笑ってしまいました。
そういえば、「土スタ」に出演した時の一ノ谷ロケの映像で、うじきさんと黛ディレクターと「関節技を」という会話をしてましたね〜。
ちゃんと採用されて良かったです(笑)。
三草山夜討ちで、火矢を射る伊勢さんの格好良いこと!
景季の「ご武運を」に「心得て候」と答えるアップもカッコイイ〜。
凱旋する時に1人だけ笑い過ぎの伊勢さんは、らしいと言えばらしいです(笑)。
嬉しいのは解るけどストレート過ぎです。でも可愛い(笑)。
次回は義高の悲劇ですか。
泣かされちゃうんだろな〜(汗)。

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